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雑誌・出版社・新聞社…

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週刊文春11年11月3日号記事
・「表裏井上ひさし協奏曲」 西舘(にしだて)好子さん (牧野出版) 2100円


◆数年前だったと思うが、「週刊現代」が当時の横浜市長中田宏(なかだ・ひろし)さんをこれでもかこれでもかというくらいに極めてしつこく叩きまわった(中田宏さんの著書「政治家の殺し方」に詳しい)。私は当時どうしてここまで叩くのか不思議だった。中田市長は事実無根であるとして講談社を提訴、地裁・高裁で勝訴した。

 
◆先の大阪市長・大阪府知事選挙の前の11年11月3日号で「週刊文春」及び「週刊新潮」が、橋下徹さんの父親が部落出身の暴力団組員で、徹さんが小学生の時にガス管をくわえて自殺したという、出自にかかわるネガティブキャンペーンを張った。 
 新潮社は、月刊「新潮45」でも同様な記事を載せている。私は、極めて異様なことと受け取った。

 文春、新潮社の意図に反して、橋下さんは大阪市長選に大差で当選した。これらの記事は、私には、橋下さんにプラス要因、両出版社にはマイナス要因として作用した。民主党の前原誠司さんも中学生の時に父親が自殺したが、逆境にもめげず立派に成人した両氏(橋下、前原)及びふたりを支えた母親や周りの人々を讃えたい。博打に身を持ち崩した紙屋のバカ小倅と対照的。


 
西舘好子さんは、井上ひさしさんの前妻である。井上ひさしさんはDVの常習者である。ちょっとやそっとのDVではない。

 「玄関を入るなり私に飛びかかってきた。髪の毛をつかまれ殴りつけられた。あっちに転がされ、こっちに転がされ、部屋中を引きずり回された。『東邦医大病院』へ駆け込んだ。肋骨が折れ、左の鎖骨にひびが入っているという。全身打撲、鼓膜は破れていた」

 離婚話が持ち上がっている最中に好子さんは講談社の重役から呼び出しを受けた。後から新潮社と文藝春秋の重役が到着した。

 「私にはこの会が何を意味するのか、来る前からおぼろげに分かっていた。どんなことがあっても、売れっ子作家のスキャンダルがマスコミに出ては困るのだ

 『それからね、この三人が集まっている以上、この三社から出版される雑誌や本からは、お二人にとって悪いことが出る恐れは何もありませんから協定です、三人三社の。ですから今後も安心して悪妻を演じて下さいね』


 
産経新聞11年12月3日「小さな親切、大きなお世話」欄 作家の曽野綾子さんのコラムから抜粋

 「私は昭和も30年近くになってから作家生活に入ったのだが、それ以来ごく最近まで闘ったのは、新聞雑誌テレビなどのマスコミの、言論統制であった

 「初期の頃、新聞は創価学会に対する批判は一切許さなかった。広告収入の第一のスポンサーだったからだろう」

 「第2の波は、中国におべっかを使った時代である。中国の批判記事は署名原稿でも書き換えを命じられ、それを拒否するとボツになった」

 「第3の波は特定の人に対するいかなる批判も許さなかったことだ。司馬遼太郎氏に対する批判記事には、新聞社の幹部までが異常な反応を示し、その部分の訂正を求めてきた。しかしこれは司馬氏の責任ではない」

 「第4の波が、差別語に対する長い年月に及ぶ執拗な言葉狩りだった。一例をあげると、らいという病気は「らい」が正確な病名だが、ハンセン病と表記しないと許されない」


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(感想・意見など)

 
 日頃「言論の自由」「報道の自由」を声高に主張しているのは誰だ?

 絶対に正しいものなどない。是々非々。自立するには、覚悟と最低限の経済的基盤が必要である。

 曽野綾子さんのコラムは以下の言葉で締められている。

 「イエスマンになるのを防ぐには、組織をクビになっても何とか生きていける道を、常日頃用意していなければならないだろう。私の場合それは畑作りで、今も細々とやっている」


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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