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 毎日新聞16年12月11日
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 たかまつミライエ(松島町一丁目) 11月23日オープン。
 1・3・4・5階こども未来館。5階にはプラネタリウムと平和記念館がある。
 2階図書館
 6階男女共同参画センター
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 6階のテーブルで何人かの中高校生が勉強をしていた。
 高松中央図書館もスペースがあるのだから、自習コーナーを設けるべきである。
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6階から高松市街東側を望む。遠景の山は屋島。左5分の1の遠景の白い大きなビルは香川県立中央病院。





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 前鹿児島県知事の「女性にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になる」というおバカ発言にも腹が立つが、薄っぺらいジェンダー論を開陳する輩(やから)にも強い違和感を覚える。正解はなかなか見つからないが、かねてから生物学者の意見には敬意を払ってきた。

 毎日新聞12月11日「時代の風」欄、総合研究大学院大教授・長谷川眞理子さんのコラムを抜粋してご紹介します。


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 自由・平等・福祉の論じ方
 生物的性差 基礎知識に


 クジャクというと、普通は誰もが雄のクジャクを思い浮かべるだろう。もしかすると、雌のクジャクがどんな姿をしているか、思い描けない人さえおられるかもしれない。雌には派手な飾り羽はなく、全体の色も地味である。

 雄のクジャクの飾り羽は雌に対する求愛のディスプレイーのためだけのものだ。それ以外の意味はない。雌はあんな羽なしでも十分に生きていけるのだから、「生きる」という意味での機能はないのである。

 配偶の季節になると、雄は朝から晩まで羽を広げて震わせ、雌を誘う。スーパーの袋が風に飛ばされて来ただけでも、それに対して羽を震わせる。

 雌は、そんな雄たちを横目で見ながら餌をついばみ、ほとんどの雄の努力を無視する。配偶すると決めたら、意中の雄のところに一直線。あとはひとり卵を産んで、ひとりでヒナを育てる。父親である雄とのつきあいなど一切なく、雄も、「父親」という感覚とは全く無縁だ。


 ニホンザルの群れには「ボス」という雄ザルがいて、この雄ザルが群れを取り仕切っていると、よく言われる。しかし、本当のところ、ニホンザルの集団の核は雌たちであり、おとなの雄は、いろいろなところからやってきた寄せ集めだ。群れで生まれ育った雌たちのグループが受け入れてくれる限りはよいが、そうでもなくなると、雄たちはまた群れを出てどこかに行ってしまう。雄とは、そんな流浪の存在である。

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 私は長らく、いろいろな動物の野生状態における配偶と繁殖の行動を研究してきた。ニホンザル、チンパンジー、シカ、ヒツジ、クジャク。私の研究対象は大型の脊椎動物ばかりだが、小さな無脊椎動物についても、雄と雌の区別がある動物の行動については、常に広く研究結果を把握してきた。そうして思うのは、雄と雌とは、種は同じであっても、全く異なる戦略の動物だということである。

 私の世代のフェミニストたちは、普通、シモーヌ・ド・ボーボワールの「第二の性」を出発点とし、この書をフェミニズムの一種の「聖典」としてきた。しかし、学部の3年生から野生ニホンザルの繁殖行動を観察してきた私には、一方で、おおいに共感する論点はあるものの、なんともぬぐい去ることのできない違和感も持った。

 
 生物が増えていくには自分自身を分裂させればよいので、雄と雌はいらない。そのようにして雌雄の区別なしで増えることを無性生殖と呼ぶ。これが原初の姿であった。それが栄養をたっぷり持っているが、数は少ない「卵」というものを生産する個体と、栄養は全くなく、速く動き、短命だが数だけは膨大にある「精子」というものを生産する個体とに分かれた時、有性生殖が始まった。前者が雌で後者が雄である。

 しかし、受精のためには卵も精子も一つずつしかいらないので、数にアンバランスが生じた。精子は、卵をめがけて競争し、卵は最適な精子を選抜する。そこで、大量に余っている精子を生産すると、栄養をたっぷり与えた少数の卵を生産するとでは、とるべき最適戦略が異なるのである。だから、雄と雌はあらゆる面で異なってくる

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 ヒトも有性生殖生物の一員なので、10億年余りという有性生殖の進化史を背負っているそれを無視して、ここ数百年の文化的なジェンダー概念だけで男女差別などを論じることに、私は生物学者として違和感を覚えるのだ。

 男と女は決して同じ存在ではない。生物学的な違いとその存在理由を理解することは、男女の平等や働き方や子育て支援政策などを考える上で、基本的な知識であると思う。

 ヒトにはヒトの進化史があり、男と女がおかれてきた繁殖の環境は、クジャクともチンパンジーとも異なる。だから、ヒトの進化史における男と女のあり方を知らねばならない。一方、ヒトは「自由」や「平等」や「福祉」といった抽象概念を価値あるものと考えて社会を作ってきた。これらを尊重しようとするなら、生物的存在としての性差を知った上で、それらの実現をめざす方策を考えるべきだと思うのである。


以上

 

われわれは破れた靴下である

われわれは破れた靴下である
 福岡県玄界灘の相島(あいのしま)は猫島として有名。約100匹の猫がいる。
われわれは破れた靴下である
 この白い猫は、島一番のモテ猫。8匹のオスが求愛している。
われわれは破れた靴下である
 まさに「猫可愛がり」
われわれは破れた靴下である
 トビやオス猫に狙われているので、母猫は目が離せない。
われわれは破れた靴下である
 (文春文庫) 20数年前に単行本(平凡社)を読んで感動した覚えがある。日本のサル学はたいしたものである(下巻のカバー写真がハヌマンラングール)。
われわれは破れた靴下である
 私の聖書





 われわれは破れた靴下である


 11月20日(日)19時30分からのNHK「ダーウィンが来た!」がよかった。「潜入!秘密のネコワールド」。福岡県沖合8キロ、船で20分の相島(あいのしま)の猫たちを追ったもの。


 猫たちが可愛かったのは勿論、2つの点を再確認した。


 島一番のモテ猫(白)は8匹のオス猫から求愛されていたが、最終的にメス猫が選んだのは「よそ者の家猫」であった。

 中学生のときに読んだ本に、「われわれは破れた靴下のようなものである。近親者同士が結婚すると、破れた箇所が同じような場所にあり、欠陥が発現しやすい。ある程度離れた者同士だとお互いが破れをカバーする可能性が高いので、離れた者同士が結婚したほうがよい」、と書いてあった。

 その後、「破れた靴下」という表現は聞かないので、何か不都合があるのかもしれないが、私は信じている。16年11月3日のブログ「女と男」で、「女は男の免疫の型が、男は女の排卵期が、においでわかる」(竹内久美子さん)ことをご紹介した。

 われわれは、無意識のうちに、自分と違った(免疫の)型の持ち主を選ぶように出来ているようである。

 ウソかまことかは分からないが、男が平家の落人の里に迷い込んだら、夜、「お情けを」と言って、妙齢の美女が同衾してくるという話を読んだことがある。アラスカのイヌイット(エスキモー)も、女性が同衾して歓待することがあるという話を聞いたことがある。経験的に、狭い仲間内で、血が濃くなると不味いことが起こり易いことを知っていて、そうするのかもしれない。


 もう1点は、憂鬱な話ではあるが、〈子殺し〉のことである。

 私が動物の〈子殺し〉をはじめて知ったのは、立花隆さんの「サル学の現在」による。こうある。

 「京都大学霊長類研究所の杉山幸丸教授は、世界ではじめて、サルの〈子殺し〉行動を発見した人として、国際的に有名である」「子殺しというショッキングな事実が発見されたのは、インドに広く生息しているハヌマンラングールというサルにおいてである」

 その後、ライオンチンパンジーでも同じようなことがあるのを知った。ネコも同様であるのは、この「ダーウィン」で知った。母猫が目を離した隙に子猫がオスに殺された。

 なぜ、オスは子殺しをするのか自分の遺伝子を残すためである。

 以前、毎日新聞仲畑流万能川柳の秀句、「赤ちゃんの泣き声で乳張る不思議」(さいたま ぴっぴさん)をご紹介した。

 メスは授乳の対象がいなくなると発情し、オスを受け入れる


 遺伝子の最大の課題は、「生き続けること」。できれば永遠に生き続けたい。しかしそれは不可能(ガンも老化が原因)。だから、コピーを作ろうとして、「生殖(うみふやすこと)」に励む。われわれは、遺伝子にかなりの部分操(あやつ)られている


