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日本の轍踏むな…韓国

日本の轍踏むな…韓国



 毎日新聞13年1月7日の記事を抜粋してご紹介します。



 日本の轍 踏むな
 韓国に危機感
 長時間労働 少子化 生産年齢人口減 子育て離職
 女性の支援・活用 官民あげて


 パートでもフルタイムでも「同一労働同一賃金」を徹底したオランダから見れば、日本は「30年前の世界」

 働き手が減り始めた日本を「未来の自画像」「他山の石」とみて、必死に対応を取り始めた国がある。韓国だ。

 韓国は日本に似て、長時間労働が当たり前だ。家事・育児は女性が主体のため、韓国の「働き手」である生産年齢人口(15~64歳)における女性就業率は、10年で53%にすぎない。日本より7㌽低く、OECD平均を6㌽下回る。また男女間の賃金格差もOECDの中で最悪の39%(10年)と、日本より悪い。

 少子化も世界最悪の水準だ。1997年の通貨危機の影響などから、00年から05年にかけて、合計特殊出生率は1.47から1.08まで下がった。11年は1.24.日本の1.39より低い。

 韓国の生産年齢人口は、3500万人ほど。17年にピークを打ち、その後急降下する。97年に「働き手」が頭打ちとなった日本は、ピークから30年で18%減るが、韓国の場合、30年で25%も少なくなる。 中国もほぼ同時期から下降を始める。


 韓国に危機感が強いのは、縮み方が日本よりかなり速いのに加え、過去20年、日本の低迷ぶりを目の当たりにしてきたからだ。

 「高齢者の政治的影響力が大きくなり、少子化対策に相対的に劣っていた日本の轍を踏んではならない」

 「出産、子育てでの離職者が多い点で日韓両国はよく似ている。違うのは韓国女性の大学進学率(短大含む)が80%と日本よりかなり高い点だ。働かない大卒女性による経済損失は年128兆㌆(約10兆円)という試算もある」


 女性のための取り組みを見ると、韓国は日本よりかなり早い

 通貨危機後、経済低迷から脱却する政策の一環として、01年に女性省(現女性家族省)を創設、新採用の国家公務員の3割以上を女性にするクオータ(割り当て)制を導入

 06年からは雇用労働省が、従業員500人以上の企業に、女性の雇用と管理職を増やすよう指導。対象となった企業の女性管理職比率は11年、16%にまで上がった。

 日本には女性に特化した省庁はない

 韓国は09年に離職した女性のための職業紹介と能力開発、就職後の相談まで全てを請け負う支援センターを設けた。中小企業を中心にインターンシップ(就業体験)制も導入し、女性を試験的に半年間雇う企業を国が補助する。

 支援センターは現在100カ所に増え、この3年間で42万人が再就職し、半数が正社員となった。2月に就任する初の女性大統領、朴 槿恵パク・クネ)氏は、センターを毎年30カ所ずつ増やすと公約している。


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(感想・意見など)

 韓国は儒教の影響が強く、男尊女卑の気風は今なお根強い。

 また、先の日本の衆議院選挙の結果を受けて円安・ウォン高基調が続いているが、この傾向が続くなら、韓国経済は、貿易依存度が高いため、かなりの困難が予想される。

 それでも韓国は「走りながら考える」民族。「石橋を叩いて渡らない」あるいは「石橋を叩き過ぎて壊してしまう」日本を、女性活用の面で、追い抜く可能性が高い。そうなれば、日本はOECDで最悪の特異な国になってしまう。このまま衰退し続ける可能性が高くなる。

 「古き良き日本の家族」の復活という過去30年間の自民党的考え方はあきらかに間違っていた。実績が証明している。150年前、「尊王攘夷」を盛んに言いかつ実践していた薩長は、欧米に負けると、一夜にして考え方を改めた。過ちては改まるに憚ることなかれ。「君子は豹変」すべきである


以上
 
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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