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生生流転(せいせいるてん)

   生生流転(せいせいるてん)

    《しょうじょうるてん》とも読む。

生生流転(せいせいるてん)
 四国新聞2019年3月28日

 「コカ・コーラボトラーズジャパン(東京)が9月末で高松市春日町(かすがちょう)の高松オフィスを閉鎖することが分かった。同社は原材料価格や物流費が高止まりする中、全国の事業所を再編して経営効率化を図っており、四国コカ・コーラボトリング時代から55年余の歴史を持つ県内の拠点も撤退を余儀なくされた。業務は当面、県内の別の拠点(香川町)で続ける」

 「跡地はトヨタ自動車の系列販売店を展開する香川トヨタ自動車(高松市)に売却する(売却額は非公表)」

生生流転(せいせいるてん)
 四国コカ・コーラボトリング本社・社屋
 この写真では分からないが、角地にあり、奥行きも相当あり、敷地も広い。広い道が2面にある。
 わたしが中学生のころからあり、急成長し、最近でも手堅いビジネスをしていると思っていたので、ショックである。

生生流転(せいせいるてん)
 かがわ経済レポート2019年2月5日号

 「トヨタ系ディーラー4社が共同で合同会社を設立」

 「県内のトヨタ系ディーラー香川トヨタ自動車(株)、香川トヨペット(株)、トヨタカローラ香川(株)、ネッツトヨタ高松(株)の4社は1月11日、東かがわ市に共同出資の合同会社を来年1月に設立することを発表した。新会社の名称は『東かがわトヨタ自動車販売(合)』」

 「資本の異なるトヨタ販売店での合同会社は、北海道の「ひだかトヨタ自動車販売(合)」に続き全国で2例目となる」

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生生流転(せいせいるてん)
 香川インテリジェントパーク入口付近(遠景は香川大学・創造工学部)

 レインボーロードとこの辺りは陽光桜を植えており、ソメイヨシノなどより1週間くらい早く咲く。

生生流転(せいせいるてん)
 香川県・綾川町西分(にしぶん)のしだれ桜。この桜もソメイヨシノなどより1週間くらい早く咲く。


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(感想・意見など)

 コカ・コーラは、50年くらい前から急成長してきた。コカ・コーラ、ファンタなどの次は缶コーヒー、ミネラルウォーター、緑茶と次々新製品を出し、手堅く成長してきた。しかし、自販機ビジネスも頭打ちのようだし、ここにきて踊り場を迎えていることも事実である。構造改革が必要。

 東かがわ市のトヨタ系ディーラー4社が共同で合同会社を設立したのは、恐らく、トヨタが昨年発表した国内販売改革「全系列・全車種扱い」の流れに添うものだと思われる。

 これは100年に1度という自動車業界の変化に対応するためである。CASE(ケース)と呼ばれる。Cはコネクティビティ(接続性)、Aはオートノマス(自動運転)、Sはシェアード(共有)、Eはエレクトリック(電動化)。これから逃れられる自動車メーカーはない。また、自動車メーカーの比重は小さくなる。


 これは私の想像であるが、今回の四国コカ・コーラボトラーズ跡地の香川トヨタ自動車による購入は、トヨタの国内販売改革の一環ではないか


 変化に対応できない者は潰れるだけである。


以上


知られざるガリバー『ダイフク』

知られざるガリバー『ダイフク』
 日経産業新聞2019年3月13日
 保管効率3倍に、人員カット90%、入庫スピード80倍に

知られざるガリバー『ダイフク』
 日経新聞2018年12月1日

 人手不足を背景に、情報を無線で読み取る「ICタグ」が普及してきたことも大きい。ICタグの価格低下も追い風。凸版印刷や大日本印刷などは@5円程度で作れるようになった。25年には@1円まで下げることを目指す。今後、コンビニなどで使われるようになると爆発的に普及する。

知られざるガリバー『ダイフク』
 揚水(ようすい)水車

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知られざるガリバー『ダイフク』
 日経新聞2018年11月27日 STNet(STネット:元は四国電力の情報システム部門) 広告

知られざるガリバー『ダイフク』
 STNet 高松データセンター (高松市林町インテリジェントパーク内) 増設工事をしている。商売繁盛。
 香川県はもともと災害が少なく、(近くのサンメッセ香川が)海抜16メートルなので、南海トラフ大地震などがきても大丈夫だと思われる。





 知られざるガリバー『ダイフク』


 日本は、昔から職人を尊ぶ文化がある。1543年種子島に伝わった鉄砲を元に数十年で日本は世界一の鉄砲生産国になった。

 対してコリアはにおいては、製造業は賤業(せんぎょう)である。体を使ってする仕事は卑しい者のすることとされてきた(朱子学の影響)。

 朝鮮通信使は室町時代から来ていた。揚水水車の技術を教えてほしいと請われ、日本は何回も(江戸時代にも)親切に教えてやり、彼らはスケッチまでして持ち帰ったが、何百年かかってもついに作ることはできなかった。

 それどころか、水の漏れない樽(たる)さえ作れないため、陶器の壺や甕(かめ)を使っていた。

 その傾向は現在も続いていて、サムスンや現代など韓国の大企業は、日本や欧米の技術を真似て、あるいは盗んで、思い切った投資により世界的な大企業になった。しかし、コツコツやる有能な中小企業が育っていないため、サムスンや現代などが売り上げを上げれば上げるほど要素技術を持った日本からの輸入が増えるという構造になっている。


 私は1年ほど前まで『ダイフク』というガリバー企業を知らなかった。
 AI(人工知能)時代になると(あと15年後くらい)、人間のしている仕事の約半分はAIに奪われるといわれている。
 真偽のほどは分からないが、『ダイフク』を見ている限り十分にあり得ると思うようになってきた。


 『ダイフク』のことが日経産業新聞2019年3月13日に載っていた。抜粋してご紹介します。


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 10人で回すロボ倉庫
 ダイフク「止まらない物流」
 AIの目 故障予知
 世界のユニクロ支える


 電子商取引(EC)の拡大と人手不足が倉庫の姿を大きく変える。
 物流システム世界最大手のダイフクはファーストリテーリングと物流自動化の戦略提携。
 従来比9割省人化できる倉庫を開発した。アマゾンの台頭などで世界的に物流への関心は高まる一方。
 深刻化する人手不足の解消へ、ニッポン発「倉庫革命」の先陣を切る。



 「最後まで一緒にやってもらえるところはダイフクしかない」。ファストリの柳井正会長兼社長は信頼を寄せる。ダイフクと結んだのは世界での戦略的パートナーシップ。本部のある東京・有明に設置したほぼ100%自動化した倉庫は今後、2~3年内にファストリの世界の倉庫に展開。店舗やECで「ユニクロ」ブランドの供給を担う。


 移動「0歩」に

 1階から3階まである東京・有明の倉庫内で、作業員が関与するのは配送前の商品を集める「ピッキング」作業くらい。トラックからの積み下ろし、仕分けと倉庫への入庫からピッキング、梱包、配送箱の組み立て、配送地別の仕分け、空のケースの解体に至るまでほとんどを自動化した

 倉庫内をくまなく探し回っていた作業員の移動距離は「0歩」に。手元に現れる水色のケースから商品を取り出し、梱包箱に入れるだけだ。

 自動化によって見込む省人化率は90%に達する。100人で回していた作業を10人でできるようになる計算だ。やわらかい衣服はロボットでつかむのが難しく品質を保つため人力に頼るが、これも「ゆくゆくは全自動にしたい」(ダイフクの下代博社長)という。

 「アパレル業界としては世界初」(ファストリの柳井社長)。両社は1千億円規模をかけて中国やタイ、オーストラリア、米国など世界中の倉庫を自動化する。各国に専門チームを派遣した。


 JR近江八幡駅(滋賀県)からバスで約40分もかかる田園地帯に、ダイフクのショールーム「日に新た館」がある。昨年、ダウンジャケットで最大手の中国企業の社長が訪れた。「ユニクロと組んだでしょう。うちも新しい物流倉庫を作りたい」。ファストリとの提携効果は絶大だ。

