FC2ブログ

Nスペ「卵子老化の衝撃」

Nスペ「衝撃!卵子が老化」Nスペ「衝撃!卵子が老化」Nスペ「衝撃!卵子が老化」Nスペ「衝撃!卵子が老化」Nスペ「衝撃!卵子が老化」Nスペ「衝撃!卵子が老化」

 6月23日(土)夜9:35~10:25(ナイター巨人×ヤクルト戦のため5分遅れ)のNHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」は、期待に違わずいい番組であった。

 
 番組は、「不妊に悩む夫婦は何組に1組?」という質問から始まった。不妊の検査や治療を受けた夫婦はなんと6組に1組だという!体外受精の件数は年間21万件とこの5年で倍増して世界最多。

 急増する不妊の原因のかなりの部分は「卵子の老化」である。卵子が老化することが知られていないことで、高齢になっても治療を受ければ妊娠は可能という誤解を生み、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている。体外受精の成功率も30代半ばから急速に低下する。45歳だとわずか0.5%、1000回に5回の成功率である。

 解決策は簡単である。「卵子は老化する」という事実を国民に知らせ、「出産はできれば20代で、遅くとも30代半ばまでにすることが望ましい」「なかなか子供ができない場合は、できるだけ早目に夫婦で不妊の検査や治療を受けること」を周知することである。

 
 日本はこんな簡単なことでさえできていない珍しい国。政治家や官僚はどうでもいいダンスや武道の必修化は図るが、国民の幸不幸に直結する肝心のことができていない。義務教育中(小学校高学年と中学生のとき)に2回は教えるべきである。

 NHKの番組で新しいのは、「夫婦で」という部分。夫が原因の場合も多いという。夫が原因の場合も治療の可能性はあるので早目の対応が望まれる。

 この番組で残念だったのは、高齢出産のリスク流産・染色体異常の急増など)に触れなかったこと。微妙な問題なので下手に触れると異常な反応が予想されるので避けたと思われるが、大変大事な問題なのでちょっとでも言及してほしかった。


 とはいえ、大変いい番組である。この番組は日本の政治や教育を動かすに違いない。できるだけ多くの人に見ていただきたい。

 再放送は7月8日(日)午前(深夜)2:05~2:54に予定されているようである。


(以上)
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

最新記事
カレンダー
05 | 2012/06 | 07
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター