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デタラメ原子力委員会

デタラメ原子力委員会デタラメ原子力委員会


◆ 左写真:毎日新聞12年5月24日1面トップ記事(毎日新聞のスクープ記事か)


(タイトル)
原子力委 核燃サイクル報告案
事業者意向沿い
再処理有利に書き換え


 

◆ 右写真:朝日新聞12年5月25日社説

(タイトル)
原子力委員会
この反省のなさは何だ


(本文抜粋)

 「原子力ムラ」は3.11後も何の反省もしていない。憤りと同時に、「やっぱり」との思いがつのる。

 原子力委員会の事務局(内閣府)が、電力会社など原発推進の側だけを集めた非公式な会合を20回以上も重ね、核燃料サイクル政策の見直しを議論する小委員会の審議前に情報を流していた

 会合に小委員会に出席していたのは座長だけ。報告書案も事業者に有利になるよう書き換えられていた

 原子力委員会への信用を根本から揺さぶる事態である。偏向したやり方が発覚した以上、組織は白紙から見直すべきだ。これまでの議論も不正な点がないか検証する必要がある。

 原子力委員会は、国の原子力政策の基本を決める役割を担ってきた。

 原発事故を受けて、原子力安全・保安院や原子力安全委員会など規制機関については改組が決まったが、原子力委員会は手つかずだ。

 今回の不祥事をみる限り、「原子力ムラ」の巣窟になっているとしか思えない。

 例えば、事務局には以前から電力会社や原子炉メーカーの出向社員が複数、常駐しているという。おかしな話だ。

 別の委員会に属する浅岡美恵弁護士は、審議が事務局に誘導されたり、実際の議論と事務局がまとめる内容に隔たりがあったりすることを詳細な資料にして提出している。

 浮かび上がるのは、事務局を通じて利害関係者が情報を入手し、委員を差し置いて政策を取り仕切ろうとする「ムラ」そのものの図式だ。

 原子力委員会は原子力政策大綱の改定も審議している。核燃サイクル問題とあわせて政府のエネルギー・環境会議に複数の改定案を示し、政府他のエネルギー政策とともに「国民的議論」を経て決める段取りだ。

 だが、こんな行為が繰り返された末にできた「案」を、どうやって信用しろというのか。

 実態の解明を急ぐ。委員長らの進退を含め、組織のあり方を抜本的に改める

 そこからやり直さないまま、原子力政策を論議しても、誰も信用しない


..........................................................................


(感想・意見など)

 政府の審議会などはお飾りで、裏で官僚がいいように操っているとはよく言われるが、それにしても「原子力委員会」はひどい。デタラメである。

 毎日新聞12年5月24日の解説記事では、5月8日の小委員会で、委員の松村敏弘・東京大教授は問題の「総合評価」の記載について「なぜこんな偏った記述になってしまうのか。まったく分からない」と厳しく批判したという。松村教授は秘密会議の存在を知らされていなかったらしい。

 原子力委員会は汚れきっている解体して、秘密会議参加者をすべて排除して新体制を作り、議論を一からやり直すほかない。「原子力ムラ」の膿を出し切ろう。
 
 原子力委員や事務局の内閣府職員、経産省・資源エネルギー庁職員などは国家公務員である。汚職の罪に問えないものか?


 余談であるが、読売新聞のこの件に関する扱いが面白い。今後日本の原子力行政を左右する事件だというのに、わずか3段の簡単な記事のみ。いかにも讀賣らしい(日経、産経もほぼ讀賣並み)。

 讀賣中興の祖といわれる正力松太郎は、元警察官僚であり、「プロ野球の父」「原子力発電の父」とも言われる。アメリカCIAの協力員だったことも分かっている。讀賣・日本テレビにはそのDNAが脈々と受け継がれている(今週の週間ポスト6月1日号にそういう体質に嫌気がさして日テレを辞めたデイレクターの話が載っている)。

 私は、読売・日テレグループの警察原子力の記事は信用しないことにしている(プロ野球は西鉄がなくなって以降興味なし)。CIAのスパイをしていたくらいだから勿論アメリカ寄り。「人生案内」は面白い。


以上

 
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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