以上


女と男

女と男
 女性セブン16年11月3日号
 たまたま喫茶店で読むものがなかったので女性週刊誌のページを繰っていたら、竹内久美子さんの名があった。読んでみたら、面白かった。さすが竹内さん。
女と男
 四国新聞16年11月1日
 生命は実に精妙。科学でどれだけ解明できているのか?
女と男
 毎日新聞16年10月31日
 私はこの2人の恋を応援している。しかしこのハル君は野暮天だなー。
女と男
 「校閲ガール」 宮本あや子さん(角川文庫) 605円(未読)
 日本テレビ系「地味にスゴイ! 校閲ガール」を見ながらこのブログを書いている。原則、連続ドラマは見ないことにしている。しかし、「校閲」という仕事に興味があり1話を見たら面白く、ほとんど見るようになってしまった。ファッションもいい。





 女と男


 女性セブン11月3日号、竹内久美子さんの「悩む門には福きたる」欄を抜粋してご紹介します。


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 女は男の免疫の型が、男は女の排卵期が、においでわかるなんて!


【悩】 女性は男性のにおいをよいと感じたら、免疫の型が自分と重なりがないか、少ない。女性はにおいによってなるべく免疫の型が違う相手を選んでいるという話を聞いたことがあります。本当にそんなことが可能ですか?ウソですよね?(29才・一応彼氏います)



【答】 ウソみたいな話ですが、本当です。そして有名な研究です。

 1995年、スイス、ベルン大学のC・ヴェーデキントは、男子学生にTシャツを2晩続けて着て寝てもらい、体のにおいを染みこませました。

 このとき本人のにおいだけを吸収したいので、においのきつい食べ物、お酒、たばこは禁止。誰かと添い寝するのもダメ。

 そうして集められたTシャツを女子学生たちがクンクンと嗅ぐのですが、排卵期にある場合には、免疫の型であるHLA(MHCとも言う。臓器移植のときなどに問題になる)の、自分との重なりが少ない相手のにおいをよいと評価しました。

 そして重なりの多い相手のにおいはよくないと評価。つまりにおいのよさから、なるべく型の重なりの少ない相手を選び、その相手との間にできた子にHLAの型のヴァリエーションを多くする。そうすれば、子は病原体と有利に戦えるというわけなのです。

 ちなみに非排卵期にはこういう判断は鈍り、ピルを服用していると、服用していない女たちとは正反対の評価を下しました。


 実は男も、知りたい情報をにおいによって得ていることがわかりました。
 相手の女が今、排卵期にあるかどうかです。その研究の際にもやはりTシャツが活躍します。

 2001年、アメリカ、テキサス大学のD・シンらは、月経周期が規則的で(周期が28プラスマイナス2日)、ピルを服用していない女子学生を選びました。

そして月経初日を0日として、13、14、15日の3日間を排卵期とし、3晩連続で同じTシャツを着て寝てもらう。20,21,22日を非排卵期とし、3晩連続で同じTシャツ(といっても排卵期とは別の)を着て寝てもらいます。

 これらのTシャツは、昼間はそれぞれ密封できるポリ袋に入れておき、においを吸収したあとは冷凍保存をします。食べ物、酒など、においの制限はTシャツを着て寝る日、計6日間です。

 そうして常温にして解凍されたTシャツを、今度は男子学生たちがクンクンと嗅ぎます。彼らは、においの「強さ」「心地よさ」「セクシーさ」について評価を下すのですが、「強さ」は排卵期かどうかで差なし、しかし「心地よさ」「セクシーさ」については排卵期のものに高い評価が下されました。

 人間の女は、チンパンジーのメスの腫れあがったお尻の性皮のように妊娠のしやすさを大宣伝はしません。排卵は隠すと言われてきました。

 しかし実際には、排卵期によいにおいを放っていたのです。


以上


生き物の性生活

生き物の性生活
 週刊現代16年11月12日号
生き物の性生活
生き物の性生活
生き物の性生活
生き物の性生活
生き物の性生活
生き物の性生活





 生き物の性生活


 今日久しぶりに、お昼に喫茶店に行って週刊現代を読んだ。最新号(2016年11月12日号)である。サラリーマン時代に何事もS・A・B・C・Dで5段階評価する癖がついた。私的にはS記事が1本だけあった。あとはどうでもいい。購入した。

