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「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後

 「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 毎日新聞18年11月10日

 会食の場で取引先による女性行員への「不適切な行為」(18年2月)を制止しなかったとして百十四銀行の渡邉智樹会長が突如辞任した件にはビックリした。あわせて、高松商工会議所・会頭、四国電力・社外取締役なども辞任。

 「セクハラの範疇を超えた行為を制止しなかった」のは勿論、「場を和らげるため」に取引とは全く関係のない女子社員をコンパニオン代わりに駆り出すこと自体不適切な行為。

 しかし、誰もが思うのは「誰がそんなことをしたんや?」

 私の知るかぎり、新聞では毎日新聞が最も詳しかった。それでも取引先名は書いていない

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 ZAITEN18年12月号表紙
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 ZAITEN18年12月号
 雑誌でがんばったのが「ZAITEN」(財界展望)。「羽織ゴロ」かと思っていたが、気骨をみせた。
 
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 選択18年12月号

 「選択」もがんばった。この種の雑誌は、自分が所属している社の媒体では書けない記者が副業的に書くことがある。

 「地元財界筋で密かに囁かれている件の取引先の名前が、合田(ごうだ)工務店――だ。高松市に本社を置く県内最大手のゼネコンで、百十四銀行がメーンバンク。東京にも『本店』を持ち、このところマンション建設などで実績を伸ばしている」

 「18年3月期の単体売上高は492億円強、営業利益は47.8億円」

 「率いているのは森田紘一社長。1944年生まれの74歳で、もう32年もトップに君臨している。県建設業協会の会長もつとめる業界の名士」

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 かがわ経済レポート18年12月15日号

 「高松商工会議所は…11月中旬に任期途中で会頭を辞任した渡邊智樹(百十四銀行相談役)の後の会頭に四国旅客鉄道(株)(JR四国)取締役会長の泉雅文氏が選任された」

 「先般、前会頭である渡邊氏と前副会頭の森田紘一氏((株)合田工務店代表取締役社長)がそろって辞任

 「渡邊氏は辞任の理由について、会食の場で取引先から女性行員に不適切な行為があったが、それを止めることができなかったためとしており、森田氏は『一身上の都合による』としている」

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 百十四(ひゃくじゅうし)銀行・本店(中央公園から撮影)
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 合田工務店・高松本社(手前は中央通りのクスノキ)
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 合田工務店建設現場

......................................以上は、2019年2月4日ブログ「百十四銀行女子行員セクハラ事件」から

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 四国新聞2019年3月27日

 四国新聞の記事。地元の新聞だと地元有力企業の差し障りのあることはなかなか書けない。この記事は百十四銀行が発表した内容のみ。それ以上でもそれ以下でもない。

 事情を知っている人のみ、「あぁ、あの件はこういう形で決着させたのか」と思うだけで、事情を知らないほとんどの人はスルーする。地元紙の宿痾(しゅくあ)

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 毎日新聞2019年3月28日

 毎日新聞の岩崎邦宏記者は、「渡辺氏は昨年10月、取引先との会食に出席した女性行員が取引先から不適切な行為を受けたのを制止できなかったとして代表取締役会長を退任。同11月に相談役に就いた」までは書いた。

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 朝日新聞2019年4月2日

 朝日新聞の森下裕介記者は、「同行では昨年10月、取引先との会合に同席させた女性行員への不適切な行為を止められなかったとして、当時の渡辺会長が辞職し、同11月に相談役に就任していた」「また、総務部内にあったコンプライアンス法務室をコンプライアンス統括部に格上げした」と書いた。


 さすがに、「誰がそんなことをしたのか」までは書いていない。そこは雑誌の領分か?


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(感想・意見など)

 以前書いた、浪人時代、1年間アルバイトで地方新聞社で働いて、当時の編集局次長から「大学を終えて就職するときは訪ねてきて下さい」と言われたが、その道を選ばなかったのは、こういうことがあるからである(当時、何人かの記者からも聞いた)。

 2011年9月11日のブログ「地方紙を疑う」もみてください。同じようなもっと大きな問題です。


 それにしても、百十四銀行の渡邊元会長にしろ不適切な行為をした取引先の人物にしろ、30年~40年かけて今の地位に就いたはず。その間、いろいろなことがあったはずである。九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に欠くとはこのようなことを言うのであろううか(高い山を築くのに最後のもっこ一杯の土が足りないため完成しないこと。簣=もっこ…長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうことのたとえ)。


以上


また、新聞、テレビ、野党は「切り取り印象操作」を!

