自動運転…あらゆる計画の見直しを

自動運転…あらゆる計画の見直しを
 朝日新聞18年2月7日
 京大の藤井聡教授は十数年前から同じようなことを言っているが大丈夫か?完全自動運転が実現すればあらゆることがガラリと変わる可能性が高い。今後は5年ごとくらいにあらゆる計画を見直す必要があると思われる。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 毎日新聞18年1月4日
 「米ミシガン大のラリー・バーンズ教授は、ほとんど駐車場に止まっているだけの車を有効活用すれば、地域によっては車の保有台数は現在の15%まで減ると試算する。完全自動運転車がライドシェアの通勤、通学客を乗せて職場や学校へ向かい、空いている時間は買い物客を乗せる。走り回った後は、自ら充電スタンドへ――」
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 毎日新聞18年2月9日
 早稲田大学特任教授の大聖 泰弘(だいしょう・やすひろ)さん。
 「現在、EVに搭載されているリチウムイオン電池は重く、長距離を走るには不十分だ。充電には40分ほどかかる」「電力面では、普及している50キロワットの急速充電器で同時に2万台のEVを充電すると原発1基分の電力が必要になる」「ハイブリッド車は普及を続け、30年までには『車の常識』になるだろう」「欧州でもハイブリッド車を模索する動きが出ている」「『ガソリン車やディーゼル車がEVに急速に移行する』という議論があるが、行き過ぎだ」
 ①自動化共有化は疑いない。③電動(EV)化には時間がかかるよ、という主張。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 日経新聞17年12月17日
 欧州は、技術で日本車にかなわないため、ディーゼル排ガス不正を行った。ハイブリッド車は半分電動(EV)車でもある。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 日経新聞18年1月7日
 ガソリン・ディーゼルからのEVシフト、自動運転やカーシェアなどで、2020年~30年代から石油需要は減少するという。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 仏生山(ぶっしょうざん)に建設中の「高松市立みんなの病院」は今年9月開院予定。自動運転が普及するであろう2030年ごろから駐車場を減らす方向で検討するようになるのではないか。あらゆる施設でそのようになると思われる。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 四国新聞16年8月15日
 うどん県では一家にマイカー複数持ちは当たり前で、4軒に1軒が3台以上。私の近辺でもその通り。
 穴吹工務店の試算では駐車場月@5000円として、1500cc車所有は月58600円、年間703200円。軽では月39000円、年間468800円かかるという。
 現在タクシー運転手の人件費は売上の6割程度というから、無人タクシーとなると半額程度にはなり、安上がりである。デマンドバス(乗合い)だともっと安くなる。マイカーは一家に1台もしくはゼロでもいいということになり、世の中の車が減る駐車場も減る。職種によっては在宅勤務も増えるから、朝夕の通勤ラッシュも緩和される。
 道路計画も凍結、さらには「道路のダイエット」が始まる。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 私の近辺の一戸建てでは駐車場2台分、3台分確保は当たり前。それが1台だけでいいということになると家の建て方も変わるし、もっと便利な場所に建てようという事もあり得る。逆に田園回帰する人も。マンションもこのような機械式の駐車場は減る(作るにもメンテナンスにも壊すにも金がかかる)。1軒に1台分確保ということもなくなる。
自動運転…あらゆる計画の見直しを
 ニューズウィーク日本版16年10月18日号




自動運転…あらゆる計画の見直しを


 完全自動運転は私たちの生活を根本的に変える可能性が高い。しかるに十数年前と同じようなことを言っている人が多過ぎる。

 2016年10月21日のブログ「自動運転で社会はガラリと変わる」を再掲します。


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自動運転で社会はガラリと変わる(再)


 私は完全自動運転に強い興味を持っている。社会がガラリと変わるに違いないからである。新聞や本・雑誌などを見ていると、「自動運転」「AI」「ロボット」「ⅠoT」「第4次産業革命」などの活字が目に飛び込んでくる。

 2016年10月18日号のニューズウィーク日本版「自動運転」について上手くまとめている。抜粋(かなり端折って)してご紹介します。


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 自動運転 社会はどう変わるか


 複数の人で自動運転車をシェアするようになれば、1人1台の必要性はなくなる。自家用車の平均的な稼働時間は1日の5%にすぎないから、他人と共有するほうが合理的だと指摘するのはマサチューセッツ工科大学(MIT)センサブルシティ研究所長のカルロ・ラッティ。「シェア利用1台につき、自家用車を10~30台は減らせる

 いずれは自家用車の概念が消滅するかもしれない。

 自動車メーカーも前向きだ。相乗りサービスのリフトは今年1月にGMから5億㌦(約500億円)の出資を受けたと発表した。「移動に関しては、過去50年間の変化を上回るような変化が今後5年間に起こるものと考えている」と言ったのはGMのダニエル・アマン社長だ。

