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公務員天国フランス

公務員天国フランス

 讀賣新聞12年4月19日「悩めるフランス 2012 大統領選」をご紹介します。


(タイトル)
財政再建阻む「役人天国」
1時間の仕事 1週間でやれ


(本文抜粋)

 大統領選の最大の争点は財政再建だ。とりわけ、国家予算の4割近くを占める公務員の人件費は国民的関心事となっている。

 人口6500万のフランスで公務員数(公社職員は除く)は530万人。欧州連合(EU)で最多で、就労者の20%以上を占める。政府支出は国内総生産(GDP)の約57%に達し、過去10年間で5%も増えた。世界屈指の公務員天国だ。

 
 南部ボルドーに住む地方公務員オレリー・ブレさん(32)は笑う。公務員家庭に育った彼女は何の疑問もなく進路を決め、5年前に幹部試験に合格。最初の命令に驚いた。
 「どう見ても1時間で出来る仕事を『1週間かけてやれ』と言われました

 人が多くて、仕事がない。秘書に会議資料のコピーを頼むと、部数も考えずに何百枚も刷ってきた。目につく限りの出来ごとを「役所バカ」としてブログに連載し、2年前に出版したら、35万部も売れた。

 厚遇も際立つ。09年の統計で平均給与は民間より16%高かった年金も民間より手厚く、職種によっては50代で退職できる


 公務員が増え続けるのは、経済悪化のたびに雇用対策でカネをつぎ込んできたからだ。景気回復しても民間雇用は伸びず、公共部門が膨張する。その財源は税金と借金だ。

 経済協力開発機構(OECD)は、政府支出の増大が「成長を阻害する」として、人件費削減を勧告した。

 だが、国民の本音は財政再建より、「寄らば大樹」だ。サルコジ氏の公務員削減には国民の71%が反対し、オランド氏は支持率で一貫してリードする。ある世論調査では15~30歳の75%が、「できれば公務員になりたい」と答えた。

 ブログのブレさんは身元がばれて約1年間停職になったが、昨年、職場復帰した。「公務員をやめるなんて考えたこともないわ」と、あっけらかん。公務員天国は変わりそうにない


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(感想・意見など)

 さすがラテン系、キリギリスの国。落ちるところまで落ちるしかない。

 「競争がない」「高コスト、非効率」「秘密主義」「無責任」。反面教師にすべきである。


以上
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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