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「朝鮮の政治社会」

「朝鮮の政治社会」
「朝鮮の政治社会」
「朝鮮の政治社会」
(秋の香川県立図書館)


 20数年前から朝鮮に関心がある。きっかけの一つは今は亡き父親の一言である。父は大正7年生まれ。広島県の呉市に住んでいた。呉市は軍都である(例えば戦艦大和は呉の海軍工廠で作った)。軍関係の仕事が沢山あり、条件もいいため、朝鮮半島からも多くの人が仕事を求めてきたという。父は、勉強がそこそこできたため海軍に工業高等専門学校に行かせてもらった。その時朝鮮半島から仕事を求めてきた近所の人たち(朝鮮人とも言い難い。法的には日本人)から親身に止められたという。「日本は絶対に戦争に負けるから軍関係には行かないほうがいい」と。

 父は私より国際経験が豊富である。3回赤紙(召集令状)がきて、インドシナ半島から東側のいろいろな所に行っている。父の世代の人間が最も多く戦死している。20数年前かある時、自民党の政治家が、「日本は朝鮮に対して悪いこともしたが、いいことも沢山した。現在の朝鮮の基礎を作ったのは日本である」という旨の発言をして大問題になり、辞任した。その時父は、「いまは正しいことは言いにくい状況にあるが、この人が言ったことは本当である。日本はたいへんな持ち出しで今の朝鮮を作り、戦後それをそのまま残してきた。日本が統治する前の朝鮮は大変悲惨な状況にあった」と言っていた。

 それ以来朝鮮に関心を持ち、いろいろ本を読んできた。多くは日本人、韓国人の書いたもの。その時の感想は、途中経過ではあるが、朝鮮人は、大変主観的で、個人として付き合うにはいいが、儒教原理主義者で、どうしようもなく頑迷固陋なところがある、というものだった。驚いたのは、1997~98年頃のアジア通貨危機「IMFショック」後の韓国の変わりようである。これには本当に驚いた。あれだけ頑迷固陋な人たちがなぜこれだけ変われるのかと。

 そして、韓国の鼠(チウイ)大統領の竹島上陸の今である。このたびは当事者以外の第三者(「朝鮮旅行記」はロシア人たちが書いたもので第三者とはいえない。日清・日露の戦いは朝鮮をめぐるあつれきが発端)が書いたものを読んでいる。

 その中で、朝鮮社会を理解するためには、グレゴリー・ヘンダーソンの『朝鮮の政治社会』(サイマル出版会)が重要だと思うようになった。本屋には見当たらないので例よって宮脇書店に取り寄せを依頼したが、取引がないとのこと。宮脇のキャッチフレーズは「本ならなんでもそろう」である。おかしいなと思って検索サイトで調べたらサイマル出版自体が1998年に潰れていた。ネットで古本を調べたら、定価3000円未満のものが、2万円とか8千円とかになっている。内容も分からず買うには高過ぎる。

 香川県立図書館にもない。図書館のレファレンスカウンターで「朝鮮の政治社会」を持っている図書館を調べてもらった。近場では徳島県立図書館にあるという。片道分の運送費(600円)を負担してくれたら取り寄せられますというので、そのようにした。

 それから3日ほどして入荷したとの連絡があったので、昨日借りにいった。貸出し期間は2週間。これから優先的に読むことにしよう。


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(以下余談)

 先ごろ、佐賀県武雄市が図書館業務をTUTAYAに委託するというので話題になった。香川県立図書館では、5年くらい前からカウンター業務を宮脇書店に委託している。全国的にもそのような形態が増えているようである。

 以前は正規職員がカウンター業務も行なっていたが、あまりやる気がみえず、ぶすっと無愛想で、言葉づかいも悪い人がかなりいた。今は人数も増え、てきぱきとサービスがよくなった。正規職員が常時いるのはレファレンスカウンターくらいになった。正規職員の対応もよくなった。

 正規職員だと平均人件費は1人当たり年間900万円くらい(健康保険や年金の県負担分、退職金見積額、厚生費などを含む)の筈である。パートだと、いろいろな形態の人がいると思うが、100万~200万円くらいではないか。土・日・祝日などは手厚く配置している。

 サービスも良くなり、経費も削減されて、いいことである。コスト<パフォーマンスは基本中の基本である。


(以上)
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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