特定秘密保護法案は問題だらけ

特定秘密保護法案は問題だらけ 「朝まで生テレビ」13年11月30日
特定秘密保護法案は問題だらけ
特定秘密保護法案は問題だらけ 毎日13年11月29日

 




 特定秘密保護法案は問題だらけ


 今朝も途中までテレビ朝日系「朝まで生テレビ」を見ていた。国家に一定期間秘密にすべき情報があるのは理解できる。しかし、今の特定秘密保護法案には問題が多過ぎる。森雅子担当相の答弁も迷走続きで法案はあまりにも生煮え過ぎる日本はもともと情報公開が不十分である。「よらしむべし知らしむべからず」が強すぎる。今現在も一部の官僚の独断で重要な情報が大量に廃棄されている。慎重に検討し、法案を大幅に修正すべきである。

 毎日新聞13年11月29日「発信箱」欄 福本 容子論説委員のコラムを抜粋してご紹介します。


 60年先の約束

 トップシークレット(最高機密)。会議の記録には全ページに、警告がある。会議出席者は首相と外交や国防関係の閣僚ら。核弾頭を積めるアメリカの巡航ミサイルが国内に配備されるのを前に、その管理がアメリカ任せでよいかどうか議論したもの。東西冷戦のさなか、1983年のイギリスでのこと。

 アメリカとはどう交渉しよう、西ドイツの総選挙前に議論が表に出ないよう気を付けよう――。そんなやりとりを今、私たちは読むことができる。30年たつと政府の記録が公文書館に移され公開される仕組みのお陰だ。閲覧はタダだけど、日本にいてもパソコンやスマホ経由で数十秒ほどあれば情報を買える。このサッチャー政権の閣僚会議3回分20㌻は3.36㍀(約550円)。

 こんな情報が今年からは、2年分まとめて公開されることになった。開示の30年ルールが20年に短縮されたので移行期間は毎年2年分。「対象になる出来事が人々の記憶にあるうちにあるうちに情報は公開されるべきだ」という開示運動の勝利である。

 550円でイギリス政府の元最高機密を買えても、日本の閣僚の会議記録は買えない。買うもなにも、公式な記録が残されていない。日本にも国立公文書館があって、ネットで資料を公開しているけれど、見られるのは江戸時代のナマズのスケッチとか明治時代の新10円札の見本とか。政府文書はといえば、公文書館に移されることなく廃棄されるものが、山ほどある。

 最長60年で秘密は原則開示って?閣僚の会議に議事録作成を義務付ける法律さえ作っていない人たちを信じてと言われても……。第一、60年先、今の大人は死んでいる。


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

最新記事
カレンダー
10 | 2013/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター