地味にスゴイ!校閲

地味にスゴイ!校閲
 週刊文春16年10月27日号
地味にスゴイ!校閲
 (角川文庫) 605円
 地味にスゴイ!校閲
 週刊朝日12年10月26日号 「ハシシタ 奴の本性」
 私はこれほど人権を無視した酷い記事を知らない。これは著者と編集の問題であって、校閲の問題ではないのか?あまりにもひど過ぎた。図書館でも貸出禁止になっている。
地味にスゴイ!校閲
 週刊朝日16年11月2日号
 さすがに大問題となり、翌週号で「おわび」記事を載せ、編集長はクビになった。当然である。それにしても最近著者の佐野眞一が復活しているのが腹が立つ。ほぼ人間失格。筆を折るべきである。
地味にスゴイ!校閲
 ラスパイレス指数の推移(国家公務員の平均給与額=100)。青線:全地方公共団体、赤線:大阪府内市町村。
 大阪は、一時は国家公務員を100とした場合130もあった(原則として転勤のない地方公務員は国家公務員より低くて当然)。恐らく、風土と、革新自治体(社共)であったため、メチャクチャなことになった。橋下さんや松井知事が何をしたかったのかが一目で分かる。
地味にスゴイ!校閲
 香東川(こうとうがわ)の鳥たち。ミドリのグラデーションが美しい。




 地味にスゴイ!校閲


 今、横のテレビで日本テレビ系「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」をやっている。
 私はいろいろな仕事に興味がある。浪人時代に1年間地方新聞社でアルバイトをしていて、整理部の仕事は横で見ていた。それに似ているようである。

 週刊文春10月27日号林 真理子さんのエッセイ「夜ふけのなわとび」校閲がテーマである。抜粋してご紹介します。

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  校閲って!


 秋にスタートしたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」が話題である。視聴率もいい。
 このドラマは、出版社の校閲部で働く女性を主人公にしたものである。作家の書いたものを、一字一句点検していく仕事だ。

 この業界に34年いる私も初めて知ることばかり。校閲の方とはこれほど深くかかわっているのに。

 この連載も、一週ごとにまず編集者がチェックし、それから校閲の方が最終的に見てくれる。

 編集者もねちっこいけれども、校閲の方もそりゃあきっちりと見てくれる。よく私はいい加減なことを書くので、資料を必ず見てくれる。私がよくやる適当な引用も、必ずといっていいくらい原典を確かめてくれるのだ。

 そして連載が一年たって、今度は本にするためのゲラがどさっと送られてくる。ぶ厚い束だ。ドラマの中で、石原さとみちゃんが読んでいる紙の束だと思ってくださればいい。
 連載の時に一度目が通っているのであるが、これにも赤字と付箋がたっぷりとつけられている。

 私はこの厚いゲラ刷りを読むのが本当に苦手。めんどうくさい以上に自分の非才に向き合う時でもあるからだ。

 さて無事に本が出て、三年もたった頃、また同じゲラが送られてくる。今度は小さなサイズで。文庫本にするためのゲラ刷りだ。さすがに赤字や付箋は少なくなるが、やっぱりついてくる。


 この場を借りて

 いずれにしても、いろいろ物議をかもしながらも、私がそう大きなミスをしでかすこともなく、こうして物書き人生をおくれているのも、編集者もさることながら校閲の方の力によるところが大きい。

 それなのに私は、その方々に会ったことがない。ちゃんとお礼を言ったこともない。この場を借りてお礼を申し上げます。

 新潮社のえらい人は、よく私に自慢する。
 「うちの校閲は日本一ですからね
 フリーの人を含めて百人がいるという。そういう方々が一字一句、私たちの文章を見つめ点検してくれるのだ。

 校閲というのは、確かに地味ではあるが、私たちにとってはとても大切なものである。今回そこに陽があたり、みんなが「校閲」というものを知ることになった。本当によかった、よかった。


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(感想・意見など)

 週刊誌、例えば「週刊文春」、「週刊新潮」、「週刊現代」、「週刊ポスト」などといえば、名誉棄損など訴訟がつきものである。訴訟を何件も抱えている筈である。何年か前から賠償額も高額になってきた。かといって、ギリギリのところを狙わなくては部数も出ない。新聞・テレビなどお茶の間メディアができないことをするのが雑誌の売りのはず。

 私もサラリーマン時代、仕事柄、企業内弁護士や顧問弁護士のお世話になることがあった。これら出版社の法務関係にものすごく興味がある。そのあたりを明らかにした本やドラマの出現を期待したい。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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