また、新聞、テレビ、野党は「切り取りテロ」を!
 池江璃花子さん
また、新聞、テレビ、野党は「切り取りテロ」を!
 毎日新聞19年2月14日 社説

 桜田氏の「がっかり」発言
 やはり五輪相務まらぬ

また、新聞、テレビ、野党は「切り取りテロ」を!
 朝日新聞19年2月14日 社説

 桜田五輪相 妄言・迷走も極まれり

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また、新聞、テレビ、野党は「切り取り印象操作」を!
 水仙がいろいろなところで咲いている。





 また、新聞、テレビ、野党は「切り取り印象操作」を!


 池江璃花子さんの白血病り患のニュースには驚いた。向かうところ敵なしの状態であったから本当にビックリした。ともかく、今は治療に専念して早く良くなってもらいたい。


 それにしても、この悲しいニュースを政治的に利用しようとしている人の多いことは悲しむべきことである。

 またしても、桜田義孝五輪相がやり玉に挙げられた。

 わたしはこの人を買っていない。周りのウケは案外いい人らしいが、大臣には向いていない。「大臣なりたい病」の派閥均衡人事の典型。

 桜田大臣の発言が報道されるや、一斉に新聞、テレビ、野党は騒ぎだした。たまたまテレビ朝日のモーニングショーで玉川徹氏が例によって「人間として…」とやっていたが、私はあまり関心がなかった。新聞、テレビなどをそれほど信用していない。

 ネットの一部が即座に反応した。また、新聞、テレビ、野党は「切り取り印象操作をした!」という


 ●私は、モリ・カケで新聞・テレビ・雑誌などが盛んに「切り取り印象操作」をしたり、都合の悪いことは「報道しない自由を行使」したり、TBSの記者のように籠池氏をタクシーで安倍首相の演説場所まで連れて行き自らニュースを作ったりもする、のを知っている。

 ●2001年の「えひめ丸事故」では、ニュースをでっち上げて森喜朗(よしろう)首相を引きずり降ろそうとした

 ●テレビ局が、日本語で否定形は最後に「ない」がくるのを利用して、石原慎太郎氏の発言の最後の「ない」をボリュームを絞って「問題発言」をでっち上げようとした

 ●1993年には「椿事件」というのがあった。テレビ朝日の取締役報道部長の椿貞良(つばき・さだよし)氏が民放連の会合で「反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしよう」と呼びかけた。放送法違反(政治的な偏向報道)が疑われた。

 ●朝日新聞や福島瑞穂、高木健一などの弁護士などは、長年にわたって慰安婦問題を捏造し続け日韓関係をさらに悪化させた、等々。



 そこで、桜田五輪相の発言全文をネット検索してみた。


記者:きょう、競泳の池江選手が自らが白血病であることと、しばらく休養することを発表しました。大臣として、これについての受け止めをお願いします

桜田:正直なところ、びっくりしました。聞いて。本当に、病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日も早く元気な姿に戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちです。

記者:競泳の中ではですね。

桜田:本当に、金メダル候補ですから。日本が本当に期待している選手ですから。本当にがっかりしております。やはり、早く治療に専念していただいて、頑張っていただきたい!また元気な姿を見たいですよ。そうですね!

記者:大臣はこれまで、池江選手の活躍をどのようにご覧になられてましたか?

桜田:いやあ、日本が誇るべきスポーツの選手だと思います。われわれがほんとに誇りとするものなので。最近水泳が非常に盛り上がっているときでもありますし、オリンピック担当大臣としては、オリンピックで水泳の部分を、非常に期待している部分があるんです。一人リードする選手がいると、みんなその人につられて、全体が盛り上がりますから。そういった盛り上がりがね、若干下火にならないかなと思って、ちょっと心配しています。ですから、われわれも一生懸命頑張って、いろんな環境整備をやりますけど、とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて、また、スポーツ界の花形として、頑張っていただきたいというのが私の考えですね。

記者:最後に一言だけ。池江選手にエールを送るとしたらどんな言葉を?

