法律、裁判はいい加減

法律、裁判はいい加減
 讀賣新聞17年5月25日
法律、裁判はいい加減
 野田池 柵などない。
法律、裁判はいい加減
 半田池 柵などない。注意書きのみ。
法律、裁判はいい加減
 友常池 同上。
法律、裁判はいい加減
 こういう水路が至る所にある。防護柵はない。
法律、裁判はいい加減
 本津川。交通量の多いところだけガード柵がある。
法律、裁判はいい加減
 香東川(こうとうがわ)の河川敷で遊ぶ小学生。防護柵はない。
法律、裁判はいい加減
 わが家の庭には何匹かの猫が自由に出入りしている。
法律、裁判はいい加減
 ヨドコウ物置の下に3匹の子猫がいた。
法律、裁判はいい加減
 2日間ほど子猫を見かけたが、今夕帰ってきたら、いなくなっていた。昨日かまい過ぎて、親猫が心配してどこかへ連れて行ったのかも。





  法律、裁判はいい加減


 最近、〝法律や裁判はいい加減だな〟と思う事例があった。もとより、1+1=2、2×3=6など、厳密なことは期待していない。しかし、それにしても、と思わされた。

 讀賣新聞5月25日の記事を抜粋してご紹介します。


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 ため池5歳死亡 賠償命令
 高松地裁判決 「管理者は土地改良区」


 香川県三豊(みとよ)市のため池で2015年3月、矢野龍毅ちゃん(当時5歳)が溺死したのは安全対策が不自由だったためとして、父親の雅一さん(47)が県と市、地元の豊中町土地改良区などに約3000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、高松地裁(森実将人裁判長)は24日、土地改良区に約1100万円の支払いを命じた


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(感想・意見など)

 香川県には14000~16000のため池がある。なぜそんなにいい加減な数なのかというと、みかん山などに個人所有の小さなため池があったりするからである。数では日本3位、単位面積当たりでは1位(香川県の特徴は、面積最小で降水量が少ないこと)。私の家を中心に半径500メートルくらいですぐにため池5つくらいは思いつく。そして、写真のように、ため池に安全柵などまずない。費用的に引き合わない

 水路も、基本的には柵はない。川にあるガード柵は、主としてのクルマためである。

 実際、水路でクルマが脱輪したり、自転車で落ち込んだり、散歩中に落ちて入院した、という話は結構聞く。近所のおばあさんも三輪自転車で2度水路に落ち、2度目にそれが原因で寝つき、しばらくして亡くなった。それでもどこかを訴えたという話は聞かない。ほとんどの人が、ため池も、水路も、も、そういうものだと思っている。すべてに柵を設けることは不可能なことを知っている。


 この例が特殊だと思われるのは、①2010年に姉(当時3歳)が同じように死亡していること、②そのためフェンスが設置されていること(普通、ため池にフェンスは設置していない)。先の事件があったためフェンスを設置したが、たまたま東側の一部のフェンスが設置していないところから弟は入り、死亡した。

 ここから先は全くの私の推測であるが、裁判官が、姉・弟2人を亡くした親に同情したこと、土地改良区の財政が豊かで、弔慰金としてそれくらいは出せるだろうと判断したのではないか(私が自治会長をしていたとき、他の自治会長数人から土地改良区とか水利組合は財政が豊かだと聞いたことがある。私は商店街で育ったので、こういうことが分からない)。

 判決の形をとっているが、「和解」と言えなくもない。ただ、控訴の途は残されている。まだ確定判決ではない。


以上


死刑制度はやむを得ない

死刑制度はやむを得ない
 読売新聞16年9月25日
 日弁連は死刑制度を廃止しようとしているが、世論調査では8割以上が「死刑制度はやむを得ない」。
死刑制度はやむを得ない
 四国新聞16年10月8日
死刑制度はやむを得ない
 週刊新潮9月22日号
 お馴染み高山正之さんの「変見自在」
死刑制度はやむを得ない
 ザ・ススキ!
死刑制度はやむを得ない
 このところ天気が悪くてヤーちゃんに会えていなかったが、今朝ガラスと網戸の間に挟まっていたので逃がしてやった。悪さをしないのは知っているので逃げない。むしろ家の中に入ってこようとするので世話が焼ける。
死刑制度はやむを得ない
 読売新聞16年9月7日 『高松港の赤灯台』
 今日10月8日から11月6日まで瀬戸内国際芸術祭・秋会期が始まった。高松港も舞台のひとつ。ぜひお越し下さい。





 死刑制度はやむを得ない


 1989年の女子高生コンクリート詰め殺人事件は世の中を震撼させた。犯人の少年の両親も知っていて何の手も打とうとしなかったのにも驚いた。主犯格は当然死刑になったものと思っていたが、どうやらそうではなかったようである。

 2001年の付属池田小学校事件では、宅間守が小学生8人を刺殺し15人を負傷させた。週刊誌情報では、彼は草むらに女性を引き込んで多数の強姦もしていたようである(親告罪なので表面化し難い)。数多の犯罪を犯し、最期には本人も、自分で自分がどうにもならず、早期の死刑を望んでいたようである。

 日本の裁判にはあるパターンがうかがえる。①1人殺しただけでは死刑にしない②判決は検察求刑の8掛け③少年ならうんと減刑し、「更生して罪を償うように」と付け加える、などである。

 冤罪はあってはならないことである。「疑わしきは被告人の利益に」は当然である。

 しかし、例えば上の2つの事件で、被害者の無念はもちろん、女子高生や池田小学生の家族の立場を慮(おもんばか)ることも非常に大切である。犯罪被害者の家族も被害者である。一生癒せぬ傷が残っているのは間違いない。

 実際に、死刑反対からコペルニクス的転換をした人がいる。昨日テレビでニュースを見ていると、今回の日弁連の動きに対して抗議していた。元日弁連副会長で、全国犯罪被害者の会代表幹事だった(現在は顧問)岡村勲(いさお)弁護士である。彼のような人たちには想像力が欠如しているのか?立場が変わればコロッと変わる。勝手といえば勝手な人たちである。


 週刊新潮9月22日号高山正之さんの「変見自在」を抜粋してご紹介します。


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 ほとぼりは20年


 人権にとても厚い岡村勲弁護士は平成の御代になる少し前に日弁連の副会長に就任した。なってすぐに支那で大事故が起きた。

 高知県は共産党系が教育委員会を握る。だから高校生の修学旅行は支那、別けても南京大虐殺記念館が半ば義務付けられていた。

 高知学芸高校の生徒も上海から蘇州経由の汽車で杭州に向かった
 正面衝突して生徒27人と教師1人が死んだ(88年3月24日)。

 高知出身で、日支友好にも厚い岡村勲が日本側弁護団長として交渉に当たった。
 高知学芸高は知られた進学校だ。将来の逸失利益を含め1人5000万円が提示された。対して支那は同110万円を示した。

 日中友好の岡村は「それを呑もうとした」(当時の運輸相、石原慎太郎)から遺族は怒った。

 すると李鵬が出てきて竹下登に擦り寄って日支友好を繰り返した。おかげで岡村は400万円という超低額でサインできた。
 因みに李鵬はその5年後に「日本はあと20年で消えてなくなる」と豪州で語っている。


 同じころ、東京・若洲の埋め立て地に放置されたドラム缶からコンクリート詰めされた埼玉県立八潮南高校の女子高生(17歳)の遺体が見つかった(89年1月)。

 犯人は足立区の共産党員夫婦の息子、湊某(当時16歳)ら不良仲間5人で、88年11月末、帰宅途中の女子高生の自転車を湊がけり倒して逃げ、そのあと仲間が転んだ彼女を助けるふりをして車で拉致した。

 その日から40余日間、湊の自宅2階に女子高生を監禁し、仲間でかわるがわる輪姦した。この間、湊の父母は何回も彼女の存在に気づきながら放置した。

 彼女が電話で警察に助けを求めようとしたのを機に少年らはライターで手足をあぶり、局所にバットを突っ込むなど虐待をエスカレートさせ、年が明けて間もなく死に至らしめた。

 まるで野獣の犯行に世間は驚愕した。少年たちの弁護には岡村配下の東京弁護士会が当たり、日弁連の理想である少年の更生、共産党への理解を第一にした弁護を進めた。残忍な人殺しでも死刑などもってのほか、将来ある少年には社会復帰を前提に、刑期は短い方が望ましい

 その結果、主犯格を除いて湊某らは5年の刑で娑婆に戻った。うち何人かは婦女暴行やら振り込め詐欺やらで再度捕まった。日弁連は新たな被害が出てもそこまで責任は持たない。


 犯罪者への思いやり一筋に生きた岡村勲は副会長職を退任後、山一證券顧問弁護士に納まった。

 そんなある日、株で損した男が彼の留守宅を訪れて応対に出た夫人(63歳)を刺殺して捕まった(97年10月)

 岡村はその瞬間、日弁連で語ってきた犯罪者への思いやりも死刑反対もすべて投げ捨てた

 彼は東京地裁に妻の遺影を持ち込ませろ、犯人を法廷で面罵させろと要求した。裁判官には死刑を判決しろとせっついた。

 でもそれはあなた方日弁連が「被告の人権を侵害するから」とつい昨日まで認めなかったじゃないか。
 死刑もそう。日弁連は何人殺しても死刑はなし。それで最高裁が「2人殺せば死刑」で妥協してきた。日弁連はそれにも反対したのに今度は1人でも死刑という。裁判官も当惑した。

 しかしほかならぬ同じ法曹仲間だ。いわば身内。検察も裁判所も譲歩して控訴審では遺影持ち込みも被告に語る機会も与えた。

 ただ事件はかっとなってやった故殺ケースだから懲役8年がいいところ。死刑は難しい。結局、最大限の身内配慮で無期懲役に引き上げで勘弁してもらった。


 その日弁連がこの秋の集会で「何人殺しても死刑にしない宣言を出す方針」(朝日新聞)を固めた
 
 日弁連が密かに「1人でも死刑」を支持してから20年経つ。もうほとぼりは冷めたと思ったか

 それとも身内が被害者の場合は死刑ありの補足を付けるつもりか。


以上


日テレ上重聡アナはアウト!

日テレ上重聡アナはアウト
 週刊文春15年4月16日号
日テレ上重聡アナはアウト
日テレ上重聡アナはアウト
 ベントレーの例
日テレ上重聡アナはアウト!
 香東川(こうとうかわ)河口近く




 日テレ上重聡アナはアウト!


 日本テレビの上重 聡アナウンサー(34)が、靴の小売りチェーン「ABCマート」の創業者、三木 正浩氏(59)から昨年3月にタワーマンションの購入資金として無利息で1億7千万円を借りたという。

 また、社内規定によって自動車通勤を禁止されているにもかかわらず、三木氏の会社が所有する高級車で通勤していたという。その高級車というのが、ロールスロイスと並び称されるベントレーだという。

 上重アナは、入社13年目で、年収は「額面で1400万円程度」だという。大手商社、マスコミ・出版などは給与が高いので有名であるが、一橋大学の森口千晶教授によると日本の所得上位1%は年収1270万円以上というから、30代にして上位1%には入っている。

 それにしても、大学(立教)にもいき、入社13年目だというのに、あまりにも社会常識がなさすぎる。所詮野球バカか。今後、娯楽・バラエティー番組なら大丈夫かもしれないが、報道部門にはおおきな疑問符がつく。センスが歪んでいる。

  
 日本テレビも、このままウヤムヤにして何らかの処分をしなければ、企業の社会的責任を問われるだろうし、もし今後同じような社員が出てきた場合、前例となってその社員を処分できないことになる。

 ちょっと頭の体操をしてみてほしい。今回の件が、上重アナではなくて、報道ステーションの古館さんだったらと。どれだけのスキャンダルになることか。


 以下、週刊文春4月16日号から一部を抜粋してご紹介します。

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 銀行などから同額(1億7千万円)を借り入れた場合、支払いや利息はどれくらいの額になるのか。

 「最もオーソドックスな試算で、35年間、ボーナス払いなし、金利2%(固定金利・元利均等返済)で支払った場合、月々の返済は約56万円。35年間では利息だけで総額約6千万円になります」(ファイナンシャルプランナー・三輪鉄郎氏)

 
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が言う。

 「無利息の貸借の場合、利息相当分が贈与とみなされ、利息分に贈与税がかかる可能性もあり、支払わなければ相続税法違反になります」


 現在、日テレの視聴者センターには上重アナに関する抗議の電話が殺到しているという。

 代表的な意見を2つ。

 「企業に勤める者が就業規則を熟知するのは常識。そうでなくともスポンサーから便宜を図ってもらうことがどのようなことかは常識的にわかるはず。このようなことを絶対に許してはいけない」(67・男性)

