「怪文書みたいな文書」は正しい

「怪文書みたいな文書」は正しい
 毎日新聞17年6月1日
「怪文書みたいな文書」は正しい
 17年6月19日「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系) 元財務官僚、元経産官僚などが出席。
 省庁どうしの折衝の際、多少の恫喝やブラフ(はったり)は普通のこと、また議論に敗れた側は、自己の保身(言い訳)のため、実際以上に相手を悪く書くことが多いと、口を揃えていた。また、文科省を低く見ているのも共通していた。「教育」は誰もが一家権言(いっかげん)をもっているだけに言われ易く、気の毒な面はある。
 (下線の部分は、この番組に限らず、多くの元官僚が証言している)
「怪文書みたいな文書」は正しい
 高松市中央図書館前では時折「カルガモ親子の行進」が見られる。
「怪文書みたいな文書」は正しい
 雨の日などは傘やレインコートがカラフルで一層かわいい。





 「怪文書みたいな文書」は正しい


 私は、前川前文科省事務次官が「あったものをなかったものにはできない」と大見得をきっているのをみて、どんな立派な文書だろうと思っていた。

 私はサラリーマン時代、役目柄、無数の業況報告書や会議議事録を書いてきた。「白書」的なものも2度書いた。そのとき心がけたのは、①事実を書く、②年月日を正確に書く、③誰の発言か、情報先、④簡潔に書く、⑤「自分の意見」を書く場合は、それを明記し、自分に偏見があることも考えられるので、8掛けくらいに丸めて書いた。①事実と⑤意見が混同しないように気をつけた。自己の保身などは考えなかった。

 私は、今回問題になっている文書も当然そのようなものだろうと思っていた。下が保身のため事実を少し曲げれば、段階、段階でそれが重なり、上へいくほど曲がりに曲がって、決定権者が誤まった判断をする可能性が高くなる。それを恐れた。

 ところが、(くだん)の文書は、思惑と保身の塊(かたまり)らしい。とても公文書などと呼べる立派なものではない

 その意味では菅官房長官の言った「怪文書みたいな文書」は正しい

 毎日新聞6月1日のオピニオン欄から一部を抜粋してご紹介します。


.......... ..........


 「名前や日付なし どの省でも作成」


 「レク(レクチャー)資料」とはどんなものなのか。匿名を条件に取材に応じた複数の現役・OB官僚は「作成者名、日付なしのレク資料はどの省でも作られている。知らない官僚はいない」と口をそろえる。

 中央官庁の担当課長が上司である審議官、局長、事務次官らに内容をレクチャー(説明)する際に渡す文書だという。政治家が絡むような案件の要点をA4判1枚に大きな文字で箇条書きにまとめたものが多く、課長が課員から情報を集約して作るのが一般的という。

 作成者名や日付を書かない理由について、ある現役官僚は「政治家の意向を政策にどう反映させるか上司の判断を仰ぐ際に作ることが多いが、(疑いを招きかねない事案への関わりがあきらかになるのが)怖くて作成部局など書けない。万が一、資料が流失しても、出所不明の文書として存在を否定できる。その意味で、菅官房長官が『怪文書』と一蹴したのは想定通りだ」と話した。

 レク資料を数多く作ったという元官僚も、ほぼ同様の証言をした上で「大臣にも日常的にレク資料を見せて説明していた。証拠を残すことになる作成者名や日付は書かないのが慣例で、報告の手前で幹部から『消してこい』としかられる」と話した。


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(感想・意見など)

 レク文書は思惑と保身の塊。内容が事実かどうかは大きな疑問符がつく。〝総理の意向〟の証明にはなり得ない。菅官房長官が「怪文書みたいなもの」と言ったのは正しかった。もともと、流失した場合を想定して、作成者名や日付を書いていない。しかし、あまりにも素っ気ない態度であったため、またマスコミの多くも煽ったため、国民に不信感を持たれた。

 国民を信頼して、件の文書がどのようなものかを説明して、早くに公表すべきであった公文書などと呼べるようなご立派な代物ではない

 こんなしょーもないことに時間を浪費している場合ではないのだが…。


以上


官僚亡国論を忘れたか?

