FC2ブログ

「シロアリのシロアリによるシロアリのための人事院」ドン更迭

「シロアリのシロアリによるシロアリのための人事院」ドン更迭

 12年3月24日産経新聞シロアリの親玉が更迭されるという記事が出ていた。ご紹介します。


(タイトル)
「人事院のドン」更迭
給与削減で政権と対立
官僚ますます離反


(前文)

 政府は23日、「官僚機構のドン」として君臨した江利川毅人事院総裁(64)を4月7日の任期満了で退任させる方針を決めた。人事官は4年の任期を2、3期務めるのが通例だが、江利川氏は途中退任した谷公士前総裁の残り任期2年5カ月を務めただけであり、事実上の更迭といえる。

 国家公務員給与に関する人事院勧告(人勧)を無視しようとした政権を「憲法違反」と猛批判しただけによほど煙たかったようだが、これで官僚機構はますますそっぽを向くに違いない。   (力武崇樹さん)


(本文抜粋)

 「総裁には民間の感覚を有する方にご就任いただき新たな体制とすることが適当と考え、江利川さんを再任しないこととした

 藤村修官房長官は23日の記者会見で、後任に初めて民間出身の原恒雄人事官を起用する考えを表明した。

 人事院総裁は3人の人事官から選任するが、過去9代で人事官を1期で退任した総裁はいない。政府首脳の「意向」が働いたことは疑いようがない。

 厚生労働省出身の江利川氏は、官房副長官を8年7カ月も務めた古川貞二郎氏の腹心中の腹心で内閣府と厚生労働省で事務次官を務めた異色の経歴を持つ。

 政権交代後の平成21年11月、人事官任命と同時に人事院総裁に就き、「当初は政権と対立する場面はなかった」というが、昨年10月、国家公務員給与の0.23%引き下げを求めた平成23年度人勧の実施見送りの閣議決定をきっかけに亀裂は修復できないほど広がった。

 「民主党が人事院潰しに本腰を入れ始めた」と確信した江利川氏は「憲法に基づく人勧を実施しないのは問題だ」と猛批判。これに枝野幸男経済産業相が「人事院総裁が口を出す権限はない」とかみつき、対立は決定的となった。

 国家公務員給与の削減問題は人勧を実施した上で24年度から平均7.8%を引き下げることで決着したが、対立は続いた。

 公務員の定年退職者への再任用拡充でも、江利川氏は「65歳まで再任用する仕組みは困難だ」と抵抗。22日の参院総務委員会でも公務員新規採用削減を「人材確保に支障が生じる」と批判した。


................................................................................................


(感想・意見など)

 新しく人事院総裁になる予定の原恒雄さんは、JR東海の出身者である。ガチガチの公務員至上主義者の前総裁谷公士江利川毅に比べてマシだとは思われる。もう一人の人事官篠塚英子さんは学者出身(お茶の水女子大名誉教授、専門は労働経済学)。

 しかし、人事院所属6百数十名のうち99%以上が公務員という構成はほとんど変わらない。「シロアリのシロアリによるシロアリのためのなんちゃって組織」。中立でも、公正でも、第三者組織でもない。今やことの分かっている人のほとんどが人事院勧告の正当性を疑っている。新総裁がそれを変えられるか?注目して見守りたい。


以上
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

最新記事
カレンダー
02 | 2012/03 | 04
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター