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大衆小説に◎―2

大衆小説に◎―2高田郁・みおつくし料理帖シリーズ

上田 秀人さん ≪奥右筆秘帳シリーズ≫ (講談社文庫)
高田 郁(かおる)さん ≪みおつくし料理帖シリーズ≫ (ハルキ文庫)


 前にも書いたが、サラリーマン時代20数年間にわたって文芸書を封印していた。人は時間に限りがあり、何かをするためには何かをあきらめる、もしくは先延ばしする必要がある。今は何を優先すべきかを自分で決めて、自分にタガをはめなければならない。凡人ゆえ、同時にあれもこれもは出来ない。

 最近それが正解だったことを再確認した。11年10月12日のブログ「大衆小説に◎」に書いたが、新聞記事を見て、佐伯 泰英(やすひで)さんの本≪密命シリーズ≫(祥伝社文庫)を2冊買って読んでみた。本屋さんに「佐伯泰英コーナー」があり、以前から気にはなっていた。見事にハマった。佐伯作品は累計1250万部とか!

 私は平行的に数冊の本を読む。その一冊に高田 郁(かおる)さんの≪みおつくし料理帖シリーズ≫を選んだ。人情×料理×レシピ。これにもハマった。シリーズ合計150万部突破という。

 11年10月22日のブログ「東北旅行」に書いたが、この秋、2泊3日で宮城・岩手の海岸をレンタカーでひたすら走った。夜は暇なので、佐伯さん、高田さんの文庫本3冊をひたすら読んだ。身の回りから本がなくなると不安になるたちなので、帰り途東北新幹線北上駅のキオスクで文庫本を1冊買った。

 数十冊しか置いていない中から何げなく選んだが、それが上田 秀人さんの≪奥右筆秘帳シリーズ≫であった。帯に、「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社刊)第一位とあった。上田さんは、現役の歯医者さん。本当に面白い。

 面白過ぎて、午前2時とか4時とかまで読むようになった。サラリーマン時代に文芸書を封印した理由を思い出した。睡眠不足と冷えが重なったためか、腰にきた。立つもならず、座るもならず、寝るしかない。眠っちゃ読み、眠っちゃ読みで、結局2日あまり寝込んで、9冊の文庫本を読んだ。

 そのため、上田 秀人さんの≪奥右筆秘帳シリーズ≫×第8弾、高田 郁(かおる)さんの≪みおつくし料理帖シリーズ≫×第6弾まで読み尽してしまった。読者の中には、次回作が待ちきれなくて、出版社の編集部に催促の電話をかける人がいるそうである。気持ちは分かる。

 淋しいので、今日、上田 秀人さんの≪お髷(まげ)番承り候シリーズ≫(徳間文庫)×3冊、高田 郁さんの「出世花」(ハルキ文庫)、井川 香四郎さんの≪楢屋三四郎 言上帳シリーズ≫(文春文庫)×1冊を買ってきた。ワクワクする。ひょっとしたら、小学生の時にジュール・ベルヌの「海底二万マイル」「月世界旅行」「地底探検」などを読んだ時以来かもしれない。大衆小説に◎。

                                 以上
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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