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富士フイルム①

富士フイルム①



 優れた経営手腕で経済界に新風を送り、社会的、文化的な活動を通じて国民生活の発展に貢献した経営者を表彰する「毎日経済人賞」の第33回受賞者のひとりに、古森重隆こもり・しげたか)・富士フイルムホールディングス会長兼CEOが選ばれた。

 この賞を受賞した経営者はいわばエクセレントカンパニーのトップであるが、過去30数年の受賞者60余名所属の会社でさえ、現在は苦境に陥っているところが散見される。

 私は、「富士フイルム」のここ十数年を思うと、常に下腹の辺りがゾクゾクする。よくぞ生き残ったものだと感心する。毎日新聞13年3月5日の記事をご紹介します。


 写真技術生かし 多角化成功


 社長に就任した00年以降、長年培った写真フィルムの技術を活用し、高機能材料や医薬品など新規事業に積極進出することで経営多角化を大胆に推進。販売が急落する写真フィルムから、経営の軸足を新分野に移し、成長への道を切り開いた。

 就任当時は、銀塩写真からデジタルカメラへの移行期。ピークの00年には、写真関連事業の売り上げが全体の6割を占めていたが、その後は年間2,3割ずつ落ち込む危機に直面する。

 04年に「第二の創業」を掲げ、写真フィルム関連の技術をもとに新規事業に打って出ることを決断。液晶テレビ用の保護フィルムの事業拡大と、医薬品化粧品などの開発に取り組んだ。保護フィルムは世界シェア約8割を握る主力事業に成長。写真フィルムの衰退と、08年のリーマン・ショックという2度の危機を乗り切った。

 一方、写真フィルムにこだわり続けた米イーストマン・コダックは12年1月、経営破綻に追い込まれた。事業の構造転換を短期間で成し遂げられたかが、大きな分かれ目となった。

                                           (大久保陽一さん)


以上
プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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