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ナイスジャッジ !

ナイスジャッジ !



 面白い判決があった。讀賣新聞13年7月20日の記事をご紹介します。



 パチンコ店
 出店阻止 「図書館は違法」
 東京地裁 国分寺市に賠償命令



 パチンコ店の出店を予定したビルの隣に東京都国分寺市が図書館の分館を設置したため、風営法などで出店が禁じられて損失を受けたとして、静岡県のパチンコ店経営会社などが同市に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は19日、同市側に約3億3400万円の賠償を命じる判決を言い渡した。

 志田原信三裁判長は「出店を阻止するための違法な図書館設置で、原告の営業上の権利を侵害した」と指摘した。


 判決によると、同社はJR国分寺駅前のビルにパチンコ店を出すことを計画していたが、駅前の再開発を計画した同市などが反対。同市議会が2006年、ビル隣接地に市立図書館の分館を設置するとの市条例の改正案を可決した。風営法などは図書館から50㍍未満でのパチンコ店の営業を禁じており、同社側は出店を断念した。

 訴訟で市側は「図書館設置は市民の要望に応えたもので、パチンコ店の出店阻止の意図はない」と主張したが、判決は「議会で出店阻止が議論され、市も顧問弁護士らに出店阻止の法的問題を相談していた」と指摘。「市の手法は社会的相当性を逸脱している」として、出店していれば得られた利益などを基に同社側の損害額を算出した。



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(感想・意見など)

 私は、警察・検察・裁判所に不信感を持っているが、久々に「ナイスジャッジ!」と言えるものに出会った。

 私は、パチンコを白い眼で見ている人間である。「何が悲しくてパチンコなんぞに貴重な時間を費やさなければならないのか」と思っている。そういう意味では、国分寺市あたりによくいる人種に近いかもしれない。

 しかし、それとこれとは別。気に入らないからと言って、後出しじゃんけんのような「国分寺市の手法は社会的相当性を逸脱している」と思っている。私は、民間経営者としての側面ももっており、行政にこのような卑劣な手段を使われると、民間は堪ったものではない。

 何年か前に、警察小説で同様の筋書きのものを読んだことがある。その時は、確か児童公園を作って阻止するということだったと記憶しているが、事実は小説より奇なり。国分寺市は、手段を選ばぬ己の卑劣さを反省し、控訴すべきではない

 東京地裁、ナイスジャッジ!である。


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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