 「億ションに高級車の説明がこれだけかと思うと腹が立つより呆れてしまう。局の対応も甘すぎる。降板が責任の取り方だ」(59・女性)


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(感想・意見など)

 検察は先日、岐阜県美濃加茂市の浄水設備設置をめぐる藤井市長(30)の贈収賄事件で、名古屋地裁の無罪判決を不服とし、高裁に控訴した。当初から、市長は一貫して否定し、贈賄したという社長の供述は変遷し不自然であり、事件化自体に疑問がもたれていた。金額もわずか30万円。検察の暴走体質は相変わらずである。

 それよりも、税務当局・検察は、上重アナのような件をしっかり調査してもらいたい。金額も大きい。日本をチャイナやコリアのような国にしたくない。今後とも見守りたい。


以上


まだまだ続く、高知白バイ事件⑥

高知白バイ事件 高知14年12月17日
高知白バイ事件 (講談社)
高知白バイ事件





 まだまだ続く、高知白バイ事件 ⑥


 高知白バイ事件に関するその後の展開に関してテレビ放映されます。恐らく、

 ● 香川・岡山地方…KSB 瀬戸内海放送 2月8日 深夜1時45分から テレメンタリー2015

 ● 全国テレビ朝日系列 2月9日 深夜2時21分から テレメンタリー2015

 30分番組です。深夜ですので是非録画してみて下さい。警察・検察・裁判所がいかに卑劣かが分かります。

 
 (それにしてもKSB 瀬戸内海放送は頑張っている。頭が下がります)


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(感想・意見・私の見立てなど)

 この件についてはブログに何回も書いてきた。2011年10月30日の「高知白バイ事件①」の一部を以下に再録します。

  
 5・6年前まで、地方では、峠など信号があまりない広い道で、白バイがスピード違反の車を追いかけるでもなく、時速100㌔くらいで走っている姿を見かけることは珍しくもなかった。一種の訓練。実際、私も流れに乗って70㌔くらいで走っている時、ヒューンと白バイに追い抜かれたことが何回かある(60㌔制限の道でも70㌔で捕まることはなかった)。何もないならそれでよし。しかし、一旦事故となったら誰かの責任問題となる。

 
 確か亡くなった26歳の巡査長は、高知県警が白バイの日本一になった時の一員。遵法運転していたら、バスを発見してから、余裕をもって停止できたはず。多くの目撃者証言の通り、法律違反(暴走)をしたのは白バイである。軽トラックを60㌔程度で走らせていた男性の証言もある。「私の横をヒュンと追い抜いていった」。

 衝突したスクールバスには22人の仁淀(によど)中学生と3人の教師が乗っていたが、その多くが、衝突時バスは動いていなかったと証言している。「バスが停まっていたら、突然横から白いものが飛び込んできてぶつかった」。バスの後ろで自家用車で停まっていた仁淀中学校の校長も、同様な証言をしている。(その多くが裁判の結果に納得せず、運転手を支援する会に参加し、活動している)。

 事故の後、30人を超える警察官が集まってきた。普通の事故であれば、ありえない。その時に、バスの運転手を立ち会わせて、現場確認を行っていない。また、9ヵ月も経ってから起訴している。

 
 実は、この事件の少し前に、警察庁から公道での白バイ・パトカーなどの高速走行訓練の禁止通達が出ていたという。また、高知県警は、警察の裏金問題を各方面から厳しく追及されていた時期でもある。署長をしたら家が建つと言われていた。これ以上の失点は許されない

 白バイの巡査長に非があると認めると、巡査長の遺族は、公務上の公道での高速走行訓練中の事故であると提訴する可能性がある。
 警官に非があると認めると単なる死亡退職扱いとなり、公務災害となると二階級特進や退職金等々の扱いに天と地の差がでてくる。
 また、巡査長の直接の上司、機動隊長、交通部長、本部長などの責任が問われることになる。

 巡査長の暴走(高速走行)は交通機動隊の組織的な行為(公務)であり、命じた上司や先輩や仲間には罪悪感もある。遺族に出来るだけのことをしてやりたいとの集合的無意識も働く。

 
 そこで、責任はすべてバスの運転手(スケープゴート)にあったことにして、巡査長を殉職扱いにし、警部補に二階級特進、割増退職金、弔慰金などで遺族をなだめることにした。民事では、仁淀町が遺族に1億円を支払うことで和解。