桜田:とにかく治療を最優先にして、元気な姿を見たい。また、頑張っている姿をわれわれは期待してます、ということです。


 発言全文をみると、特に問題とすべきとは思われない


以上


朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない

朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 新潮45 18年8月号 衆院議員(自民)杉田水脈(みお)さんの記事。
朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 新潮45 18年10月号の広告
朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 衆院議員(自民)杉田水脈(みお)さん
朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 朝日新聞18年8月3日
朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 朝日新聞18年8月4日社説
 朝日新聞は杉田水脈(みお)議員を社会的に抹殺したがっているのがよく分かる。

 朝日新聞はじめ毎日新聞、NHK、テレビ朝日、TBSほか、モリカケ問題などで豊中市・野田中央公園の件や加戸守行・前愛媛県知事の証言をほとんど報道しなかった連中が、杉田議員をフルボッコ状態に。中には、相模原の津久井やまゆり園の19人殺害と同列に扱っているアホウがいるのには驚いた。何だかんだで、新潮45は休刊(廃刊)することになった。

朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 週刊朝日12年10月26日号

 週刊朝日のノンフィクション作家・佐野眞一による「ハシシタ奴の本性」という記事を図書館で読んだ時、私はあ然とした。小学校高学年から色々なものを読んできたが、これだけ下品で、客観性のない酷い記事を知らない

 「ハシシタ」とは当時の橋下徹大阪市長のことで、「橋下(はしもと)」をわざとそう呼び、(父親の)出自が部落(橋の下生まれ)であることを表している本文中にもその旨書いていた覚えがある。出自を理由に差別することは絶対に許されない。

 当然のことながらすぐに大問題となり、週刊朝日10月26日号は書店から撤去され、図書館でもその旨書いた紙が貼られ除かれた。だから私は該当週刊朝日を買うことはできなかった。

朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 同上。

 私は生涯でこれほど酷い誹謗中傷記事を見たことはない!人権侵害極まれり!!佐野眞一が書いたとしても、編集部における何段階ものチェックで防げなかったのが不思議でしようがない。編集長、社長はクビ、雑誌は廃刊すべきであった。

朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 週刊朝日12年11月2日号(問題の10月26日号の翌週号

 編集長の「「おわび」が載り、編集長はクビになったが、週刊朝日は廃刊されなかった

 編集長のクビは当然。週刊朝日も廃刊が当然の措置だと思われたが、いまなお刊行されている
 私は、部落解放同盟がほとんど騒がなかったのが不思議でしょうがない。騒いで当然の事態。社長のクビが飛んで当然の事態。恐らく、朝日内部と部落解放同盟に太いパイプがあり、必死で抑えたものと思われる。数十年後に判明すると期待している。

 佐野眞一は、その後、まともな仕事をしていないのではないか。日本の出版界からほとんど村八分状態だと思われる。当然と言えば当然。それほどまともではない酷い記事であった。

 新潮45の休刊(廃刊)は、自粛の意味もあるのだろうが、赤字が積み重なり先々の展望もないことが大きかったのではないかと思っている。それにしても、新潮45が休刊したのに、もっともっとひどいことをした週刊朝日が続いているのは納得いかない

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朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 新聞が溜まっているのでいつものマックに行ったが車も人も長い行列。諦めて別の店を開拓することにした。途中ガストやジョイフルもあったが、やはりマックに。ここも日曜日とあってか結構な人。2階は中・高校生の自習室状態であった。

朝日が杉田水脈を叩くのはLGBTが原因ではない
 高松市西部運動センターでは女子がソフトボールをしていた。主審、塁審もいて本格的。





 朝日が杉田水脈(みお)を叩くのはLGBTが原因ではない


 杉田水脈衆院議員が、新潮45 18年8月号に「『LGBT』支援の度が過ぎる」という投稿をした。「LGBTは子どもをつくらない。つまり」生産性がないのです」「そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と書いた。

 私はそれに賛同しないが、世の中まぁいろいろな人がいる、どうということはない、と思っていたが、朝日新聞などが問題にし、朝日に近い人たちが寄ってたかってフルボッコ状態にした

 朝日新聞の慰安婦問題捏造・誤報事件に比べれば、万分の一2012年の「週刊朝日ハシシタ」事件に比べれば百分の一である。どうということはない。


 私は、部落差別はしない自信があるし、LGBT差別をしない自信がある。そんなことは100万パーセントないが、GやBの人に言い寄られても丁重にお断りはするが…。高貴で金持の家に生まれ高等教育を受けていても、鳩やAッキーのような人は結構いる。結局は、ひとりひとりの人である。