 今のアメリカの標準的な家庭には2.5台の車があるが、たぶん疲れを知らない自動運転車なら1台あれば十分だ。早朝に子供を学校に送り、引き返して両親を職場に連れて行くのも朝飯前だ。
 高齢者や体に障害のある人たちも気軽に出掛けられる。保育園に預けた幼児を引き取るために共働きの夫婦の一方が職場を早退する必要もなくなる。

 公共交通機関も変わる。乗客数の少ない赤字路線は廃止され、今よりもずっと効率的に運営できる。人口密度の低い地域や過疎地の人は、自動運転車のカーシェアやオンデマンドの配車サービスを利用することになる。

 いつでも移動でき、移動中に何をするかも自由になる。車内では好きなことをすればいい。未来の車内空間は快適な備品のそろった移動式リビングになり得る。

 通信量は膨大になるから、GPSシステムには途方もなく大きな負荷がかかる。IHSのジュリウッセンは、GPS衛星の数が「20年代半ば頃までに120に増える」。
 それが何を意味するかというと、地球上のすべての車を制御する「自動車用の通信網」がグローバルに構築されるということだ。


 人類は今、有史以来最も大量に都市部に群がっている。しかし通勤が今よりもずっと楽になったら、それでも人は都市部で暮らしたいと思うだろうか。大規模な人口の「郊外脱出」を、自動運転車革命がもたらす可能性も否定できない。

 通勤が苦にならなければ、人はどこでも好きなところに住める。そしてどこに住んでも構わないなら、どこで働いても構わないことになる。

 調査会社ギャラップによれば、昨年にはアメリカの勤労者の37%が在宅勤務を利用していた(20年前には9%にすぎなかった)。

 契約で働くのが当たり前になり、そしてオフィスの場所がどうでもいいことになれば、いずれはオフィスそのものも完全に姿を消すかもしれない。「どこでもコミュニケーションが可能になれば、自宅と職場の区別そのものがなくなる可能性もある」

 
 人が郊外に戻り、移動の距離が増えると環境への負荷が増える――だろうか。いや、人々の使う車の台数は減るだろうし、すべての自動運転車は電動車両になるはずだから、環境破壊につながることはない。

 一方で、人間が運転をしなくなることで都市部にはこれまでよりもずっと緑が多くなり、格段に住みやすくなる可能性がある。
 「想像力の翼を広げれば、いろんな可能性が見えてくる

 先見の明のある都市設計家や都市工学の専門家は自動運転車の登場を見越し、今後数十年かけて「道路のダイエット」に取り組むだろう。

 それはつまり、郊外ではハイウェーの拡張や、新たな道路の敷設がほとんどなくなるということだ。都市部では車線の一部が自転車専用レーンになり、道路は歩行者が歩きやすいように歩道が広くなったり、交差点の横断がしやすくなったりするだろう。


 目には見えないが、大きな変化となり得るのは、都市がデジタル世界に収束することだとMITのラッティは言う。車と都市は互いに話し合い、情報を共有し、データを追跡する。それは既に始まっている。

 都市を走るあらゆる車の周囲で起こるすべてのことが報告されれば、ビッグデータはさらに膨らみ、それがもたらす恩恵もどんどん大きくなる。それは時間と金を節約し、人々の命を救うことになるだろう。


 コンサルティング会社マッキンゼーの15年の調査によれば、自動運転車が人間の運転手に取って代わるようになると、自動車事故の死亡件数は90%も減少し、1900億㌦(約19兆円)の節約になる。
 交通事故件数が80~90%下がると、保険料の減少によって、個人向け自動車保険業界は最大60%も縮小する可能性がある。

 運転者がいなくなれば、交通警官の需要も減るだろう。

 長距離トラックの運転手は必要がなくなる。フェデックスやUPS(日本ならクロネコヤマトや佐川急便)のような運送サービスは、今ほどたくさん人を雇う必要はない。

 運輸業界では大規模な人員削減が起きそうだ。
 タクシー運転手の仕事が、自動運転車革命をうまく乗り越える可能性はほとんどない


 自動運転車は私たちの生き方を根本的に変える。


(エリン・ビバさん)


以上


モリ・カケはもう卒業!