公務員亡国論を忘れたか?
 文藝春秋2017年7月号新聞広告
 「役人の矜持」とは笑わせる。前川さんは徹底的に「文科省役人」の立場。禁止された天下りを温存し、隠蔽工作までしていた。自由民主制度下では、を超えることは×。に従い、を活用するというのがあるべき姿。がダメなら国民は選挙で落とすだけ。国民は選挙でを選び、国民に代わって自らの利益ばかりを図りがちなを監視してもらっている。
公務員亡国論を忘れたか?
 讀賣新聞17年5月22日
 毎日新聞6月5日の仲畑流万能川柳に「道徳のお手本見せて文科省」(鴻巣 ここまろさん)とあった。
公務員亡国論を忘れたか?
 讀賣新聞17年5月30日
 公務員獣医師は不足しているようである。例えば、高知県は給与5万円上乗せ、島根県では就職奨励金50万円を支給しても成り手が少ないという。産業獣医師も不足している。事実に基づいた冷静な議論をしてもらいたい
 国会でもメディアでも文科省のメモがあるない等どうでもいい話ばかりしている。内閣府側が「官邸の最高レベルが言っている」と言ったとか。交渉でそんなブラフ(はったり)は誰でも言う。岩盤に穴をあけようと思えば、おとなしい私でも言う。元官僚3人も同じようなことを言っていた。別の元官僚は面白いことを言っていた。内閣府側は言っていないが、議論に負けた文科省の役人が自分の立場を守るために誇張(嘘)した可能性もあるという。ま、どうでもいい話。山の2・3合目あたりでうろうろしている感じ。本質を議論してほしい。
公務員亡国論を忘れたか?
 週刊朝日17年6月2日
 佐藤修史編集長の「編集長後記」を読んで「おおっ!」と思ったが、「な~んちゃって話」だった。さすが「安倍叩きは朝日の社是」というだけある。
公務員亡国論を忘れたか?
 週刊朝日17年6月9日
 (左)北原みのり、(右)室井佑月 2人とも「安倍叩きは朝日の社是」の忠実な追従者。
 それにしても北原さん、いくら韓流ドラマ好き、偏見のかたまりとはいえ、文在寅(ムン・ジェイン)をそんなに持ち上げて大丈夫?大統領選の選挙公約を見ると2万パーセント実現不可能のように思えるのだが…。5年後が楽しみ。実現しなかったら筆を折ってください。
公務員亡国論を忘れたか?
 四国新聞17年5月24日「一日一言(いちげん)
 2009年文科省現役職員2200人、天下り数2980人。天下り数が現役職員数を大きく上回る。国民をバカにするにも程がある。
 「行政がゆがめられた」などとど偉そうに言っているが、このありさまは一体なに?
公務員亡国論を忘れたか?
 讀賣新聞17年6月8日
 2016年版の文部科学省白書に、今年1月に発覚した再就職あっせん問題で、歴代3次官の責任を厳しく指摘するという。原案では、国家公務員法に違反する行為が62件確認され、43人が処分された再就職あっせん問題を独立した章を設けて取り上げているという。それにしても、その責任者に8000万円もの退職金は納得いかない。半分でも多い。どうせ大した仕事はしていない。多い週で3日も出会い系バーに通っていたというのだから(自ら何かの講演で、事務次官というのはつまらぬ仕事だと言っていた)。
公務員亡国論を忘れたか?
 私の本棚。「官僚亡国論」ものがズラリ。他にも数百冊ある。
 2009年、2010年ごろの発行が多い。官僚が横暴を極めていた。以下はほんの一例。挙げだすとキリがない。
官僚亡国論を忘れたか?
 高知県警の白バイが暴走、停車中のスクールバスに衝突し、警官が死亡した事件。高知県警、高知地検は証拠を捏造し、同僚白バイ警官は偽証、ヒラメ裁判官もそれに便乗、バスは止まっていたとの校長他の証言、白バイは暴走していたとの目撃証言などを採用せず、スクールバスの運転手を有罪にした。官は官と争わず、民に責任をなすり付けた
公務員亡国論を忘れたか?
 愛媛県警の仙波敏郎(せんば・としろう)巡査部長は、成績優秀であったが、裏金づくりに協力しなかったため警部補試験に受からなかった(実際、上司からそのように言われた)。裏金づくりは全国警察で行われ、「署長になると家が建つ」と言われた
公務員亡国論を忘れたか?
 大阪高検公安部長であった三井 環(たまき)さんは、検察の裏ガネをマスコミに公表する直前、取ってつけたような罪で、口封じ逮捕された。裁判所も情けない。誰が見ても〝口封じ逮捕〟なのに、検察の言いなりで有罪にした。
公務員亡国論を忘れたか?
 「土肥孝治検事総長の裏ガネは…合計1億2590万円逢坂貞夫元検事長は…合計4161万円荒川洋二元検事長は…合計4589万円。驚くなかれ、これだけの裏ガネがほとんど遊興飲食費に使われていたのである」。
 以上はほんの一例で、検察上部も全国的に裏ガネにまみれていた。これらの人は塀の中に入ることなく、その後退官し、弁護士になったり、大企業の監査役などになって、悠々自適の生活をおくっている(本来は塀の中に居るべき人たち)。
 私は数十年前にある県でアパートの大家が検察事務官だったことがあり、その時、検事のいい加減さ、国選弁護人の出鱈目さを聞かされた。検事が使うための裏ガネづくりに協力させられていることを愚痴っていたのである。数十年して大家さんの話とつながった。
官僚亡国論を忘れたか?
 (東洋経済新報社)
 当時、経産省の若手官僚だった朝比奈一郎さん他が危機感からプロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)を立ち上げ、改革に乗り出した。