 ダイフクは知る人ぞ知る世界ランカーでもある。米専門誌による「マテリアルハンドリング」と呼ぶモノの保管・搬送・仕分けシステムの売上高(2017年)では独シェーファーや米デマテックなど欧米勢を抑えて世界1位。最新鋭の物流機器を展示する同施設には世界中から見学者が引きも切らない。エチオピアやガーナなどアフリカ諸国を含め年に約50カ国から、先端技術を一目見ようとやってくる。


 二人三脚の風土

 1950年代、国内自動車メーカーの乗用車生産本格化を支えた。自動車メーカーの生産ラインでプレスや溶接、塗装、物流など生産ライン全体の自動化システムを担うようになり、自動車各社の海外展開の波にも乗った。トヨタ自動車やホンダなどとの二人三脚が「最後までやる」という企業風土を生んだ

 2019年3月期の売上高(4600億円)の海外売上高比は7割。連結純利益は370億円と3割弱の増益を見込んでいる。

 次代の技術として力を入れるのが「止まらない物流」の実現だ。
 AI(人工知能)を使った遠隔監視システム「io-eye(アイオーアイ)システム」は20年にも本格投入を目指す。現場で問題が起きる前に予知してラインの停止を防ぐ仕組みだ。


 経済産業省によれば国内のEC市場は2017年で前年比9%増の16.5兆円で増加傾向が続く。

 製造業は倉庫と無縁ではいられない。物流現場の高度化は産業界全体の競争力に直結する

 (西岡杏さん)


以上


高松市シルバー人材センターはいい加減①②

高松市シルバー人材センターはいい加減
 公益社団法人 高松市シルバー人材センター(西宝町1丁目)
高松市シルバー人材センターはいい加減
公益社団法人 高松市シルバー人材センターの左(西)側の建物
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 高松市シルバー人材センターはいい加減
 京都大原・三千院のもみじ
高松市シルバー人材センターはいい加減
 毎日新聞18年9月12日

 「通販で買うと毎日来るメール」 (横浜 おっぺすさん)

 通販で買うと困るのが、段ボール、毎日来るメール、しょっちゅう送ってくるカタログである。別の意味で困るのが、服の寸法が合わないこと。LとかLLと言ってもメーカーによって異なる。
 私も商売をしているので、見込み客の大切さは痛いほどよく分かるのだが、メール、カタログ類には往生している。

高松市シルバー人材センターはいい加減
 先日、何年ぶりだろう、アドバルーンを見た。エディオン・ゆめタウン高松店のリニューアルオープン。
 昔は軽飛行機(セスナ)の拡声器でガンガン宣伝していたが、近ごろは見なくなった。
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高松市シルバー人材センターはいい加減①②
 最近、よく行くマックのカウンター上の看板がデジタルサイネージ看板に変わった。今までは、モーニング終了時などある時間がくるとスタッフが三角柱の看板を回して変えていた。これからは本部で一括して変えるという。店個々の要望もある程度は聞いてくれるらしい。楽になったと喜んでいた。コンビニも一緒だがやるべきことがいっぱいあるからね。




 高松市シルバー人材センターはいい加減①


 公益社団法人 高松市シルバー人材センターはいい加減である。

 8月に西宝町(さいほうちょう)シルバー人材センターに庭木の剪定依頼に行った
 中年の女性に、期間は10月~11月20日までにやってほしい、過去の経験から1人だと2日弱、2人だと1日弱だと伝えておいた。

 その後何の音沙汰もなかったが、11月の中旬に70歳前後の男性が下見に来た。丁度私が庭にいたので、2~3分話をした。剪定をする前の日にでも電話を下さいと言っておいた。

 11月20日を過ぎても剪定に来ない。こちらにも予定がある。シルバー人材センターに電話をした。期間を10月~11月と聞いていますという。私が11月20日と言ったのは、京都の三千院のことが頭にあったからである。このころがもみじの紅葉などで素晴らしく美しい。私は学生時代に4回ほど行った。11月20日過ぎから落葉樹は一斉に散り始める。

 それはそれでいい。10日ほどの違いはどうということはない。では、月末までにお願いしますと言って電話を切った。

 11月30日になっても何の連絡もない。また、シルバー人材センターに電話をした。1回下見に行った男性が、量が多いということで降りたので、他の人に引き継ぎましたという。それならそれで引き継いだ人が剪定に来るべきである。量については、1人で2日、2人で1日と説明済みである。人が変わったということも、約束の期限に行けそうもないということも、私が電話して初めて聞いた。