 「今週のへえ~、そうなんだ」という欄である。『生きものたちの秘められた性生活』 ジュールズ・ハワード著(KADOKAWA)1900円をネタ本にしたコラムである。抜粋してご紹介します。


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 カモは、鳥類にないはずのペニスを持ち、しかも生え変わる


 子孫を残すうえで性交が欠かせないのは、人間を含めた多くの生き物に共通する。だがその方法は、それぞれの生き物の生活環境や進化の仕方によって、大きく異なる。

 
 例えば、トラの繁殖期は、一般的に2月から5月にかけての、わずか数日だけ。この間に、トラは約2日間で100回以上の交尾を行うという。妊娠成功率が低いので、回数で補っているというのが学説だ。

 
 また。鳥類のなかで珍しい生殖を見せるのがカモ。カモは本来鳥類にないはずのペニスを持ち、それが大きく膨張するのだが、大きさが半端ではない。ヨーロッパに生息する体長40㎝ほどのアカオタテガモの場合、繁殖時にはペニスが体長の半分、20㎝に到達するまでの大きさになる。

 しかも、このカモのペニスは毎年生え変わることが確認されている。繁殖期の終わりには萎み、次の繁殖期が始まるとまた再生する。

 ある研究によれば、オスが他の個体と激しく競争しなくてはならない環境に置かれるほど、ペニスが大きくなるという結果が出ており、競争に勝ち抜くために生殖器が進化を遂げたことがわかる。


 海洋生物にも面白い生殖を行う生き物がいる。

 例えば、チョウチンアンコウの仲間であるビワアンコウ。深海で暮らしているが、メスが最大120㎝程なのに対し、オスは最大でも15㎝程にしか成長しない。

 広い深海に棲むアンコウにとって、同じ種類の異性と遭遇する機会は極めて稀。そのため、オスはメスを見かけたら千載一遇のチャンスを掴むべく、メスに噛み付く。これが、アンコウの生殖行為の始まりだ。

 噛み付いたオスの唇とメスの皮膚は徐々に融合。最終的には血管までもがつながり、2匹は栄養も共有するようになる。やがて、オスの体は吸収され、最終的に肥大化した精巣だけが残る。オスは、子孫を残すための「器官」だけになるのだ。


 やはりどんな動物であれ、新たな生命を繋ぐメスのほうが強いのかもしれない。   (岡さん)


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 「まとめ知識」を抜粋

 意外と知らない生き物の性生活

亀のペニスは頭より大きい
 甲羅の長さの半分以上の大きさがあり普段は体の中に収納されている。

クジラの射精量
 ミナミセミクジラのペニスは2.5mもあり1回の射精量は1トンを超える。

最も交尾時間が長い生き物
 ガラガラヘビ。いちど交尾を始めると、23時間近く絡み合って離れない。


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(感想・意見など)
  
 現存する生き物は、すべて生存競争の勝者。生き残ってきたのには理由がある。
 しかし、生まれ変わっても、ビワアンコウのオスだけにはなりたくない。恐怖!!


 「てっちゃん 雑文集」で、2011年8月2日の「生存と繁殖」、2016年2月3日の「男は繊細で哀れな存在」などをご覧下さい。


以上


男は繊細で哀れな存在

男は繊細で哀れな存在
 朝日16年1月28日
男は繊細で哀れな存在
 朝日i16年2月3日
男は繊細で哀れな存在
 讀賣16年2月3日
男は繊細で哀れな存在
 隣家の梅




 男は繊細で哀れな存在


 今日もいつものフィットネスクラブに行ってきた。水中ウオーキング→ストレッチ→ジャグジー→水泳がいつものパターン。残念ながら水中ウオーキングのコースに「オバタリアン1号」がいた。相変わらず誰かを捕まえて大きな声でしゃべくりまわっている。幸いなことに「―2号」「―3号」はいなかった。大きなダミ声があまり聞こえないように両耳に耳栓をきつく入れてプールに入った。