 官僚亡国論を忘れたか?


 国民やメデイアはほんの7・8年前のことを忘れたのだろうか?民主党政権は、リーマンショック後の2009年~2012年。鳩山、菅、野田と続いた。当時、官僚の横暴が凄まじく、「脱官僚」が民主党政権のテーマであった

 私の記憶では、プロジェクトKが本を出したころだったと思うが、若手官僚の転身が相次いだ。その内の一人が以下のように書いていた。

 ある省で、何か新しい試みをしようとすると、各役所が集まる会議に諮る必要があった。若手の官僚が省を代表してその会議に出ていく。会議の前に、他の省の新しい試みを潰す論法を徹夜に近いかたちで懸命に考える。予算枠は一定のため、他省が新たに予算を獲得するということはその他の省が減らされ、権限も少なくなるからである。

 会議に出かける前に上司から「潰してこいよ」と激励される。会議のあと、その模様はメモにして上司に報告される。個人的にいい試みだと思っても、潰す方向で動かざるを得ない。

 考えてみれば、学生時代一生懸命勉強し、世の中のためになることをしたい、国を良くしたいと考えて官僚になったが、一体自分は何をしているのか?と思い出す。上司を見ても、40歳を越えれば自分の省のことしか考えていない。50歳が近づけば、天下りのことを考え出す。自分はそれでいいのか?と悩みだし、政界や民間企業、大学の先生、NPOなどに転身する若手官僚が相次いだ。


 役所同士の会議は最後には各省事務方トップの事務次官会議に諮(はか)られる。民主党政権までは、事務次官会議で決められたこと以外は閣議に諮られなかった官僚主導(官>政)であった。

 しかし、官僚はどうしても保守的になる。この世界的に激動の時代、官僚主導では世界の変化に取り残される



 民主党政権は、政治主導(官<政)にするため。事務次官会議を廃止した。官僚を遠ざけ、官僚は面従腹背で政権にあまり協力しなくなった。私の想像であるが、それがために小沢一郎は検察に執拗に狙われたのではないか(陸山会事件)。検察も官僚機構の一部。民主党政権が短命に終わった理由の一つである。


 要するにバランスの問題基本は、政治主導に従い、を活用するというのがあるべき姿。かつ双方は信頼しつつも緊張関係にあるべきである。働きの悪い官僚は国民はどうしようもない。官僚をコントロールすることも含め、働きの悪い政治家は、国民が選挙で落とすことができる。