 そのため、県警が証拠を捏造、事故の詳細を見届けることができない位置にいたにもかかわらず、先輩白バイ隊員に巡査長に有利なように偽証をさせた

 それに高知地検がのり、高知地裁(片多康)、高松高裁(柴田秀樹)、最高裁(津野修)のヒラメ裁判官がのった。

 高知地検の副検事が、目撃者の仁淀中学生の証言を捏造・偽造(言っていないこと、言ったことと違うことを書類にされた。自分のサインでない、など)したとの報道もある。

 裁判所は、弁護側の提出した証拠・証人を採用せず、明らかに警察・検察寄りの訴訟指揮をし、最初から結論ありきの裁判にみえる。


 この件に限らず、おかしな裁判が多すぎる官尊民卑。日本では刑事裁判の有罪率は99.9%。無罪判決が多かったり、じっくり時間をかけて取り組む裁判官は、昇進・昇給・赴任地(ドサ回り)などで不利な扱いを受ける。そのためヒラメ裁判官冤罪裁判官が量産される。

 検察官については、厚労省の村木さん事件で有名になったが、私はすでに検察官による証拠の改竄、捏造、検察に不利な証拠隠し、裏金などについては学習ずみであったので、特には驚かなかった。十分あり得る話である。

 
 高知白バイ事件は、そもそも白バイが暴走しなかったらあり得なかった事件。白バイが60㌔で走っていたら起こらなかった事件である。。普通の人が乗っていたバイクであれば、単なるバイクの暴走で片づけられた事件。よく似た事件に、愛媛白バイ事件がある(インターネットで「高知白バイ事件」「愛媛白バイ事件」で検索してみて下さい)。相手が警察であるためにややこしくなった


以上


高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤

高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ 高知14年12月17日
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ (講談社)
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ 週刊ポスト14年12月5日
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ 週刊現代14年12月6日
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤
 週刊ポスト、週刊現代 選挙予測大外れ!!




 
 高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤


 私がかねてから強い関心を寄せてきた「高知白バイ事件」の高知地裁に対する再審請求が棄却された高知新聞12月17日の記事を抜粋してご紹介します。


 白バイ事故 再審棄却
 高知地裁 「証拠捏造は不可能」
 元運転手請求

 2006年3月、高知市春野町の国道56号でスクールバスと白バイが衝突し、白バイ隊員=当時(26)=が死亡した事故で、高知地裁は16日、業務上過失致死罪で禁固1年4月の実刑判決を受けた元バス運転手、片岡晴彦さん(60)の再審請求を棄却した。

 武田義徳裁判長は、片岡さん側が「警察官に現場で捏造された」と主張していたバスのスリップ痕について「衆人環視の下で捏造するのは不可能」と指摘。

 ネガフィルムの捏造に関する主張も退け、「(片岡さんが)バスを発進、進行させ、白バイに衝突させたという確定判決の事実認定に、合理的な疑いが生じないことは明らかだ」と認定した。

 再審請求で片岡さん側は、県警が撮影した事故現場の写真に関し、「スリップの痕跡は液体などにより人為的に偽造したと疑わざるを得ない」とする学識経験者の鑑定書などを提出。高知地検は「(スリップ痕の)周りに液体の痕跡はない」とする警察庁科学研究所(科警研)の技官らによる意見書などを提出していた。


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(感想・意見・私の見立てなど)

 この件についてはブログに何回も書いてきた。2011年10月30日の「高知白バイ事件①」の一部を以下に再録します。


 5・6年前まで、地方では、峠など信号があまりない広い道で、白バイがスピード違反の車を追いかけるでもなく、時速100㌔くらいで走っている姿を見かけることは珍しくもなかった。一種の訓練。実際、私も流れに乗って70㌔くらいで走っている時、ヒューンと白バイに追い抜かれたことが何回かある(60㌔制限の道でも70㌔で捕まることはなかった)。何もないならそれでよし。しかし、一旦事故となったら誰かの責任問題となる。

 確か亡くなった26歳の巡査長は、高知県警が白バイの日本一になった時の一員。遵法運転していたら、バスを発見してから、余裕をもって停止できたはず。多くの目撃者証言の通り、法律違反(暴走)をしたのは白バイである。軽トラックを60㌔程度で走らせていた男性の証言もある。「私の横をヒュンと追い抜いていった」。