 LGBTに関して言えば、昔からその種の人は一定数いた。竹内久美子さん的な(生物学的?科学的?)興味はないわけではない。


 そういえば数カ月前にこういうことがあった。

 よく行く喫茶店でのこと。常連の中年の男性中年(50歳前半?)の少しふくよかな喫茶店パート女性との会話。

 男性 「子どもさんはいらっしゃるんですか?」

 パート女性 「5人います。4男1女です。孫も4人います」

 男性 「エェーッ」

 私も近くで聞くともなく聞いていて、「マイッタ!」


 杉田水脈(51)さんは、間違いなく右の人である。面白い行動のひとである。

 神戸市生まれ。鳥取大学農学部を卒業してハウスメーカーに就職。その後2010年まで西宮市役所で勤務。
 市役所にいたとき、理不尽な要求をしてくる市民に何もできない職員にイラついていたようである。
 元?中核派の市民の横暴な要求に対して、つかみかからんばかりに喧嘩したこともあったという(関西はヤヤコシイ奴が多いからなぁ)。

 2012年の衆議院選(日本維新の会)当選。14年の衆議院選(次世代の党)落選。17年の衆議院選(自民党)比例で当選。

 落選中に、国連ジュネーブ事務局で国連人権委員会・女子差別撤廃委員会でクマラスワミ報告撤回などのスピーチをしたという。

 それまでの日弁連の戸塚悦朗(とつか・えつろう)弁護士や福島瑞穂弁護士、朝日新聞の松井やより記者などの一方的な反日売り込みに反撃したわけである(それにしても外務省は何をしていたのだろう?)。

 朝日新聞は、「共産党幹部・伊藤律架空会見」や「珊瑚記事捏造事件」(一柳社長引責辞任)など何度も何度もありもしないことをデッチ上げた前科がある。その内、朝日にとって「従軍慰安婦捏造・誤報問題」(木村社長引責辞任)は最も触れてほしくない問題杉田水脈さんはそれに真正面から体当たりした人朝日新聞など左傾のマスコミ・日弁連などはスキあらば引きずりおろしてやろうと狙っているのは間違いない。

 今回のLGBT炎上問題にはそういう背景がある


以上

 

「ああ、またやってやがる」

「ああ、またやってやがる」
 朝日新聞18年10月5日社説 
 相変わらず捻じ曲げ、印象操作のオンパレード!
「ああ、またやってやがる」
 毎日新聞18年10月5日社説
 同じく捻じ曲げ、印象操作のオンパレード!事実にもとづいていない!
「ああ、またやってやがる」
 産経新聞18年10月21日
 作家・ジャーナリストの門田隆将さんがその舞台裏を書いている。
「ああ、またやってやがる」
 朝日新聞18年10月25日
 フリージャーナリストの安田順平さんが今日帰ってきた。ひとまずホッとした。安田さんは前にも同じようなことがあったと記憶している。私なりの評価はひとまず保留したい。

 それにしても、テレビ朝日のアームチェア・コメンテーターの玉川徹氏の言うような〝英雄〟ではない。テレ朝や年収2千万円近くの玉川氏にとっては英雄かもしれないが…。

 以前、産経新聞の元記者で、テヘラン支局長やロサンゼルス支局長も歴任した高山正之さんがどこかに書いていた記憶がある。

 毎日の鳥越俊太郎氏などはいかにも危険な戦争の最前線を取材して回ったごとくに書いているが、あれは嘘である。大手の新聞社、テレビ局は、自社の記者の危険な場所での取材は禁止している。自社の記者が拉致されたり死亡でもすれば大変なことになる。危険な場所に行くのはフリーのジャーナリスト。フリーであれば、何かあったとしても涙金ですむ。正規、非正規で日ごろ偉そうなことを言っている新聞・テレビがかくのごとし。

「ああ、またやってやがる」
 週刊ダイヤモンド18年10月27日号
 一言で記者といってもその待遇格差は大きい。

「ああ、またやってやがる」
 店の近くの駐車場で見つけたが、何という名前の草なのか?