 「官僚亡国論」が流行ったのは故(ゆえ)無きことではない。ついこの間のことである。忘れるべからず。



以上


OB一人に億のムダ

OB一人に億のムダ
 AERA17年2月6日号
 ジャーナリスト若林 亜紀さんのリポート。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 讀賣新聞17年2月8日
 「月2日勤務、報酬1000万円、社内に席あり」
ドロボー公務員
「ドロボー公務員」 若林 亜紀さん (ベスト新書) 740円




 2011年2月24日ブログ「ドロボー公務員」の最後にこう書いた。

.......... ..........


 国家公務員56万人・年間人件費5兆円、地方公務員247万人・年間人件費24兆円。2割削減すると、5.8兆円が浮く。天下り先への補助金のムダもある6兆円は浮くのではないか

 
 『ドロボー公務員』の著者若林亜紀さんは、厚労省の特殊法人に勤務中に、その内実のデタラメさに憤り、内部告発した人。

 一例だが、その特殊法人の理事長は元厚生次官。年収2000万前後、年間の半分くらいは出張と称して、ファーストクラスで、女性秘書(愛人?)を伴って、各地でかつての部下にアテンドさせ、ヨーロッパの美術館・博物館巡りをしていたという。役人の世界では、こういう人でも、70歳前後まで職と高給が保証されている。

 あとは推して知るべし。まともに働いている人はほとんどいなかったという。にもかかわらず、この法人は、今も名称を変更して生き残っているという。人間のクズの集団。どれだけ税金のムダ使いをすれば気が済むのか?

 こういう特殊法人の多くは、国民のためにやるべき仕事があるから作るのではない役人OB(公務員互助組織の会員)たちに、身分と不労所得を提供するために作っているそこに莫大な税金が注ぎこまれている
 
 
 「公務員の異常な世界」(幻冬舎新書)、「独身手当」(新潮文庫)などもお薦めです。


「民主主義は、役人たちの手による抑圧と略奪から社会の成員を守ることを目的とする」(ベンサム)


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 あれから5年以上経ったが、公務員の世界は相変わらずのようである。洋の東西を問わず、公務員の本能のようなものかもしれない。国民としては虚しくなるが、常に監視し、正しい方向に向くよう根気よくモグラ叩きを続けるしかないAERA2月6日号の若林 亜紀さんのリポートを抜粋してご紹介します。


 国立大学の理事、事務局長は文科省だらけ?
 OB一人に億のムダ

 文部科学省の補助金が、天下り受け入れ大学に
 42億円交付されることになっていた。はねのけた大学にはゼロ



 文部科学省の事務次官が国家公務員法違反の天下りあっせんをしていたとして辞職した。

 「国立大学の理事、事務局長は文科省の天下りで占められている
 そう語るのは国立大学の職員。

 ある文部官僚の天下りの軌跡をたどろう。
 磯田文雄氏は東京大学法学部を卒業後、1977年に文部省(当時)入省、スタンフォード大大学院に留学したエリートだ。2012年に東大理事に出向した。


 茨大が拒否、名大が拾う

 13年9月末付で別の文科省OBにこのポストを譲り、いったん文科省に戻って大臣官房付に。14年3月で退職、同年5月に茨城大学の学長選挙に応募した。

 大学側では「文科省からの天下りの押し付け」ととらえた教職員が反発、副学長を対抗候補に立て、6月の選挙で磯田氏は落選する。次に磯田氏を迎えたのは名古屋大学だった。

 同年4月、文科省は「スーパーグローバル大学創成支援プログラム」を公募し、名大茨城大学も応募していた。名大はアジア7カ国にサテライトキャンパスを設置し留学生を増やす案で応募した。

 審査結果の発表は9月なのに、奇妙なことに、名大はこれらを統括する「アジアサテライトキャンパス学院」を8月に開設し、初代学院長に磯田氏が納まった。

 名大学長であった浜口道成氏(当時)が退任あいさつで経緯を明かしていた。
 「文科省に(プログラムを)『やっていいか』と持ち掛けると二つ返事で『オッケー』と(言われた)」