 近日中にお伺いしますと言うので、お願いしますと言って電話を切った。

 今日は12月5日である。ウンともスンとも言ってこない。


 
 わたしは、毎朝、毎夕、落ち葉を掃いている。近所の人(ほとんど女性)は「精が出ますね」とかいろいろ言ってくる。私は落ち葉が道に落ちて迷惑をかけているので、「11月の20日までに剪定してくれるようにシルバーに頼んでいます」と何人かに言ってある。

 月末を過ぎて、落ち葉を掃いているわたしを見て、「どうしたん、シルバーはまだ来んの?」
 「まだです。8月に頼んでいたんですがね」と言うと、「ほんまシルバーはザッとしとるのー」とおっしゃる。

 今朝は今朝で、別の女性が、「ほんと役所はいい加減やからねぇ」とおっしゃる。この人は何十年間も公務員だったひと。いろいろ思い当たることがあるらしい。近所には、公務員、警察官、電力会社に勤めている人、OBなどが多い。


 実は、もう10年くらい前になるか、シルバー人材センターに剪定を依頼したことがある。わたしの家は閑静な住宅街にある。剪定の日、朝7時ごろ中年の女性の大きな話し声で目が覚めた。男性が剪定をし、女性が刈った枝や葉っぱをまとめていた。女性はひっきりなしに大きな声で喋りっぱなし。手はおろそかになりがち。大きな声は隣近所にも迷惑である。
 このことがあってからシルバーとは縁を切っていた。

 高松市人材センターは、悪い意味でのアマチュアイズム+お役所仕事。最悪の組み合わせである。

 さて、どうなりますことやら。


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高松市シルバー人材センターはいい加減②


 今朝、10年ぶりくらいに本当に怒った!!

 こちらも予定がある。今日は金曜日で、いつまでも庭木の剪定時期を不定にしておくわけにはいかない。シルバー人材センターに電話した。

 よく出る男性のO(オー)さんは休みとかで別の男性が出た。

 シルバー「安心してください。年末までには剪定に伺うようになっていますから」

 わたしはこの言葉にカーッとなり、8月に剪定を依頼しに行ったときからの話をした。

 私 「10月~11月20日までにしてくださいという依頼が11月末になり、12月初旬になり、今また年末とはどういう訳ですか!!」


 もうひとつ私を怒らすことがあった。

 シルバー「11月中旬に下見に行った男性がとても私1人の手には負えないと降りたので、4人手配することになっています

 私 「冗談じゃないですよ。これまで毎年剪定していて、私自身もしたことがあります。8月に依頼に行ったときに、1人だと2日、2人だと1日の分量ですと言っています。また、ケヤキが〇本、棒樫(ぼうがし)が〇〇本、クスノキが〇本、他に高い木が2・3本あります。それだけしてくれたらいいです、と言ってあります

 (わたしは何年も自分で剪定してきて一通り道具は揃えている。低い木は電動バリカンで1本10分で刈れる。後始末も10分。低い木トータルで半日もあれば済む。サザンカのようにこれから咲く花もある)


 話が全然通っていない!!



 以下は私の推測である。
 
 8月にシルバーに私が剪定依頼に行ったとき応対した中年の女性はPC(パソコン)に向かっていた。

 私は、例えば、「(剪定)申込書」のようなものに書いた記憶がない。あれば、上記のようなことを書いたはずである。

 シルバーのPCソフトにはそのようなことを書き込むようにはなっていないのかもしれない。

 今にして思えば、その時の女性はキチンと話を聞いていなかったような気がする。


 私がセンター長ならば、PCのソフトをお客様の要望などを書き込めるように改良する。そうすれば、誰が見ても間違えようがない。

 もし予算の関係などでソフトの改良ができないなら、A4一枚の「(剪定)申込書(兼受注書)」のようなものを作る。

 電話で剪定依頼があったら、電話を受けた人が「(剪定)申込書(兼受注書)」にそってお客様の要望を聞き、聞き忘れ事項がないかをチェックできる。来所した人には「剪定申込書(兼受注書)」に書き込んでもらえばいい。それに基づいて、PCにインプットすべきことはインプットすればいい。PCであれ紙であれ、そこに書かれていれば、誰が見ても間違えようがない。意思の齟齬(そご)は起きようがない。

 インターネットで申込を受け付けるようにしてもいい。


 それにしても、いい加減さに久しぶりに怒った!


