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中国の課題

天安門広場

 日本経済新聞 2011年1月31日経済面(北京=品田 卓記者)はいい記事である。

(見出し)

日本に似た課題、中国直撃
住宅バブル、貿易摩擦、賃上げ…成長と同時対処必要
「経済大国の先輩」の40年分一気に噴出
プラザ合意・バブル崩壊…日本の政策 中国は研究

(前文)
 中国が不動産対策、人手不足、人民元など広範囲な政策課題に直面している。27日には不動産税導入を決め、1990年前後の日本のバブル対策と類似してきた。
 
 人手不足による賃上げや人民元改革などは高度成長期の日本が抱えた課題で、数年後には、労働人口の減少期に入る。
 
 中国では、日本がこの40年間に経験した様々な課題がほぼ同時期に噴出しており、政策のかじ取りは一段と難しくなっている。

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(感想・意見など)
 
 中国は、社会保障が未発達、政治改革、汚職・腐敗問題、人権問題、少数民族問題、環境問題、貧富の格差対策など、問題山積。しかも、時間がない。2020年ごろまでには、中国も労働人口の減少時代が始まる。
 
 成長を続けない限り、様々な問題を解消するすべがなく、多くの問題を積み残したまま時間切れとなる可能性は高い。今でも各地で年間10万件の暴動がおきているという。成長が止まった時、どのような混乱が起きるか?……考えるだけで恐ろしい。
 
 人口が多く、最大の貿易相手国、軍事大国、専横国家でもある。世界に対する影響は大なるものがある。中国・ロシアなどの台頭で、世界は新しいむきだしの帝国主義の時代に入った。
 
 日本は、早急に20年近くに及ぶ経済停滞から脱し、財政再建に目途をつける必要がある。
 戦前の教訓もある。揚げ足取りのつまらぬ政党間争いをしている時ではない。
 内外の情勢がそれを許さない。

 中国の問題は、「週刊文春」11年2月3日号でも指摘、「週刊朝日」11年2月11日号『中国「不動産バブル」の虚構』もいい記事である。

 
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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