 9月、この事業で名古屋大学には最大で年間5億円、10年間で42億円の補助金が交付されることが公式発表された。104校が応募し、37校が採択された中、茨城大学は落選した。

 表向きには80ページにも及ぶ指定書式での書類選考とヒアリングで厳正な選考が行われたことになっている。磯田氏の受け入れが暗黙の交付条件だったのだろうか。名大は否定する。
 「押し付けられたのではない。名大からお願いして来ていただいた。給料もそんなに高くない。年俸1千万程度だ」(名大総務部)


 天下りで事務が円滑に

 昨今の大学教授たちは忙しくなったという。昔のようにのんびりしてはいられない。文科省や外部の資金に応募して競争で研究費をとらねばならなくなった。落選すれば徒労に終わる。それが、天下りを受け入れると、いろいろスムーズにことが運ぶらしい。文科省の来年度予算案は5兆円。

 「会計検査院の退職者のうち毎年約10人が再就職しているが、内閣のあっせんが疑われる」
 民進党は国会で指摘した。天下りは他省庁でも疑われる。国民生活でなく、既得権益者たちの安寧な暮らしのために税金がばらまかれていく

 「霞が関では50歳前後から早期退職が始まる慣行がある。年金支給までどうやって暮らすのか

 官僚たちは天下りはやむなしと言うが、OB一人の生活保障のために年数億円の補助金をつけるのは効率が悪すぎる

 安倍政権が天下りを本当に根絶する気なら、国民が納得できる形で、早期退職を強いられる高齢公務員の生活保障を考えるべきだ。そして、天下りあっせんは違法行為なのだから、手を染めた事務次官は厳罰に処すべきで、支払われる退職金8千万円弱も減額するべきだろう。現実的かつ厳罰を伴う「天下り根絶」策を望む。


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(感想・意見など)

 若林 亜紀さんは別のところで、「私の働いていた団体では、課長が出勤するのは会議がある週1回だけ、部長にいたっては月に1回しか出勤してこなかった。それでいて、課長の年収は1200万円、部長は1400万円以上、もらっていました」と書いていた。

 2月7日の予算委員会で、文科省人事課OBで「裏の人事課長」とも言われる嶋貫氏は、月2日の勤務で年間1000万円の報酬を得ていたと証言した。この話を聞いて、若林さんの言っていたことは本当なんだと改めて確信した。「この世の中にそんなことがゴロゴロしているとは!」

 歴代OBに年間1千万円を支払っている生命保険会社には当然それに見合う見返りがあるはずである。どこまで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ!!


以上

 

公務員制度改革のネジを巻き直すべき

公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 讀賣新聞17年1月21日
 事務次官から人事課長、OBまで完全に組織ぐるみ。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 毎日新聞17年1月21日
 規制強化直後に骨抜き!遵法精神ゼロ。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 毎日新聞17年1月25日
 想定問答集まで作り、受け入れ先の早稲田大学まで「指導」して口裏合わせ。極めて悪質。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 讀賣新聞17年2月8日
 「裏人事課長」のOBは明治安田生命保険の顧問として、月2日の勤務で年間1000万円の報酬を得ていた。1日約42万円!前川前事務次官も自ら言っていたように「万死に値する」。国民を舐めきっている。刑事罰を導入するほかない。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 産経新聞17年1月20日
 このコラムの筆者、若林 亜紀さんは、民間企業経験ののち、厚生労働省の労働問題研究所に10年間勤務。その間見聞きした公務員のあきれた厚遇ぶりを内部告発して退職。その後ジャーナリストとして活躍している。
公務員制度改革のネジを巻き直すべき
 マックカードで釣りだした。しかし500円で効き目があるのかな?人の問題は常について回る。





 公務員制度改革のネジを巻き直すべき


 私は会社員時代の後半は経営企画部門に所属し、組織のリストラクチャリング(再構築)が職務の一部であった。5年先の世の中を予測し、3年間の中期経営計画を立て、PDCサイクルを回していた。会社は3年ごとにガラガラ変化した。所属会社名も5回変わった。それでも、世の中の変化についていくのがやっと。改革推進のための組織があり、不断に改革を進めている民間企業でさえこうである。

