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消費税を予定通りに

消費税を予定通りに 毎日13年8月23日
消費税を予定通りに 日経13年9月4日
消費税を予定通りに 朝日13年9月7日




 消費税は予定通りに上げるべきである。
 
 毎日新聞13年8月23日福本 容子論説委員のコラムを抜粋してご紹介します。


 いつやるの?

 イギリスの消費税(付加価値税)は今20%。2011年1月に17.5%から引き上げられた。キャメロン政権が発足後1ヶ月半で発表し、その半年後に実施。速い。

 もっと速かったのは、株などを売ったときのもうけにかかるキャピタルゲイン課税の引き上げで、施行はなんと、「今夜の0時から」だった。

 アメリカカナダでも、消費税にあたる売上税の増税が続いている。州や市が税率を決めるのだけど、議会承認から施行まで数カ月が相場。

 2回に刻んだ増税を閣議決定してから最初の実施まで丸2年、2回目は3年半後、という日本はものすごく異例。しかも、まだ最終決定じゃない。予定通り上げて大丈夫か、各界代表の59人から意見を聞くって。

 イギリスが財政赤字を減らそうと増税を決めたのは、リーマン・ショック後の不況からようやく抜け出したころ。キャメロン首相は当時こう言い切っている。「論争になるだろうか。必ずなる。政権の支持率に響くか。おそらく響く。健全な経済、社会の最下層の人たち、国の未来のための正しい選択といえるか。私は、そう強く信じる」

 借金が先進国中、最悪というのに消費税率は先進国で一番軽い。3四半期連続のプラス成長でも、まだ安心できないと議論している。これ一つにどれだけ政治エネルギーをつぎ込むの?


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(感想・意見など)

 日経新聞13年9月4日「経済教室」で伊藤 元重東大教授は、「予定通り増税」「増税見直し」両方にリスクが伴うが、「消費税増税」による悪影響よりも「増税見直し」の方がリスクが大きいとしている。

 「消費増税」のリスク(景気減速・デフレ進行)には政府・日銀による対応が可能であるが、「増税見直し」による国債金利の暴騰(市場の不信認)には手の打ちようがない、と言う。同感である。


 家計であれ、会社であれ、国であれ、財政の要諦は「入るを量りて出(い)ずるを制す」の他ない。来年度の概算要求は100兆円になろうとしている。国の借金はまもなく1千百兆円。自分さえ良ければいい、いま現在さえ良ければいい、という態度は改まらない。

 
 朝日新聞13年9月7日「記者有論」欄 寺西 和男さんの記事が興味深かった。

 EUは欧州危機後、財政の透明性を高めるため、政策当局から独立した財政を監視する機関の設置を各国に義務づけた、という。

 政府の借金が1千兆円を超えた日本はどうかというと、田中秀明・明治大教授によると、財政の透明性は米英など先進11カ国中最低。「一般会計と特別会計の間で予算を付け替えても説明されず、予算が中期の財政計画が描く道筋を外れても検証されない」。

 日本こそ、財政運営を監視する独立機関が必要。透明性を高め、国民が「財政統治」できる仕組みへの転換が必要だ。


 同感である。今のままでは増税しても、ザルに国民の血税を注ぎこむようなもの。シロアリやダニに限りなく血を吸い続けられる。

 「入るを量りて出ずるを制す」の基本にたち返ろう!


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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