モリ・カケはもう卒業!
 今日の衆議院予算委員会(無所属・原口一博議員)。
 今朝のNHK中継を少し見たが、やっとモリ・カケからほぼ卒業できそうである。「モリ」の火つけ人は極左の木村真(まこと)豊中市議。「カケ」の火つけ人は前川喜平前エロ次官。「報道しない自由」を駆使して、煽りに煽ったのは朝日新聞。「安倍叩きは朝日の社是」に都合が悪い情報はほとんど報道しない。それに毎日新聞、テレビ朝日、TBSなどが追随した。彼らはファクトよりフェイク。今回それがより明確になった。
モリ・カケはもう卒業!
 日経新聞18年1月22日
 日本は20年間も給与が上がっていない。世界的にどんどん地盤沈下している。AI、IOTなど大激動の時代、こういう構造的な問題とか、少子化問題、長期的な財政問題、対北朝鮮問題、対中国問題などを議論すべきことはいっぱいある。「モリ」は半分、「カケ」は5分の1で十分であった。
モリ・カケはもう卒業!
 毎日新聞17年12月25日
モリ・カケはもう卒業!
 日経新聞17年12月25日
モリ・カケはもう卒業!
 (飛鳥新社) 1500円 ★★★★★
モリ・カケはもう卒業!
 よくいく喫茶店のモーニング。550円。サラダの量が多いのと、新聞(一般紙)が4紙あるのがありがたい。
 ご夫婦2人でやっているが、どちらかが怪我したとかで、臨時休業が続いていて困っている。
モリ・カケはもう卒業!
 新しい喫茶店を開拓しようとして新北町にきた。半年前にはなかった建物ができていた。近所の人に聞くと、披露宴場だという。1日1組か2組しか客を取らないらしいが、半年先まで予約が埋まっているとのこと。私の理解できない世界。
モリ・カケはもう卒業!
 屋島とサンポート高松が望める。8百数十年前に源氏と平家が屋島で戦った。
モリ・カケはもう卒業!
 正面は女木島(めぎじま:別名鬼ヶ島)右の小さいのが男木島(おぎじま)。対岸の高松市に鬼無(きなし)町(盆栽の町でもある)がある。おじいさんが柴刈りに行ったのは芝山で、おばあさんが洗濯に行った川が本津川(ほんづかわ)。そこにどんぶらこと流れてきた桃に入っていたのが桃太郎。
モリ・カケはもう卒業!
 大槌島(おおづちじま)。この島のてっぺんに岡山県との県境がある。この左方に小槌島(香川県)がある。養殖のためなのか白い球がいっぱい浮いていた。今日は瀬戸大橋は見えなかった。





 モリ・カケはもう卒業!


 新聞の中にももう「モリ・カケ」は卒業しようじゃないかと考えている人が増えているようである。


 ◆毎日新聞17年12月25日井澤拓也さんの【記者ノート】を抜粋してご紹介します。


 加計問題のツケ

 文科省の職員が官邸や内閣府から「総理のご意向」などと加計学園の獣医学部の早期開学を要求されたことをうかがわせる文書の存在が判明したことは、機密保持に敏感な他省庁の官僚を驚かせた。

 ある財務官僚は「文科省の人とやりとりする時、本音の話はできないよね。勝手に文書に残されて、流出されたらかなわないから」と同僚記者にこぼしたという。

 どこまでが行政文書なのかという議論は別にして、両省の担当者が膝を突き合わせる予算編成を前に、文科省が信頼を失っていたのは事実だ。

 教育を巡る課題は山積している。教員の長時間労働解消、小学校での英語の正式教科化、高等教育の無償化など、どれも重要な施策だ。文科行政の停滞で被害を受けるのは子どもたちに他ならない。




 ◆日経新聞17年12月25日の記事(8人の討論)

デスク 何かと文科省が注目された年だった。

 年明け早々、政府の再就職等監視委員会の指摘で、大学などへの組織的な再就職あっせん、天下りが明らかになった。

 文科省では長年、人事課職員や事務次官らが職員やOBの再就職を目的に、企業や団体に職員の情報を提供するなどしていた。明白な国家公務員法違反で、当時の前川喜平次官が辞任、歴代次官8人を含む37人が処分される前代未聞の事態になった。

 監視委の調査に備えて人事課が虚偽の想定問答を作るなど問題の根深さを感じた。

 背景には文科省と大学の癒着構造がある。文科省は補助金配分や設置許可など大学に強い権限を持つ。大学も文科省とのパイフ役が欲しい。

 松野博一文科相(当時)は職員に大学などへの再就職自粛を求めたが、再就職を断念せざるを得なかった技術系職員はとても残念そうだった。


デスク 学校法人加計学園(岡山市)の獣医学部新設問題もあった。

 文科省は長年獣医学部の新設を認めてこなかったが、内閣府の国家戦略特区に選定された加計学園が特例的に3月の設置申請を許された。しかし5月、文科省の内部文書が流出し、特区選定の過程で安倍晋三首相の長年の友人が理事長を務める学園に、不当に便宜が図られたのではないかとの疑惑が浮上した。

 文科省は即座に、「文書の存在は確認できず」という調査結果を公表したが、前川前次官が記者会見を開き「文書は確実に存在」「行政がゆがめられた」と訴えたために大騒動になった。

 国会でも何度も取り上げられたが、結局は11月に認可された。

 内閣府と文科省のやりとりを見ると、ずいぶん強引だと感じる。でも、変化の激しい時代に半世紀以上も獣医学部新設なしというのもかなり異常だよ。

 天下りや加計問題で、政府における文科省の発言力がかなり低下したのではないか。高等教育無償化や23区での大学定員規制などの大方針が官邸や内閣府の会議で迅速に決まる。文科省は置いてきぼりだ。