 若林 亜紀さんは、確かスーパーゼネコンで働いたのち、厚労省の外郭団体に就職した。私は若林さんの本を何冊か読んだが、内部にいた者しか知りえない情報が詰まっている。国家公務員の出鱈目ぶり、厚遇ぶりに馴染めなかったようで、内部告発して退職、ジャーナリストに転じた。

 ここ5年くらいか、公務員制度改革のことがあまり言われなくなった。しかし、氷山の一角であろうこの度の文科省の天下り問題をみても、ほとんど骨抜きになっている。ネジを巻き直すべき時である。


 産経新聞1月20日の若林 亜紀さんのコラムを抜粋してご紹介します。


.......... ...........


 公務員だけが「バラ色の人生」送れる国


 お手盛りだの、厚遇だのと、メディアが公務員たたきに躍起になるのも無理はない。つい先日も、無断欠勤を2年続けた大阪市の元職員に1400万円もの退職金を支払っていたことが明らかになったばかり。浮世離れした公務員天国の実態にはあきれるばかりだが、「官民格差」を象徴するおいしい特権はまだまだある。



 昨年10月、人事院が勧告した国家公務員給与の引き上げを政府が承認し、3年連続の賃上げとなった。民間と違い、リストラがなく、課長までは同期横並びの年功序列で誰でも出世できる。国家公務員行政職の過半数、55%が管理職だという。なんとお気楽なことか。

 一方、国の借金である国債残高は1062兆円。国民一人当たり837万円。本年度は税収56兆円の見込みに対して新たに40兆円の国債を発行する。「(家計ならば)銀行が融資してくれる水準にない」と、財務省も認めている。

 家計ならば赤字を減らすため、倹約をする。企業ならば経費を削減する。赤字が大きければ給料を下げ、ボーナスはなし、というところも多いだろう。ところが、国は違う。赤字でも教務員の給与は上がる一方だ。給与だけではない。公務員はほかにも役得が多い。筆者自身、国の労働問題研究機関に10年勤め、課長代理で内部告発をして退職した。だから、身をもって分かる。


 至れり尽くせり

 例えば、公務員は家賃がいらないか、格安で済む。首都圏勤務の公務員ならば、東京都内で3LDK70平方㍍というのが標準的な官舎である。5年前、人気お笑いコンビ、元オセロの中島知子さんがマンションの家賃を滞納した騒動があった。そのマンションは渋谷駅から歩ける高台の高級住宅地にあり、家賃が2LDKで月65万円と報じられた。その隣に国家公務員住宅がある。3LDK、月2万7900円である。

 国家公務員は休みも多い。まず、有給休暇が初年度から20日間ある。平均取得日数は13.5日。民間では労働基準法で定められている通りの10日という企業が多く、平均取得日数は8.8日。このほかに、妻の出産への付き添い休暇や、妻が専業主婦や育児休業中であっても夫が育児参加休暇を取れるなど「イクメン押し」である。しかも、こういった特別休暇を取っても有給も給料も減らない。また、有給休暇は1時間単位で取れる。

 また、民間の場合、部長は大部屋で部下を管理するのが通例である。だが、国家公務員の場合は部長になると、テレビ付きの個室をもらえる。個室でテレビの高校野球を見、パソコンでゲームをして時間をつぶす部長たちを多く見てきた。

 さらに、退職時には多額の退職金がもらえる。世間の批判を受け、年々下がっているが、内閣人事局によれば、平成26年度に定年退職した国家公務員の平均額は2167万円であった。50代前半で定年となる自衛官の数が多いので平均は高くないが、5千万円以上は182人もいる。


 財政赤字の原因

 財政赤字の原因は、政治家の利益誘導による予算のばらまきにもある。それでも、民間なら「役員の過剰投資のために赤字決算が続くが、社員には関係ないので給与を上げ続ける」というわけにはいかない。