  「ああ、またやってやがる」


 先日、安倍首相が3選を決めて新しい内閣を組閣した。またもやある儀式が展開された。ウンザリする。

 私は家族に病人が多かったため、家の都合で今の会社を辞めても他で飯が食っていけるよう、できるだけいろいろなことに対応できる人間になろうと自分を育ててきた。日本の新聞やテレビの政治部の記者は、もともとは優秀な人だったのだろうが、10年も続けると他では使い物にならなくなっているのではないだろうか。何十年間と全く進歩がない。

 その舞台裏を、作家・ジャーナリストの門田 隆将(かどた・りゅうしょう)さんが産経新聞18年10月21日「新聞に喝!」に書いている。抜粋してご紹介します。


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 もはやその「論法」は通用しない


 柴山昌彦文部科学相の「教育勅語」発言報道が起こったとき、「ああ、またやってる」と、ため息を吐いた向きは少なくあるまい。「一体、いつまでこんなレベルの低い論法を続けるのか」と。

 大臣の就任会見は、スクープとは無縁の記者たちにとって、質問で失言を引き出し、「名」を上げる絶好の機会である。柴山文科相はNHKの記者からこんな質問を受けた。

 「教育勅語について、過去の文科大臣は、中身は至極まっとうなことが書かれているといった発言をされているわけですけれども、大臣も同じお考えなのでしょうか」

 〝地雷〟が埋め込まれた危険な質問だ。柴山氏は、「教育勅語については、それが現代風に解釈されたり、あるいはアレンジをした形でですね、今の例えば道徳等に使うことができる分野というのは、私は十分にあるという意味では普遍性を持っている部分が見て取れるのではないかと思います」。

 どのあたりが今も使えるとお考えかと記者がさらに問うと、
 「やはり同胞を大切にする、ですとか、あるいは国際的な協調を重んじる、ですとか、そういった基本的な記載内容について、これを現代的にアレンジして教えていこうということも検討する動きがあるようにも聞いております。そういったことは検討に値するかな、というように考えております」。

 極めて常識的な発言である。

 教育勅語にあった「徳目」の中には、今も使えるものもあるということであり、明治憲法下の教育勅語を復活させるなどというような発言ではない。だが、新聞はこれをどう報じたか。

 〈教育勅語発言 柴山文科相の見識疑う〉(5日付朝日社説)〈柴山氏の教育勅語発言 早くも時代錯誤の登場だ〉(同毎日社説)と全面攻撃に入ったのだ。

 これを読めば、教育勅語復活を策す「トンでもない大臣が現れた」と思うかもしれない。だが、これは相手の発言意図を捻じ曲げたり、一部を切り取ったりする「ストローマン手法」と呼ばれる、いつもの新聞のやり方だ。


 実は、岩屋毅(いわや・たけし)防衛相に対しても、先の戦争について「侵略戦争と考えますか、考えませんか。大臣の言葉で聞かせてください」と執拗な質問が就任会見でなされている。

 しかし、同氏は安倍晋三首相の戦後70年談話と同じである、と繰り返し、挑発に乗らなかった。仮に何らかの発言があれば、中国・韓国に打ち返して大騒動に持っていくお得意の「ご注進ジャーナリズム」も見られたに違いない。

 彼らは、なぜそれほど大臣の首を取りたいのだろうか。どうして日本をそれほど貶(おとし)めたいのだろうか。私は、浅薄な正義感のもとに、すっかり〝倒閣運動家〟と化している新聞記者たちに教えてあげたい。「もう、とっくに、その論法が通用する時代は終わっていますよ」と。


以上


石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 藤原かずえ姐さん。
石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 『報道ステーション』18年9月20日。
 テレビ朝日、TBSの報道には、朝日新聞、毎日新聞同様、偏向、ダブルスタンダードが多い

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 選挙に勝って踊る玉城デニー新沖縄県知事
 私はこの結果を喜んでいる。所詮自民党は地方豪族の集まり。緊張感を失くしたらロクなことをしない。
 それにしても新知事は大変だろうと思う。

石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
 近くの神社の猫たち。口笛を吹くと寄ってくる。





 日頃から私が感じているテレビ朝日やTBSの報道番組に対する違和感を、尊敬する藤原かずえ姐さんが書いてくれている。抜粋、一部編集してご紹介します。


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石破氏大善戦と玉城氏圧勝を騙る報ステの矛盾
2018年10月05日 11:30 藤原 かずえ


 2018年9月後半に自民党総裁選挙(9月20日開票)と沖縄県知事選挙(9月30日開票)という話題を集めた選挙がありました。2つの選挙に共通していることは、事実上一騎打ちであり、マスメディアが、一方の候補を「力でねじ伏せる傲慢な圧制者」のように報じ、一方の候補を「虐げられながらも圧制者に果敢に立ち向かう誠実な民衆のヒーロー」のように報じたことです。そして2つの選挙で異なることは、マスメディアが推した人物が自民党総裁選挙では落選し、沖縄県知事選挙では当選したことです。この記事では、この2つの選挙結果に関するテレビ朝日『報道ステーション』の論評を論評したいと思います。