 中教審委員から「あまりに議論が拙速」「中教審は何をすればいいのか」というぼやきも聞く。17年は文科省地盤沈下の年として記憶されるだろうね。


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(感想・意見など)

 文科省の文書を朝日新聞、毎日新聞、NHKに流出させたのは恐らく前川喜平前次官である。

 この文書は、文科官僚が他省庁と議論した時のメモである。文科省官僚は、他省庁の官僚との議論で負けた。多くの官僚経験者も指摘し、私も同感なのは、このメモはいい訳メモである。この種の会議にハッタリはつきもの。ファクトではなくフェイクが多い。どこまで事実か分からない。

 公務員獣医師・産業動物獣医師はずっと不足している。しかし、文科省は獣医師界と癒着して、半世紀以上も獣医学部を作らせず、加計学園の申請を15回も却下。日本の獣医学界は競争がないため、欧米に比べ物凄く遅れている。

 一方では、一般大学は少子化にもかかわらず毎年多くの新設を許し、国家公務員法に違反して大学と癒着し、どんどん天下りしている。そして今、私学の多くは定員割れで苦しんでいる。今後毎年どんどん大学が潰れるのは間違いない。行政をゆがめているのは文科省である。文科省の責任は重大。

 朝日新聞、毎日新聞とほとんどのテレビ局は報道しなかったが、国会閉会中審査で、加戸(かと)前愛媛県知事が、加計学園獣医学部新設認可に関し、「ゆがめられた行政が正された」と発言したのはその通りである。

 やるべきことは山積しているのに真逆のことをし、その責任者は、週に2回も3回も出会い系バー通いにうつつを抜かしている。

 多くの他省庁の官僚が、文科省のことを三流・四流官庁と揶揄(やゆ)するのは故(ゆえ)無きことではない。


以上


再録 「時代の空気」はつかみ難い


 2013年10月11日のブログ「『時代の空気』はつかみ難い」再録します。

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「時代の空気」はつかみ難い
 (朝日文庫)
再録 「時代の空気」はつかみ難い
 1968年 チェコ事件(プラハの春)
「時代の空気」はつかみ難い
 東ドイツの国民車トラバント





 昨日新聞を読んでいたら第一次大戦中フランスの首相を努めたジュルジュ・クレマンソーの言葉が載っていた。「18歳でマルクス主義者にならない者は劣等生だが、40歳過ぎてもマルクス主義者でいるのは愚か者でしかない」。この言葉は、現在50歳以下の人には分かりにくいかもしれない。確かにそういう時代があった。

 そういえば、『時代の風音』に同じようなことが書かれていた。抜粋してご紹介します。

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 「時代の空気」はつかみ難い


(注)
堀田善衛さん  1918(大正7)年生まれ
司馬遼太郎さん 1923(大正12)年〃
宮崎駿さん   1941(昭和16)年〃 


宮崎 私なんかは学生時代に書物で社会主義というものに触れて、これしかないんじゃないかなと思った時期がありました

堀田 生家が回船問屋をやっていました。子供のころから、ソビエトの船員がしょっちゅううちへ遊びに来ていました。どうしてもロシア人、ソビエト人というものと、ソビエト・ソーシャリズムというものが私の中で結びつかない。合わない。
 
 学生時代に、加藤周一君や中村真一郎君などと議論をしていて地中海社会主義というものがあることを知り、それが一つの救いでした。

司馬 私より堀田さんは5つ上ですから、『資本論』というものを少しは親身になって読まなきゃいけない、そういう青春期があったと思うのです(笑)。私はそれがまったくなくて、戦後を迎えた。京都大学担当の新聞記者だったものですから、いろんな先生たちや学生たちが真っ赤になっていくのを見ました
 
 それで彼らのだれといくら議論しても、勝ったことないですな。議論では負けました(笑)。コミュニストと議論して勝てる人はだれもいないです。大阪弁で「そんなこというたって」というところから本音がはじまるのですけれども、彼らコミュニストの議論はそういう具合になっていません。

 大正終わりから昭和になってから書かれた――歴史、あるいは社会科学的な自己や他人を観察する記述のほとんどが左翼か右翼かでした。真ん中なんか一つもなかった。だから、ただの人間とか、ただの社会とか、ただの日本とは何かということを自分で考えざるをえなかった。

司馬 桑原武夫さんのおめでたいことがあって、京都のホテルでパーティがありまして、老人が横へ座られました。この人は京都の私学の教授だった人です。昭和初年からずっと左翼でした。

 「桑原君はどうして左翼から免れえたんでしょう。ほぼ同時期に中学、高校、大学と行ったのですけども、私は若いときにもう左翼になりました」
 と、たいへんな後悔の口ぶりです。後悔してるったってその後もずっと左翼の運動の中には常にはいってるんですけどね(笑)。

