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女子アイスホッケーの意外なパトロン

女子アイスホッケーの意外なパトロン



 サンデー毎日13年3月3日号に面白い記事があった。抜粋してご紹介します。



 祝・ソチ出場決定 「アイスホッケー女子」の現実
  ▶選手はピザ宅配しながら練習
  ▶高須院長「1億でも出す」理由

 女子アイスホッケー日本代表が2014年ソチ冬季五輪出場を一番乗りで決めた。プロリーグも実業団チームもなく、アルバイトで生計を支えながら練習してきた選手たち。意外な人物が〝全力支援〟を申し出た。


 「ホントにあの子たちのすばしっこさというか、絶対にパックを取り返すのにびっくりしましたわ」
 そう話すのは、五輪最終予選が開かれたスロバキアで全試合を観戦した漫画家の西原理恵子さんだ。

 日本は、16年ぶり2回目の五輪出場を決めた。

 〝氷上の格闘技〟と呼ばれるアイスホッケー。日本女子の競技人口は約1500人。マイナー競技ゆえの悲哀も味わってきた。
 
 サッカーくじtotoを運営する日本スポーツ振興センターは、五輪で活躍が期待できる競技団体に対し「重点競技強化活動」として、合宿や遠征費用を助成している。女子アイスホッケーは今年度から指定されたが、助成は750万円。五輪でのメダル期待度に応じてA,B,Cとランク分けしており、アイスホッケーはCランクだ。


 宿泊節約で深夜のバス移動

 「1回の合宿で5万円程度は選手が負担している」
 「なぜアルバイト?」
 「企業チームがないので、正社員として働くと、思うように練習や合宿の時間がとれなくなるからです」

 経費を抑えるため、遠征の宿泊費も節約。スロバキアで五輪出場を決めた当日すら、泊まらず深夜にバスで空港に移動した。


 こうした現状に支援を申し出たのが、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長(68)だ。アイスホッケー連盟のオフィシャルパートナーとなり、今回の最終予選は〝恋人〟の西原さんと共に応援した。

 五輪出場に向け、さらなる「全面支援」に乗り出すという。
 「五輪本番までの1年間、必要な費用はいくらでも出します。選手たちには『何でもしてやるぞ』と伝えました」

 実は高須氏、昭和大医学部在学中にアイスホッケー部を結成し、初代主将を務めた経験を持つ。部のコーチだった奥住恒二氏は今、日本アイスホッケー連盟の会長だ。その縁で昨年から支援を始め、代表チームのユニホームには肩に「高須クリニック」の文字が入っている。

 ちなみに、「何でもしてやる」と言われた選手たちは、ほぼ全員が「小顔!小顔!」と連呼したとか。
 「小声で『豊胸』と言っている子もいました(笑)。五輪終了後、希望者には無料で手術します。僕は格闘技のリングドクターもしているので、整形外科的なチームドクターも無償でやろうと思っています」

 高須氏は「こんなに面白い競技なんだから、もっと日の目を見ていいはず。1億円でも出します」と言うが、それに見合う広告効果はあるのだろうか。マーケティングコンサルタントの大西宏氏が解説する。
 「物を売るための短期的な広告は残存効果がなく、1ヵ月もすれば忘れられてしまいます。しかし、けなげに頑張る女子選手たちをサポートしているという良いブランドイメージは、徐々に効いてきます。知名度と信頼度には相関関係があり、今回のスポンサー活動は『種まき』として、金額に換算できない大きな意味を持つでしょう」


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(感想・意見など)

 デフレ不況が長引き、多くの企業がいろいろなスポンサーから手を引く中、いい話である。こういう金持ちは悪くない。


(以上)
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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