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「校長の言葉」

「校長の言葉」
(豊島美術館)


 高知新聞 11年7月23日 「話題」欄  竹内 誠さん


(本文抜粋)

 東日本大震災の影響で卒業式が中止になった埼玉県の男子高校のホームページに掲載された、校長からのメッセージ。

 
 学ぶために大学に行くというが、そうか、と校長は反問する。学びは一生。一生涯、辞書を引け。世界的に見れば、大学進学者は少数。学ぶため大学へというのは「特権意識を持つ者の驕り」と戒める。

 友人を得るため大学へ―。これにも「大学で得る友人がすぐれたものであるなどといった保証はどこにもない」と諭す。エンジョイするため大学へと公言する向きには「これほど鼻もちならない言葉もない。ふざけるな」と怒る。

 校長は「あえて象徴的に言おう。大学に行くとは、『海を見る自由』を得るためではないか」と問う。大学時代は「時間を自分が管理できる煌めきの時」であり、「「今日ひとりで海を見てきたよ」と友人に言うこともできる。青春とは「直視の自由を得ること」。「海に向かって問え」「時間の空費にうつつを抜かすな」と叱咤激励し、立て続けにさらに記す。

 真っ正直に生きよ。くそまじめな男になれ。未来に向かえ。大震災の時のこの卒業の時を忘れるな。鎮魂の黒き喪章を胸に、今は真っ白な帆を上げる時。愛される存在から愛する存在に変われ―。そして、最後に「若き健児よ。日本復興の先兵となれ」。
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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