 夕方、留守電に「来週早々にお伺いします」とのシルバーからの伝言が入っていた。


 加計学園問題のとき、加戸守行・前愛媛県知事や財務省、経産省、外務省のOB達が、「役人は恫喝しないと動かない」と言っていたのを思い出した。

 わたし自身、サラリーマン時代仕事でアップアップしていたが、取引先が倒産した時などこれから何十時間も取られるとウンザリしながらも、2~3割くらいは面白い経験ができるかもしれないとワクワクしたのも事実である。

 民間はお客様の支持を失えば潰れる恐怖がある。高松市人材センターは、悪い意味でのアマチュアイズム+お役所仕事。今回の件もこじれたら、人材センター長、監督官庁、高松市長にでも話を持っていってやろうと思っていた。そうすれば、少しは改善されるはずである。貴重な時間を取られたくはないが…。

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(追伸)

 12月22日にシルバー人材センターから請求書が届いた。早速、連休明けに振り込んだ。請求額は39800円。4万円前後だろうと思っていたので費用に関してはリーズナブル。


以上


経営者、棺を蓋いて事定まる


 経営者、棺(かん)を蓋(おお)いて事定まる


 私が就職して驚いたことのひとつは、所属する会社によってビールの銘柄が決まること。飲食店やホテルなども気を遣うという。私がいた会社は新興なのであまり厳しくはなかったが、例えば、三菱系だとキリン、三井系だとサッポロ、住友系だとアサヒとか。現在は、三井住友銀行とか、今後、三菱三井住友銀行ができるという噂もあり、昔ほどではなくなっていると思うが…。


 N電器のAさんから話を聞いたことがある。AさんはN電器に入社してあるNショップなどを担当した。そのNショップには小さな男の子がいた。特約店に可愛がられ、先輩諸氏の指導鞭撻で順調に出世し、何か所か転勤ののち営業所長として戻って来た。そのとき、Nショップの長男は高校生になっており、Aさんが口利きしてN電器が経営するN学園に入れた。Aさんはその後2か所ほど転勤して今度は支社の営業部長として戻って来た。Nショップの長男が結婚するということで仲人をしたという。一緒にゴルフもするし、夫婦喧嘩の仲裁をしたこともあるという。


 新製品の開発をしている人に話を聞いたことがある。下請け部品メーカーにはいつもコストと納期で面倒をかけているという。下請け部品メーカーの職人も、あの会社の言うことならなばと急ぎの仕事を徹夜で仕上げてくれたことが何度もあるという。下請け部品メーカーを二代目若社長が継ぐときも部員が相談に乗ったりもした。


 このような環境の中、何のしがらみもないカルロス・ゴーンさんは、ルノー副社長から日産社長になった。しがらみなしですべきことを聞いて回ったら、答は日産内部にあった。それをまとめたのが「日産リバイバルプラン(NRP)」である。それに基づいて、2万人以上のリストラ、5工場の閉鎖、取引メーカー半減、直営ディラー、営業所2割削減などを断行した。

 もちろん、自分が担当する前の期は法令の許す範囲で悪く化粧し、自分が担当した期は法令の許す範囲で良く化粧して「V字回復」を演出したと思われる。自分が担当する期は出来るだけ投資を絞れば、短期的には利益が出る長期的には問題がある。

  ゴーンさんがやったことは、日本人なら「裏切者」「恩知らず」「ひとでなし」と言われかねないこと。しかし、しがらみ、系列でガチガチになった日本社会に新風を吹き込んだことは間違いない。1人が切り開けば、それに続く人に対する風当たりはそれほどきつくない。そいいう意味では画期的であった。