自民党総裁選挙
2018/09/20 テレビ朝日『報道ステーション』

富川アナ:議員票は329対73、党員票は224対181、合計553票と254票で安倍総理が三選を決めた。これは石破氏が善戦したと。
後藤謙次氏:大善戦。大善戦と言っていい。この結果で見えてくるのは、安倍一強というのは、永田町だけの虚構だったということだ。
小川アナ:多くの差がついたのが議員票なわけだ。党員票を見ると石破氏は181票ということでかなり善戦した。そして議員票も、テレビ朝日の事前の聞き取り調査によると53票獲得するという見込みだったので20票ほどの隠れ石破票があった。
後藤謙次氏:やはり地方の党員の間に安倍氏に対する批判的空気が相当拡がっている。
富川アナ:後藤さんは大善戦だと。
後藤謙次氏:そう思う。特に党員票については55対45なのでほぼ拮抗に近い。

 後藤氏は、全体の票がダブルスコアを超えているにも拘らず「石破氏の大善戦」と断言し、党員票については、前日後藤氏自身が勝利ラインと示唆していた55%を超える得票を安倍氏が集めたにも拘わらず、「ほぼ拮抗に近い」と評価しました。このように自らが前日に設定した基準など無かったかのように「大善戦」「拮抗」と断じたことは、客観はもとより自分の主観をも超越している(笑)いい加減な論評であったと言えます。


沖縄県知事選挙
2018/09/24 テレビ朝日『報道ステーション』

後藤謙次氏:運動の仕方も、玉城氏はまさに弔い選挙。翁長氏の話を前面に持ち出して、知名度を背景に一般の不特定多数の有権者に対して空中戦で戦う。一方の佐喜眞氏は、自民党・公明党の強大な組織力を背景に、企業・団体を個別に撃破していく地上戦でやろうと。

  後藤氏は、沖縄の多数が無党派層であることを十分承知の上で、佐喜眞氏は特定の団体・企業、玉城氏は一般の有権者をターゲットとしているような印象操作を行っています。しかも「弔い選挙」という感情に訴える以外の何物でもない玉城氏のスローガンを何気なくアナウンスしました。また、論理的に考えれば、マスメディアから完全に悪魔化されている佐喜眞氏は、マスメディアを通じて政策を訴える「空中戦」を行えるわけがありません。
仮に自民党・公明党の組織力が強大であっても、メディアの強大な発信力に比べれば、ちっぽけな力に過ぎません。このように状況は佐喜眞氏に圧倒的に不利であるにもかかわらず、マスメディアは、佐喜眞氏を力でねじ伏せる傲慢な圧制者のように報じ、玉城氏を虐げられながらも圧制者に果敢に立ち向かう誠実な民衆のヒーローのように報じました

 その最たるものが投票日前日に放映されたTBS『報道特集』の報道です。

2018/09/29 TBS『報道特集』

日下部正樹氏:それにしても玉城・佐喜眞両陣営の選挙戦を見ていると対照的というか全く違う。
金平茂紀氏:佐喜眞陣営というのは、組織力・宣伝力・物量で玉城陣営を圧倒していたというのが正直なところだ。それに加えて、小泉進次郎議員のような、彼は三度応援に入ってその人気を最大限に活用する。そういう意味ではプロの選挙選を見せつけられた。一方の玉城陣営は、あくまでも草の根の力に頼るというか、「象と蟻」という言い方もしていたが、両陣営の戦い方の違いを見ていると、まるで本土政府と沖縄県の現在の関係の相似形というか、似姿を見たというか、取材を通じての率直な印象だ。沖縄県の有権者の皆さんは明日投票日には是非とも投票所に足を運んで自分の判断で一票を投じてもらいたいと思う。