 衝突したスクールバスには22人の仁淀(によど)中学生と3人の教師が乗っていたが、その多くが、衝突時バスは動いていなかったと証言している。「バスが停まっていたら、突然横から白いものが飛び込んできてぶつかった」。バスの後ろで自家用車で停まっていた仁淀中学校の校長も、同様な証言をしている。(その多くが裁判の結果に納得せず、運転手を支援する会に参加し、活動している)。

 事故の後、30人を超える警察官が集まってきた。普通の事故であれば、ありえない。その時に、バスの運転手を立ち会わせて、現場確認を行っていない。また、9ヵ月も経ってから起訴している。

 実は、この事件の少し前に、警察庁から公道での白バイ・パトカーなどの高速走行訓練の禁止通達が出ていたという。また、高知県警は、警察の裏金問題を各方面から厳しく追及されていた時期でもある。署長をしたら家が建つと言われていた。これ以上の失点は許されない

 白バイの巡査長に非があると認めると、巡査長の遺族は、公務上の公道での高速走行訓練中の事故であると提訴する可能性がある。
 警官に非があると認めると単なる死亡退職扱いとなり、公務災害となると二階級特進や退職金等々の扱いに天と地の差がでてくる。
 また、巡査長の直接の上司、機動隊長、交通部長、本部長などの責任が問われることになる。

 巡査長の暴走(高速走行)は交通機動隊の組織的な行為(公務)であり、命じた上司や先輩や仲間には罪悪感もある。遺族に出来るだけのことをしてやりたいとの集合的無意識も働く。

 
 そこで、責任はすべてバスの運転手(スケープゴート)にあったことにして、巡査長を殉職扱いにし、警部補に二階級特進、割増退職金、弔慰金などで遺族をなだめることにした。民事では、仁淀町が遺族に1億円を支払うことで和解。

 そのため、県警が証拠を捏造、事故の詳細を見届けることができない位置にいたにもかかわらず、先輩白バイ隊員に巡査長に有利なように偽証をさせた

 それに高知地検がのり、高知地裁(片多康)、高松高裁(柴田秀樹)、最高裁(津野修)のヒラメ裁判官がのった。

 高知地検の副検事が、目撃者の仁淀中学生の証言を捏造・偽造(言っていないこと、言ったことと違うことを書類にされた。自分のサインでない、など)したとの報道もある。

 裁判所は、弁護側の提出した証拠・証人を採用せず、明らかに警察・検察寄りの訴訟指揮をし、最初から結論ありきの裁判にみえる。

 弁護団、交通事故鑑定人による検証実験では、警察・検察の主張に反する結果が得られた。
・ブレーキ痕(警察・検察の証拠写真はタイヤ溝のない1㍍以上ののっぺりした痕→数十㌢のタイヤ溝のある痕ができた)
・ブレーキ時のショック(警察・検察の主張通りに運転すると相当のショックがあるが、当時バスに乗っていた誰もがそのようなショックを感じていなかったことが確認された)など。

 この件に限らず、おかしな裁判が多すぎる官尊民卑。日本では刑事裁判の有罪率は99.9%。無罪判決が多かったり、じっくり時間をかけて取り組む裁判官は、昇進・昇給・赴任地(ドサ回り)などで不利な扱いを受ける。そのためヒラメ裁判官冤罪裁判官が量産される。

 検察官については、厚労省の村木さん事件で有名になったが、私はすでに検察官による証拠の改竄、捏造、検察に不利な証拠隠し、裏金などについては学習ずみであったので、特には驚かなかった。十分あり得る話である。

 高知白バイ事件は、そもそも白バイが暴走しなかったらあり得なかった事件。普通の人が乗っていたバイクであれば、単なるバイクの暴走で片づけられた事件。よく似た事件に、愛媛白バイ事件がある(インターネットで「高知白バイ事件」「愛媛白バイ事件」で検索してみて下さい)。相手が警察であるためにややこしくなった

 われわれが税金で養っている官がかばい合い、民に責任をなすりつけた事件である

 もしわが身に起こったら、警察・検察・裁判所が中立的な存在だとは間違っても考えないこと!!自分で証拠写真を何十枚も撮り、可能ならば録音・録画し、複数の目撃者を捜して住所・氏名・電話番号などを教えてもらって控え、できれば第三者にも証拠写真を撮ってもらおう。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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