 ゴーンさんは5年か10年で日産社長を辞めていれば日本に銅像が建った。しかし、現在の日本国内の日産を見ると、古い車ばかりで、ほとんど買いたいと思うような車がない。実際、かつてはトヨタと覇権を争っていたが、現在日本国内でのシェアは凋落して第5位。日産ルノー連合の利益の半分以上を稼ぎ、ルノーに貢いでいる。工場もフランスの失業率改善のため効率の悪いフランスに作っているし。

 ゴーン氏自身、非常に強欲であると思われ、馬脚が現れたようでガッカリ。グレゴリー・ケリー氏に関しては、ほとんど日本にいることがなく、ほかの取締役たちも何をしているか知らないという。ゴーン氏の私利私欲のために働いていたのではないかと思われる。会社を食い物にしているそのような人達が代表取締役とはビックリ!!

 それもこれも1980年代半ばごろからの日産の歴代の経営者や労組委員長に責任がある。彼らがまともな経営をしていたらこのようなことにはならなかった。

経営者、棺を蓋いて事定まる
 カルロス・ゴーン氏

経営者、棺を蓋いて事定まる
 例えば、1989年発売のソニーのハンディカムCCD‐TR55も画期的であった。
 浅野温子さんのCMもあり、爆発的に売れた。従来にない製品のため、他メーカーは何年も追いつけなかった。

経営者、棺を蓋いて事定まる
 
 あらゆることが画期的であったが、CCD(個体撮像素子)とスタミナハンディカムのスタミナのゆえんリチウムイオン電池が要素技術として重要。リチウムイオン電池事業は約1年前に村田製作所に売却したが、CCDは現在のイメージセンサーに発展している。世界シェアは5割を超え、ソニーの収益の柱となっている。今後の自動運転車に不可欠な技術。1970年代から莫大な投資をして開発した。

 旗を振ったのはソニー4代目社長となった岩間和夫で、1978年にCCDカメラの開発に成功したが、1982年に腸がんで亡くなったので、1989年のCCD-TR55の爆発的ヒットは見ることはなかった。岩間の墓石にはCCDチップが埋め込まれているという。

 ソニー創業者の井深大(まさる)、盛田昭夫、岩間和夫らにとって、自分の期に業績を上げるために未来への投資を絞るという発想など毫(ごう)もなかったと思われる。

 3代、4代前の社長が畑を耕し、種をまき、水や肥料を与え、その後の社長も水や肥料を与え続け環境を整え、その間会社自体が赤字になり食うや食わずでも将来のことを考えて、歯を食いしばってやり続けて、それでも枯れてしまうこともあるが、幸運にも3代、4代後の社長のときに実がなり、5代目の社長のときにやっと収穫できる、ということはよくある話である。


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 以下は、2013年11月21日のブログ「炭素繊維(Cbrbon fiber)」を再掲いたします。


炭素繊維
 日経新聞13年11月17日
 「視線は常に『50年後』」(⇚自分が経営者の間には実らない。実るのは恐らく自分が死んだのち。経営者、棺を蓋いて事定まる
 そういう意味では、アメリカ型の株価連動報酬などの短期的評価は疑問。

炭素繊維
炭素繊維




 
 炭素繊維は長い間〝夢の繊維〟といわれ、開発に40年、利益が出るまでに50年という気の遠くなるような経過を辿った事業である。

 日経新聞13年11月17日「ニッポンの製造業」に東レの事例が載っている。抜粋してご紹介します。

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 東レ 視線は常に「50年後」


 航空機向けなど最先端の炭素繊維でトップを走る東レ。新興メーカーとの競争の激しい低価格でも需要地で生産する体制を整え、世界で本格展開する段階に入る。ただ、ここに至る道のりは長かった。

 鉄に比べ4分の1の重さで強度が10倍の炭素繊維は、大阪工業技術試験所の進藤昭男博士が1961年に発明した日本発の技術東レは早くから技術者を派遣、71年に世界で初めて量産化したが、利益には結びつかなかった。

 釣りざおやゴルフクラブ向けの需要はあっても「研究に1400億円以上を費やし、ずっと赤字」(榊原定征会長)。そんな状況がある契約で一変する。

 2003年4月、米ボーイイングから「次の飛行機(787)は主翼も胴体も炭素繊維で作る。東レに任せたい」と告げられた。苦労が実った瞬間だった。

 当時、年7000㌧だった炭素繊維の生産量は12年に1万8000㌧まで増えた。11年3月期には黒字が定着売上高はボーイングだけで21年までに合計1兆円を見込む。


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(感想・意見など)

