アメリカの医療制度

アメリカの医療制度 讀賣13年9月28日
アメリカの医療制度 四国13年8月23日
アメリカの医療制度 四国13年9月27日




 アメリカにどうしてもなじめないことがある。医療制度と銃規制はその代表。アメリカは先進国としては珍しく国民皆保険の仕組みがない。このため無保険者が5000万人にも及ぶという。

 民主党のクリントンが努力し、オバマ大統領が1期目に全精力を傾けて取り組んだ「医療保険制度改革法」が2010年3月に成立した。この10月1日に制度がスタートするというのに共和党は予算を人質に徹底抗戦している。変わった国である。日本は絶対マネすべきでない

 
 四国新聞「おしゃべり地球カフェ」米国編のコラムを2本抜粋してご紹介します。


 病院はホテル並みの待遇
 高額医療費に驚き  大山真理さん

 
 5月に初手術をアメリカで体験しました。首にできた椎間板ヘルニアが神経を圧迫し、今後、軽い事故に遭っても上半身・下半身不随になる確率が高いということで、ヘルニアを取り除く手術を行ないました。

 そこで驚いたのが、アメリカの高額な医療費です。現段階の見積もりは、総額約420万円です。

 これらの医療費を支払うのは通常、保険会社。私も保険を利用します。ですが、各個人が掛けている保険によって、自己負担額はさまざまです。1ヵ月の掛け金は安いもので約3万円。医療費は約20万円まで自己負担というものも。

 なぜアメリカの医療費は、これほどまでに高額なのでしょうか。ある医師によりますと、「アメリカには日本のような国民皆保険制度が存在していない。また、医師個人や病院が医療費を設定するために高額になる」とのこと。

 医師の収入も多く、年3千万円~5千万円稼ぐことも。アメリカは訴訟の国で、医師や病院が患者から訴えられることもあるため、その時にかかるコストを踏まえての金額だといわれています。

 そんな高額な医療費ですから、病院はホテルのようでした。


     *     *     *


 健康保険の大切さ実感 
 救急救命室に行く  菊池京子さん


 最近、救急救命室(Emergency Room=ER)に行きました。入り口では体格のごついガードマンがはさみやナイフがないか荷物検査をしました。

 ERは24時間開いています。3,4時間待たされるのは普通で緊急度の高い順からみてもらえます。私はすぐにベッドへ移されました。病院のパジャマに着替えると、名前や生年月日などが記されたバーコードバンドが腕に付けられました。

 看護師、医師、検査技師と入れ替わりやってきて、てきぱきと処理していきます。そんななか事務員が来たのは意外でした。

 アメリカは日本のように国民保険制度がないので、健康保険をもっていない人もたくさんいます。法律で、ERは来た患者を拒んではならないとなっています。その結果、80%の治療費が回収不能というデータもあります。病院側としては患者が健康保険があるか、支払い能力があるかは深刻な問題です。

 隣りの患者は健康保険がないようです。「いくらまで払えますか」「州立の病院の方が安いですよ」という会話が聞こえてきます。

 アメリカの医療費は法外です。 この春に細胞培養検査をした時は170万円の請求がありました。私の場合は職場からの健康保険が90%カバーしてくれましたが、それでも高いです。

 「給料は安くても健康保険がもらえるならその仕事をとれ」。この言葉に納得です。     


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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