 「私どもの世代は、あなたの世代にはおわかりにならないと思いますけども、左翼にならない人間というのは、つまり真心がないんだとさえ思われていました。それでいま後悔していますが、この桑原君はどうして左翼から免れえたか」という質問でした。

宮崎 どうしてでしょう。

司馬 そのころ『中央公論』の巻頭に、この人たちと同時代の東洋学者・宮崎市定博士という人が書いていました。
 自分が若いころは左翼の時代で、ほとんどの人が左翼になった。ただ自分がならなかったのは、大脳が身体の生理を支配することができないのと同じことだと書かれていました。

 つまり、いま胃袋を動かせといったって、胃袋は勝手に動いているし、大腸も、膵臓も勝手に動いている。それを全部命令でやろうとしたら内臓は死んでしまう。だからあれは間違いに違いないと思ったから自分は免れた、とお書きになっていました。

 昭和初年、多くの知識青年が左翼になったということを、後世の人たちはちょっと誤解すると私は思いますし、その理由がよくわからないでしょう現場の感覚というのはわかりませんでしょう。同世代でないと。

堀田 そりゃわからないですよ。


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(感想・意見など)

 私が大学に入ったころ(1970年頃)は学生運動はほぼ終息しかかっていた。堀田さんや司馬さんが育った大正中頃から昭和前期ほどではないが、周りに左翼の人は多かった。私はそれまで集団生活をしたことがなかったので、何十人という同年代の人たちの中に身を置いてみて、自分の程度を知りたかった。そこで1年半ほど大学の寮に入った。

 寮生の約7割は民青(みんせい:日本共産党の下部組織?青年組織)に所属していた。真面目な人が多かった。オルグされたりすることはなかったが、議論はした。私の反論は、司馬さんではないが、「そんなこというたって」である

 私は、ベルリンの壁に怒っていた。沢山の人が自由を求めて壁を越えようとして射殺された。周りはスパイだらけ、盗聴器だらけである。プラハの春を戦車で押しつぶしたチェコ事件(1968年)に、腹の底から怒っていた。クルマ好きで、東独の国民車トラバントのひどさを知っていた。ロケットや核兵器などに金と資源をかけるわりに民生品の貧しさ、何を買うにも行列行列の非効率に憤っていた。何よりも官僚制度の腐敗、堕落の極みを知っていた。具体的に魅力のある社会主義国は1カ国もなかった。20年先、30年先に今より良くなる可能性のある社会主義国は見当たらなかった

 具体例を挙げて反論すると、そのうち声がかからなくなった。

 なぜ日本はあの馬鹿げた戦争をしたのかを究明することが私のライフワークのひとつであるが、よくぶつかるのが、その時代の空気の分かりにくさである。また、同時代であっても、現場の空気は現場でなければ分からないという問題が常にある


以上


モリ・カケと安倍首相は関係ない

モリ・カケと安倍首相は関係ない
 毎日新聞17年12月30日
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 週刊朝日17年12月29日号
 森友学園の籠池泰典(かごいけ・やすのり)が、東隣りの豊中市公園(地中に大量のごみがあったため14億円値引)の件も持ち出し、国側の「瑕疵(かし)担保責任」をぎゅうぎゅう追及して、8億円余を値引きさせたとみられる。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 讀賣新聞17年5月30日
 公務員獣医師、産業動物獣医師は不足している。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 月刊WILL17年9月号、朝日記者53年の長谷川煕(ひろし)さんの記事。
 日本の獣医師界がいかにデタラメかがよく分かる。宮崎県と愛媛県は豊後水道を挟んで指呼の間。宮崎県で口蹄疫や鳥インフルエンザ発生の際、防疫のための獣医師が足りず、加戸(かと)前愛媛県知事は四国の他県の協力を仰いだ。それでも足りず、県内のペット獣医師も動員したという。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 【追加】讀賣新聞17年12月31日。
 このブログは30日深夜に書いた。翌朝讀賣新聞を見て驚いた。しかし、当然のことが起こっているだけ。少子化はずいぶん前から分かっていた。進学率が急激に上がるわけもない。毎年どんどん作れば破綻する大学が頻出することは分かりきったこと。小学生でもわかる。
 しかし、役所というのは不思議なところ。需要のあるもの(獣医学部)をなんだかんだと言って50年以上も作らせず、破綻するのは分かりきっているのに供給過多のもの(一般の大学)をどんどん作らせ、明らかに経営判断を誤り、なおかつ、違法な天下りを主導した責任者に高額な退職金を満額払う。民間企業では考えられない。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 洋麺屋五右衛門・田村町店。
 先日友人と一緒に行った。駐車場は満杯。よく流行っていた。スパゲティを食べたが、普通に美味しかった。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 その後、同じ敷地内の星乃珈琲・田村店でレモンティーを飲んだ。
モリ・カケと安倍首相は関係ない
 星乃珈琲の店内。