 佐喜眞氏は、普天間基地からの移設を主張しましたが、辺野古基地への移設を言明しませんでした。マスメディアは口をそろえて佐喜眞氏が辺野古移設を言明しないことに対して大バッシングを行いました。なぜ佐喜眞氏が辺野古移設を言明しなかったといえば、言明すれば、マスメディアがそれ以上の大バッシングを始めて選挙にならないことが自明であったからです。
 一方、玉城氏は辺野古基地への移設反対を主張しましたが、普天間基地からの移設を具体的にどうするのかについてマスメディアは厳しく問い詰めることをしませんでした。その上で、有権者の【ルサンチマン】を煽りに煽る「象と蟻」のような比喩が報道されれば、情報弱者は簡単に騙されてしまします。『報道特集』の悪質なところは、視聴者に本土政府と沖縄県の関係を佐喜眞氏と玉城氏の関係と同一視させた上で、沖縄県民に「自分の判断で一票を投じてもらいたい」と呼びかけている点です。


2018/10/01 テレビ朝日『報道ステーション』

富川アナ:沖縄県知事選は、辺野古への基地移設反対の玉城デニー氏が、自民・公明など与党が推薦した佐喜眞淳氏を8万票もの大差をつけて当選した。与党は総力戦で、菅官房長官や小泉進次郎氏を応援に呼びつけるなどして必勝を期していた。蓋を開けてみたら玉城氏が圧勝という結果になった。
後藤謙次氏:結果を見ると、沖縄県の人たちの翁長氏に対する思いの強さ、それから4年前に翁長氏が当選した後からの政府の対応に今回の圧勝の原因があった。この沖縄の民意を変えるということは力ずくではできないということが今回確定した。民意の確定を受けて次は政府が答えを出す番だ。

 前回の沖縄県知事選挙では翁長氏が約10万票の差をつけて当選したので8万票という結果は、前回に比べれば差が縮まったと言えます。富川アナも後藤氏も「玉城氏が圧勝」と表現し、政府を批判しました。ただ、力ずくで民意を操作したのは、後藤氏が言うような政権与党ではなく、偏向報道を行ったマスメディアであったと言えます。沖縄二紙に加えて全国紙が、佐喜眞氏を悪魔化し、玉城氏を偶像化しました。翁長氏の死を利用した「弔い合戦」の大合唱で民意を操作することに成功しました。



自民党総裁選挙と沖縄県知事選挙の結果の比較
 偶然ではありますが、自民総裁選の党員票と沖縄知事選における当選者と落選者の得票率はほぼ同じような数値であったと言えます。

【自民総裁選】 安倍氏:55.3% 石破氏 :44.7%
【沖縄知事選】 玉城氏:55.1% 佐喜眞氏:43.9%」

 ちなみに、沖縄知事選で、玉城氏と佐喜眞氏の二人の得票に限定すれば、玉城氏55.6%、佐喜眞氏44.3%となり、ほぼ同一の結果です。このような得票率であるにも拘らず、『報道ステーション』の後藤謙次氏は、自民総裁選については「拮抗-石破氏の大善戦」と評価し、沖縄知事選については「玉城氏の圧勝」と【二重規準】で論評したわけです。得票率は両選挙で同じなので、この二重基準を使えば、自民総裁選については「安倍氏の圧勝」、沖縄知事選については「拮抗-佐喜眞氏の大善戦」と評価することもできます。

 元々、自民総裁選については、総得票で安倍氏が石破氏をダブルスコアで勝利しているため、「安倍氏の圧勝」と考えるのが妥当であり、また圧倒的な偏向報道の下で「弔い選挙」として行われた沖縄知事選については「拮抗-佐喜眞氏の大善戦」と捉える方が適切です。それを無理矢理に逆転させて一方的に報道するのですから極めて不公正であると言えます。


藤原かずえ
@kazue_fgeewara
選挙結果
【自民総裁選】安倍氏 :55.3% 石破氏※:44.7%
【沖縄知事選】玉城氏※:55.1% 佐喜眞氏:43.9%
 ※マスメディアが偏向報道で応援

報ステ後藤謙次
【自民総裁選】拮抗している。石破氏の大善戦だ
【沖縄知事選】玉城氏の圧勝だ

 恐ろしいダブルスタンダード、自己嫌悪に陥りませんか(笑)

 『報道ステーション』では長年にわたってこのような不自然な論評がまかり通っています


朝日新聞社説
【自民総裁選】3選はしたものの 安倍1強の限界明らかだ
【沖縄知事選】辺野古ノーの民意聞け

 メディアによる国民支配の実態です。


 そして今回の報道も例外ではありませんでした。このような非論理的な偏向報道は明らかな情報操作であり日本の報道の危機です。多くの国民が『報道ステーション』のあからさまな偏向報道を強く認識すると同時に、番組につられて不当な世論を形成しないことが極めて重要であると考えます。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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