原発コスト「客観データの公開を」!

原発コスト「客観データの公開を」

 11年7月11日のブログ「原発コストのウソ」でも書いたが、立命館大学の大島堅一教授は、経産省公表の原発コストに疑問をもち、情報公開法を使って経産省に資料要求したが、渡された資料は黒ヌリばかり(写真参照)。
 
 
 それに関連して、11年7月30日の朝日新聞社説をご紹介いたします。


(見出し)

エネルギー政策  客観データの公開を


(本文抜粋)

 原発事故を受けた新しいエネルギー政策の柱を示す菅内閣の中間整理がまとまった。

 原発への依存度を下げていく方針を明確にし、2050年ごろまでの工程表をつくる。核燃料サイクルを含む原発政策の検証や、電力会社の地域独占の見直し、発電部門と送電部門の分離も検討するという。

 原発の新増設が事実上困難になる中で、電力の確保に向けて新たな方向を打ち出すことは喫緊の課題だった。

 折しも、規制機関である原子力安全・保安院が原発シンポジウムに際し、電力会社に「やらせ」を依頼していたことが発覚した。保安院を経済産業省から早く独立させ、きちんと機能する組織をつくることに異論は少ないだろう。

 ……代替エネルギーのあり方や原発の是非そのものには、国民の中にもさまざまな考えがある。

 大事なのは議論の土台となる客観的なデータを示すことだ

 とりわけ、原発の発電コストや自然エネルギーの単価、電源別の電力供給能力などについては、データが古すぎたり電力会社任せだったりと、政府公表値の不備が目立つ。

 今回の方針では、新たに委員会を設け、賠償費用や廃炉費用なども含めた原発コストや、技術の進展により数字が変わりやすい自然エネルギーのコストなどを改めて試算するという。

 結果の数字だけでなく、前提となる計算式や根拠となる数字の出典など、積算の根拠となるデータを、徹底して公開してほしい。

 政府のホームページに掲示して、国内外の専門家らが自由に閲覧できるようにする。第三者による検証可能な数字をもとに議論を進める。それが、国民的合意をつくるためのベースになるはずだ。


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(感想・意見など)

 朝日新聞の主張は当然のこと。墨塗り資料(写真参照)などもってのほか。敗戦直後じゃあるまいし。
 こういうことをする官僚はDeath by hangingである。

 毎日新聞に載っていた川柳…「原発で緊張の夏 日本の夏」

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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