 モリ・カケと安倍首相は関係ない


 ◆昨日の毎日新聞森友問題に関する興味ある記事が載っていた。先日ブログに書いたように、産経新聞11月30日に載っていた財務省OB 高橋洋一氏の読みを裏付けるような内容である。あり得る話であり、それが事実なら、安倍首相は関係がないことになり、あの騒ぎは一体何だったのかということになる。騒いだものの責任が問われる。

 毎日新聞12月30日の記事の前文をご紹介します。

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 値引き「裁量」重点捜査
 「森友」用地 国の背任容疑
 特捜部年明け判断
 ごみ訴訟リスク踏まえ 


 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、大阪地検特捜部の背任容疑での捜査が大詰めを迎えている。関係者の証言では、国が以前の工事で地中に大量のごみがあることを把握しながら撤去せず、学園にも伝えていなかったことが判明。ごみの存在に気付いた学園側が「瑕疵担保責任」を追及したことで大幅な値引きにつながった可能性があり、特捜部は年明け以降に起訴か不起訴かを判断する方針だ。  【岡村祟さん、宮嶋梓帆さん】


(民法では、土地取引で買い主が事前に知り得ない欠陥(隠れた瑕疵)が見つかった場合、契約解除や損害賠償を請求できる「瑕疵担保責任」を定める)


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 ◆加計学園問題に関しては、山田高明さんのブログをご紹介します。私は四国の人間であり、最初からこの問題に興味をもち、加戸(かと)前愛媛県知事の話など、情報収集に努めてきた。山田さんのブログには共感するところが多く、前川喜平氏には軽蔑あるのみ。

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 取ってつけた屁理屈で自爆した前川元事務次官
 2017年06月29日  ゲストブロガー 山田 高明


 加計学園の獣医学部新設の件で「少子化でニーズが減っていくから新設不要」と主張しているのが獣医師会。また、そこまで明言していないが、「獣医師がどれぐらい必要なのか検証したのか」と疑問を呈することで、暗に同様の主張をしているのが前川元事務次官

 だが、語るに落ちた、とはこのことだ。


 四国の関係者は「今足りていない」と言って困っているのに、そのような論理で新設阻止を正当化できるなら、保育園も増やさなくていいではないか。

 問題は今(そして当面)、地域によって足りず、公益が毀損されている状況だ。監督官庁が改善しないなら、誰がやるのだろうか(まあ、だから内閣府がやったわけだが)。専門人材の過不足に柔軟に対応することが文部行政ではないのだろうか。

 それに、新設に際して「獣医師の需給について検証したのか」と問うのであれば、これまで新設を認めてこなかった方針に対しても同じ検証を求められるはずだ。

 そうすると、文科省の公表した例の内部文書は、むしろ前川氏へのブーメランとなるのではないか。というのも、文書には文科省側の記したこんな記述があるのだ。

 【農水省の対応状況】(*農水省Lに内々に確認しただけなので、厳秘)
・本日のWG対応者は添付の通り。
・獣医師の需給については農水省で全体の把握はしているものの、
 新しい分野でのニーズ調査は行っていないので、よくわからない。
・1校に限るかどうかについては、特にコメントなし。

 上の記述は、「文科省の手元には獣医師の需給動向に関する資料がなく、今回の新設検討段階になってようやく農水省にそれを問い合わせた」という事実を示唆している(しかも農水省も新産業でどれだけ獣医師のニーズが生じるかは未調査らしい)。

 すると、それまでは需給にとりたてて関心を持っていなかったわけだ。ならば文科省は今までいったい何を根拠にして獣医師を増やすことを拒んできたのか(注:52年間も!!)、という疑問が沸いてくる。こうなると、獣医師会との政治的な関係を疑われても仕方がない

 つまり、業者と癒着していたのは前川氏ら文科官僚だった、ということになりはしないか。これは証人喚問して問い質したほうがいいのかもしれない。

 だいたい“検証”も何も、四国側はずっと足りないと訴えてきた。文科省はその「現場の声」を15回も撥ねつけてきた。これが公益に奉仕する役所のやることか

 結局、前川氏はさも公益に基づいて政権の姿勢を糾しているようでいて、実際には自己保身のために詭弁を弄しているに過ぎない。

 もちろん、既得権益者側の反論のための反論とはいえ、少子化で将来的にニーズが減少し、中長期的には獣医師が過剰化する懸念はある。だが、言ったように、それこそ監督官庁の出番ではないか。定員の調節で柔軟に対応していくなど、いくらでも知恵はあろう。だいたい、それを“行政”というのではないだろうか。


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(感想・意見など)

 先日のブログにも書いたが、

 一方、大学の数、1989年には499校だった。2016年には777校になっている。少子化で子供の数は減り続けているのに、年間10校以上のペースで増やしてきたその結果、定員割れを起こしている私大は、4割強の257校にも上る