 国の場合、国債のツケは政治家でも公務員でもなく、国民に負わされる。国債が償還のあてなく増え続けていくと、日銀の信用が落ち、銀行預金の払い戻しや保険の支払いが額面割れを起こし、年金の支給基準が下がる。

 むろん、公務員の中には国のために懸命に働く優秀な人も少なくないであろう。だが、全体を見ると、非常識な厚遇、財政への無責任さがあることは否めない。では、われわれ国民はどうしたらよいのだろうか。少なくとも、財政が危機的状況にあることや、公務員が今も厚遇であることを知っておくこと、そして、それを改革する動きがあれば応援することが大切である。


以上


天下りあっせんには刑事罰を

天下りあっせんには刑事罰を
 讀賣新聞17年1月21日
 事務次官は、会社でいえば実質、社長。頭から腐っている。組織ぐるみの犯行。
 責任をとって辞職した前川喜平次官には7500~8000万円の退職金が支払われるという。犯罪者だよ。まさに「盗人(ぬすっと)に追い銭
天下りあっせんには刑事罰を
 同上
 法令に従って業務を遂行するのが役人の本分のはず。口裏合わせまでして、はなから守る気がない。極めて悪質。国会議員も国民もなめられたものである。法律を改正して、OBも対象にして、刑事罰を科すほかない。
天下りあっせんには刑事罰を
 毎日新聞17年1月21日
 「規制 強化直後骨抜き」!!舐められたものである。
天下りあっせんには刑事罰を
 四国新聞17年1月26日「一日一言(いちげん)
天下りあっせんには刑事罰を
 週刊ポスト12年9月14日号
 官僚がいかに唾棄すべき存在であるかが分かる。傲岸不遜。この通産省元繊維局長の実名を知りたい(堺屋さんはMさんと言っている)。石でも投げてやりたい。シロアリだから踏み潰すか。
天下りあっせんには刑事罰を
 元通産官僚の堺屋太一さんの話。「日米繊維交渉のとき、当時の繊維局長は、繊維業界団体の拠点を大阪から東京に移せと言う。そうしないと米国と交渉しないと言った。仕方なしに東京事務所を出すと、米国と交渉を始めた」。省(私)益拡大のためである。その団体の理事(長)に元キャリア官僚を送り、元ノンキャリを何名か送り込んで植民地にする。そこに補助金を付ける。完全な汚職である。そういう植民地を作った官僚が出世する。実にゴリッパな「公僕」である。
天下りあっせんには刑事罰を
 今朝、香東川潜水橋で車2台が睨み合いをしていた。初めて見た。お互いに譲り合えば、待ったとしても30秒程度。双方の後ろで何台か待っていたので私は迂回した。





 天下りあっせんには刑事罰を


 四国新聞1月26日の「一日一言」を抜粋してご紹介します。


 時代小説の稀代の表現者藤沢周平さんが亡くなってからきょうで20年。東京・日本橋の三越本店で回顧展が開かれた。

 展示品の中に直筆の原稿があった。掲げられていたエッセーも味わい深い。「世間でえらいという人をも簡単には信用しない。それでも時どきえらいな、と思う人に出会うことがある」。結論は次のように記される。「その人は、冷害の田んぼに立ちつくす老いた農民だったり、子供のときから桶(おけ)つくりひと筋に生きて来た老職人だったりする」(周平独言)

 藤沢さんは山形県鶴岡市の農家の次男として生まれた。小説には「海坂藩」の下級武士がよく登場する。「えらい人」は地位が高い人や英雄だけを指す言葉ではない。無名でも、ひたむきに生きる人の姿は貴い。エッセーから作風の原点が伝わる。


 文部科学省の組織的な天下りあっせん。元高等教育局長は再就職を仲立ちし、その隠蔽工作もしていた。局長という職は一般的な定義に従えば「えらい人」だ。でも元局長は在職中から、人事課長と協力し、有名大学への求職活動にいそしんでいた。

 そこには、冷害で立ちつくす農民や職人と対極の「えらい人」がいる。藤沢さんが生きていたら、退職後も次の職場が保証される人たちを、どう表現しただろうか。(Kさん)


以上

 
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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