 日本は、昔から技術者・職人を大事にした。1543年に鉄砲が伝来し、日本人はすぐに同じものを作った。数十年後には世界一の鉄砲所有国になった。幕末には、ペリーだったかハリスだったかが予言している。日本人は数十年後にはわれわれの競争相手になるだろう、と。

 朝鮮(韓国)は、伝統的に技術者・職人を粗末にしてきた。朝鮮では体を動かすのは、奴婢がすること。北朝鮮のテレビ放送で〝将軍さま〟がエラソーに遠くのほうを指さして下々の者に指図している図柄がよく見られるが、あれこそ両班ヤンパン)のあるべき正しい姿だという。両班は日がな一日空理空論を闘わせる。極端な文民優位のため技術者が育たない。技術はすべて先進国からのパクリ。

 アメリカでは、「会社は株主のもの」という考えが強すぎるため、超長期の開発が許されない。米デュポンの役員が嘆いたという。「日本が羨ましい。アメリカでは赤字の垂れ流しを株主が許してくれない。短期志向にならざるを得ない」と。

 40年も50年も赤字を垂れ流す事業を断固として進める歴代の経営者も偉いが、長期志向の株主も偉い。おかげで炭素繊維のシェアは、東レ、帝人、三菱レイヨンで世界の7割を占める。次は、自動車のボディーへの応用である。着手から半世紀で、いよいよ夢が現実になる。


以上


「経営者ゴーン」の功罪

「経営者ゴーン」の功罪
 朝日新聞18年11月23日
「経営者ゴーン」の功罪
 毎日新聞18年11月24日

 11月22日の日産取締役会では、ルノー出身の取締役2人は、「事態がよく分からない。態度を決める前に事実関係を知りたい」と解任に反対しそうな雰囲気もあったという。しかし、長時間にわたる証拠も示した説明で、「これはひどい」「少数の人間でこんなことをしていたのか」と驚きに変わり、ゴーン、ケリー2人の解任は全会一致で決まったという。

「経営者ゴーン」の功罪
 日経新聞18年11月23日
「経営者ゴーン」の功罪
 初代日産リーフ電動車(EV)ということで期待したが、航続距離の問題とともに、あまりにもスタイル(外観)が悪すぎた。私はドン亀と呼んでいた。日産はデザインの良し悪しが非常に大事だということを過去痛いほど学んだはずである。何を考えているのか?

「経営者ゴーン」の功罪
 毎日新聞18年8月23日
 アメリカはあまりにも剥き出しの容赦ない資本主義のため、若者のなかには社会主義に憧れる者が増えている。
 貧富の差を是正する措置を講ずるべきである。

「経営者ゴーン」の功罪
 国道11号線を高松市から旧国分寺町(現在は高松市)に入るとすぐにイチョウ並木になる。この時期は特に目立つ。
「経営者ゴーン」の功罪
 庭に樫(かし)の木が十数本ある。去年はどんぐりが大変多かったが、今年は本当に少ない。裏作というものがあるのか?夏の猛暑のせいなのか?





 「経営者ゴーン」の功罪


 日産会長だったカルロス・ゴーン氏が伝えられるように会社を食いものにするほど強欲だとは知らなかった。しかし、5年半以上前のブログに書いたように、私は世間が言うほどにはゴーン氏を評価してこなかった。年間10億円ほどの役員報酬に関しては、世界基準からして当然だと思っていたので文句はない(アメリカの一部経営者はベラボーで問題)。

 2000年頃からゴーン氏がやってきたことは、日産建て直しのため、剛腕で、あらゆるしがらみや私情を排してやるべきことをやっただけである。そのやるべき計画というのは日産社内から出てきた。それらをまとめたのが「日産リバイバルプラン(NRP)」である。

 ゴーン氏を評価してこなかったというのは、日産建て直しに10年かかった(~2010年)として、その後の約10年、少なくとも日本の国内市場を見る限り、魅力的なクルマがほとんどないことである。それが証拠に、かつてはトヨタと覇を競っていた日産が、今では国内5位メーカーになり果ててしまっている。この先数年を見ても魅力的なクルマは出てきそうにない(車雑誌には2年程先の情報まで載っている)。車会社は車で勝負すべきである。そこにあまり期待できそうにない。