 少子化で必要のない大学の新設を認め、一方では、獣医学部は必要なのに52年間認めてこなかった公務員獣医師、産業動物獣医師は不足している。日本の獣医師界は競争がなく、欧米に比べて相当遅れている。そのせいで、加戸前愛媛県知事らは苦労してきた。業者と癒着していたのは前川氏ら文科官僚だった。違法な天下りを主導していたことといい、貪官汚吏(たんかんおり、どんかんおり)の典型。公(おうやけ)を私(わたくし)している。文部科学省とはこういう役所である。


 誰が見ても、7月10日に行われた国会閉会中審査において、前川喜平氏は「行政が歪められた」と述べたが、加戸守行(かと・もりゆき)氏の「歪められた行政が正された」の発言の方が正しい(新聞・テレビは加戸氏の主張を意識的にほとんどあるいは全く報道しなかったが…)。



以上


結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。

結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 産経新聞17年11月30日
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 週刊朝日17年12月29日号似顔絵大賞。
 朝日新聞などは「推定無罪」とか持ち上げるが、この人は職歴から国や自治体に出す見積書、補助金申請書などすべて嘘。昭恵夫人に100万円返却するというパフォーマンスも演じたが、その百万円の束は一番上と下だけ本物であとは白紙であることを記者に見抜かれている。嘘のかたまり。到底信用できる人ではない。
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 四国新聞17年6月13日
 30数年前、私の以前の家屋の撤去は、ユンボ(重機)とダンプで半日ですんだ。ユンボで一気に壊して、ダンプで山間部の谷かなにかに一括して捨てたに違いない。費用は恐らく数十万円。近頃は、瓦、サッシ、ガラス、木材、金具など、部材ごとに分解して、小さな家でも1週間ほどかかる。費用は200~300万円。
 40年近く前、ある産廃業者が香川県豊島(てしま)に自動車の破砕くずなどの産業廃棄物を捨て始めた。香川県の監督に問題があった。90年に兵庫県警が摘発、業者は破産した。豊島住民が93年に申請した公害調停は2000年に成立。この度、直島町で行われていた産廃物の無害化処理が完了した。量にして91万トン、14年近い歳月と総事業費730億円(税金)がかかった。まだ跡地はでこぼこ。整地作業などが残っている。
 森友問題で問題となった土地は、元は沼だったという。近所の人の話によれば、あらゆるごみが放り込まれていたという。
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 産経新聞17年12月8日
 前川前文科次官は、朝鮮学校無償化問題で、朝鮮学校側に立つ陳述書を提出した。朝鮮学校は、北朝鮮から資金が出ており、民族教育(チュチェ思想)、金一族への忠誠教育などを行っている。教室には〝御真影〟を飾っている。朝鮮総連の幹部などを輩出、卒業生の一部は反日スパイ活動を行っている。拉致などにも関わったと思われる。
 前川は講演で、文科省幹部のときに安保反対活動をしたと話したり、「次官という仕事はまったくつまらない」と話したりしている。役人として「面従腹背」がモットーだとも話している。加計問題で、朝日新聞、毎日新聞、NHKなどに、文科省の内部文書を送った張本人と目されている。
 獣医学部は52年間新設が認められなかった。加計学園はこの10数年間で、15回開設申請をしている。日本の獣医学界は競争がなく世界的に相当遅れている公務員獣医師、産業動物獣医師は不足している。鳥インフルエンザ、口蹄疫などの防疫に苦労した加戸前愛媛県知事の証言は、朝日新聞、毎日新聞、テレビ朝日、TBS、NHKなどにほとんど無視された。なかったものとして扱われた。
 一方、大学の数は、1989年には499校だった。2016年には777校になっている。少子化で子供の数は減り続けているのに、年間10校以上のペースで増やしてきた。その結果、定員割れを起こしている私大は、4割強の257校にも上る。
 やることが全く逆。文科省は本気で仕事をしているのか?なすべきことは色々あるのに、この間、エロ前川は、新宿歌舞伎町の「恋活BAR ラブオンザビーチ」に多い時で週に3回も4回も通っていたという。違法な文科省役人の天下りには熱心だったらしい。温情で5600万とも8000万円ともいわれる退職金を満額をもらってから最後っ屁をかましまくっている。現役のときに体を張るならまだわかる。官僚、OBで彼にまともに対応しているのは、「ゆとり教育」提唱者の寺脇研(てらわき・けん)氏だけではないか。ほぼ総スカン。
 私の2017年最低女は松居一代、最低男は前川喜平である。どちらも人間として信用できない(朝日、毎日系はいまだに前川をもち上げているが、それは彼らの都合。小池百合子さんのように、都議選が終わり不用になれば手のひらを返される)。
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 朝日新聞、毎日新聞は、一般記事で、加戸前愛媛県知事の証言を取り上げなかった。0行。倒閣目的という自分の主張に都合が悪いものには蓋(ふた)。森友学園の8億円値引きは問題にするが、その東隣の豊中市に売った土地の14億円値引きの報道がほとんどないのはどういう訳なのか?辻元清美議員が絡んでいるとかの噂は本当か?
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 讀賣新聞17年8月22日 意見広告。
 テレビ6局計で前川発言は2時間33分(153分)加戸発言は6分。加戸証言はほとんど無視(4%弱)。
 日本の新聞、テレビに対する不信感が募(つの)った一年であった。それにしても、ここまでひどいとは!やりたい放題!!
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 讀賣新聞17年11月30日
 既存放送局等の反対で、欧米では常識の、空き電波の「電波オークション」が進まない。実施されたら国に少なくとも数千億円は入る。岩盤を打破すべきである。
 朝日、毎日、讀賣、産経、日経の本社所在地は元国有地で、安く払い下げられたと言われている。その理由と経緯を明らかにしてもらいたい。
 また、次に消費税が上がる時、新聞には軽減税率が適用されるとも言われている。私は食品でも反対。ましてや新聞に軽減税率を適用しなければならない理由など100%ない!
結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。
 このところ寒風が吹きすさびお目にかかれなかったが、今日久しぶりに会えた。