 ひどい時には、3人、2人、2人、2人、1人(私)の時があり、その中に1号、2号、3号がいた。。複数のおばちゃん同士がつるんで、前後になっておしゃべりしながらウォーキングしている。おしゃべりしているから歩みは遅くなる。コースは2㍍×25㍍。こうなると運動どころではない。

 さすがにこの時はアタマにきて、スタッフに何とかしてくれと頼んだ。しかし、困った顔をするだけ。以前何回か提案箱に改善提案メモを入れたが、なしのつぶて。それでなくとも競争が厳しいのに、おばちゃんたちにごそっと逃げられたらクラブも困るのだろう。
 
 男性の利用者は困った顔をしながらウォーキングしたり、舌打ちして水泳のコースに移る人もいる。誰もおばちゃんたちに抗議しない。おばちゃんたちはひとの迷惑も顧みず、傍若無人にペチャクチャペチャクチャ、1時間もやっているおばちゃんもいる。足腰は強くならず、口の筋肉ばかり強化している。

 「世の中にたえておばちゃんなかりせば 春の心はのどけからまし」


 実を言うと、今回のSMAP騒動は予測できていた。ふつう私は芸能情報は読まないのだが、何か惹かれるものがあったのだろう、1年くらい前の週刊文春は読んだ。メリー副社長(89歳)が強烈だった記憶がある。

 「だってSMAPは踊れないじゃない」
 「ちょっと飯島呼んでくれない。いま飯島呼んで!」(飯島マネージャは30分後に駆けつけた)
 「対立するならSMAPを連れて出ていきなさい!」 などなど。

 まさに女帝。天下無双。この世に怖いものなし

 世の中はある程度「無理が通れば道理が引っ込む」。しかし、その不満はマグマのように膨らみ、いつかは爆発する。私は、メリーさんの歳が歳なので、数年内に娘のジュリー副社長が後を継いだ時、帝国の解体が始まるとみていた。本当の内情は分からないが、飯島さんも我慢の限界がきたか、58歳という年齢も関係していたかもしれない(あと何年も待てない)。ジャニーズ事務所は、ヤマダやワタミなどと同じブラック企業である。

 
 主題から少し外れるが、今日の朝日新聞「折々のことば」鷲田清一さん選)は哲学者の梅原猛さん。

 「創造者というものは一種のを自分の中にもっていなかったならばすぐれた仕事はできない」
 
 「訳もわからないまま内から激しく突き上げてくるものに身を開いておかないと、人は何かを創ることができない」

 成功した創業者は何千人、何万人、何十万人に一人のひとである。凄まじい努力と苦労をしている。それを他人(凡人)に求め始めた時から帝国は崩壊し始める。


 主題に戻る。朝日新聞1月28日敬愛する生物学者「福岡伸一の動的平衡」をご紹介します。


 哀れ 男という「現象」


 ボーボワールは「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」と言ったが、生物学的には「ヒトは男に生まれるのではない、男になるのだ」という方が正しい。

 生命の基本形は女性である。そもそも38億年にわたる生命進化のうち、最初の30億年は女だけでこと足りた。男は必要なかった。誰の手も借りず女は女を産めた。その縦糸だけで生命は立派に紡がれてきた。

 でも女は欲張りだった。自分のものは自分のもの。他人の美しさもほしい。かくして縦糸と縦糸をつなぐ横糸が生み出された。遺伝子の運び屋としての〝男〟。単なる使いっ走りでよいので、女を作り変えて男にした。

 ちょいちょいと手を加えた急造品。たとえば男性の機微な場所にある筋(俗に蟻の門渡りなどと呼ばれる)はその時の縫い跡である。
 
 コンピューターをカスタマイズしすぎるとフリーズしたり、故障したりしやすくなる。それと同様、基本仕様を逸脱したもの=男、は壊れやすい。威張ってはいるが実は脆い病気にないやすいし、ストレスにも弱い。寿命も短い

 その証拠に、人口統計を見ると、男性に比べ圧倒的に女性が多い死因は「老衰」だけである。つまり大半の男は天寿を全うする前に息絶える

 哀れなり。敬愛する多田富雄はこう言っていた。女は存在、男は現象


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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