 2018年11月23日の日経新聞編集委員の西條都夫さんが、『「経営者ゴーン」の功罪』というコラムを書いている。日産ウォッチャーの私は、西條さんの見方に100%同意する。ご紹介します。


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 カルロス・ゴーン元会長の「犯罪」に注目が集まっているが、ここでは事件からあえて距離を置き、企業のトップリーダーとしてのゴーン元会長の功罪を分析してみる。

 ゴーン元会長の日本での歩みの中で最大の衝撃をもたらしたのは、日産に赴任直後の1999年10月に発表した「日産リバイバルプラン(NRP)」だ。当時の日産は業績が長期にわたって低迷し、売れ筋の車にも乏しく、自動車業界でも「日産は終わった」と突き放す見方が多かった。

 その危機を救ったのが仏ルノーから送り込まれたゴーン元会長の聖域なき改革であり、その基本設計であるNRPだ。ほぼ手つかずだった工場閉鎖や人員削減、「系列破壊」とまでいわれた調達改革などを断行し、長年の非効率にメスを入れた

 影響は自動車だけでなく、隣接産業にも波及した。川崎製鉄とNKKの統合など鉄鋼再編が加速したのは、ゴーン改革による調達先の絞り込みが直接の引き金だった。

 こうした改革の結果、日産はV字回復を果たした。「日産が悪くなったのはしがらみを断ち切れなかった経営のせいで、開発や生産などの車づくりの実力まで落ちていたわけではなかった。ゴーンさんは私たちにそれを気づかせてくれた」と日産社員は振り返る。


 自信回復の波は他の日本企業にも広がった。2000年ごろのいわゆるITバブルの崩壊で業績が悪化したのを機に、松下電器産業(現パナソニック)コマツは事業や関連会社を思い切って整理し、業績を立て直した。

 一時的な痛みは覚悟のうえでウミを出し、心機一転、再出発する――。基本的な発想はゴーン改革と同じであり、そこから学ぶことも多かったのだろう。コマツの再生を主導した坂根正弘元社長は「ゴーンさんは常に意識する存在だった」と述べたことがある。

 
 今から振り返れば、ゴーン元会長が日産の経営に専念していた05年までが最も輝いていた時期かもしれない。ルノーと日産の両社のトップを兼ねるようになって以降はやや精彩を欠いた。

 中国への積極投資や三菱自動車への出資などで日産・ルノー連合の規模はトヨタ自動車と肩を並べるまでに巨大化したが、収益性やエコカーの技術力などもろもろひっくるめた会社の総合力ではまだまだ差が大きいのが実態ではないか。

 「コミットメント(必達目標)」はゴーン経営の代名詞にもなった言葉だが、実は最近の中期経営計画はほとんど未達に終わっている。17年3月期までの6年間の計画「日産パワー88」は期間中に電気自動車を150万台売るという目標を掲げたが、実績は30万台前後にとどまった。

 目標と結果がここまで乖離するのは、そもそも計画を策定する側が市場の実態をきちんと把握できていないか、販売や開発の士気がよほど低下しているのか。いずれにしても、会社が重大な問題を抱えているというシグナルに違いないが、そこに日産経営陣が機敏に手を打つ気配は感じられなかった。

 過去19年でゴーン元会長は何を残したか、その歴史的評価が定まるのはゴーン元会長が去ったこれからかもしれない。


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(感想・意見など)

 自動車業界は現在100年に1度という大変革期にある。CASEと言われている。はコネクティド化、クルマがありとあらゆるものに「つながる」時代になる。は自動運転。2019年には完全自動運転車を実現すると言っているメーカーもある。はシェア化、サービス化。時代は「所有から共有」へと変わっている。は電動化。徐々にエンジン車から電動車に移っていくと言われている。

 AI(人工知能)が幅を利かす時代になる。今後10年から15年で世界はガラリと変わる。些事(さじ)にこだわってはならない。大きな流れを見失なわず対処するほかない。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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