 結局モリ・カケとはこういうことだったのではないか。


 産経新聞11月30日の財務省OB 高橋洋一氏のインタビュー記事を抜粋してご紹介します。


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 「弱み握られた財務局」
 「忖度の余地なし」「朝日・毎日の追及的外れ」


 森友学園問題は、大阪市豊中市の土地について、財務省の出先機関である近畿財務局が森友学園前理事長の籠池泰典被告(詐欺などの罪で起訴)に地中のごみの撤去費用をきちんと伝えない「チョンボ」をし、そこに籠池(かごいけ)被告がつけ込んだ構図といっていいと思う。


 「ごみ」説明せず

 時系列に沿って整理すれば分かる。まず土地を所管する国土交通省大阪航空局は2012(平成24)年の時点で、地下に大量のごみが埋まっていることを全部分かっていた。一筆の土地の東側半分を豊中市に売り、後に西側半分を籠池被告に売ったのだが、豊中市が公園を作る際に大量のごみが出てきたからだ。

 2013(平成25)年6月に近畿財務局が土地取得要望の受け付けを始め、9月に森友学園が申し込んだ。その後2年ほど交渉するのだが、うまくいかず、籠池被告は自民党の鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)参院議員側に相談をしている。「鴻池メモ」によると、このころ籠池被告は鴻池氏側にごみの文句ばかり言っている。

 2016(平成28)年3月に籠池被告は新たなごみが見つかったと近畿財務局に報告し、その後に籠池被告と近畿財務局が「価格交渉」している音声データが存在している。近畿財務局は分割払いや「ゼロに近い金額まで努力」と言っている。

 こうしたことから普通に考えれば、初めに近畿財務局がごみについてきちんと説明しなかったので、籠池被告が「もっとごみがあるじゃないか」と言い出した。豊中市は補助金などを踏まえると実質2千万円(注:14億円の値引きにあたる)で同様の土地を手に入れていたから、籠池被告が値引きを要求したことに合理性はある。

 近畿財務局は弱みがあるから、籠池被告にやりたい放題にやられた。当初、籠池被告側の要望で売却価格を公表しなかったが、普通は公表するし要望も受け付けない。落ち度があるから要望を受けたのだろう。

 随意契約などにせず、最初からごみが存在することを公表して、入札をかければ、こんなことにはならなかった。私が上司なら、弱みを握られた時点で入札に切り替えていた。担当者のミスだ。


 ただの陳情案件

 安倍晋三首相の関与や、首相への忖度(そんたく)の余地はない。あればもっとしっかりと手続きをしたはずだし、文書が保管されていないのもあり得ない。こうした案件は、鴻池氏が対応している際に他の政治家には持っていかないものだ。仮に安倍事務所に持ち込まれても「鴻池さんがやっているんでしょ」となる。

 官邸の関与といわれるのは、昭恵夫人付の政府職員が籠池被告に送ったファックスだが、ただの陳情案件だ。時期としても最後の段階だ。籠池被告は要望を通すための材料を集めていたのだろう。

 野党や朝日新聞、毎日新聞の追及は意味がないし、的外れだ。近畿財務局のミスだとすれば、そこを責めて局長のクビくらいは取れたかもしれないのに。ある記者に聞いたら「首相が国会で『私か妻が関与していたら首相も国会議員も辞める』と言っていなけれな、こんなに追及しなかった」と言っていた。

 朝日新聞は籠池被告に聞いた話として、森友学園の設置趣意書に「安倍晋三記念小学校」と書いてあると報じたけど、違ったでしょ。籠池被告の発言の確認をとらずに報じていたわけで、これが捏造かは言葉の定義によるが、「誤報」ではある。


 加計学園問題も同じで、「総理のご意向」などの文部科学省内の文書をマスコミは裏も取らずに報道している。「安倍たたき」に好都合なのは流すというだけではないか。

 (沢田大典さん)


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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