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自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ!

自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ! 愛媛14年4月26日
自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ! 讀賣14年4月26日
自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ! 高知14年4月5日
自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ! 牡丹




 自衛隊はいじめ隠ぺい体質を改めよ!


 軍隊は典型的な階級社会である。24時間狭い同じ空間にいることも多い。どこにでも下司(げす)な人間はいる。いじめが発生する要因が揃っている。いじめられる側にとっては逃げ場がない。別に日本に限った話ではないが、旧軍の苛めも相当なものだったと聞く(3番目の写真)。組織はよほど注意する必要がある。

 愛媛新聞14年4月26日社説を抜粋してご紹介します。


 海自いじめ訴訟
 組織の隠蔽体質刷新が先決だ


 いじめを苦に自殺した海上自衛隊護衛艦乗組員の1等海士の遺族が、国などに約1億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁が賠償を一審から大幅に増額する判決を言い渡した。440万円から7300万円となった額以上に、自殺は予見可能とした意味は大きい。

 一審判決は1士の先輩のいじめについての賠償責任だけを認めたが、東京高裁はいじめと自殺の因果関係を認定。「上司が適切に調査、指導していれば自殺は予見可能で回避できた」とした。

 海自は、同様の事件が二度と許されないことを肝に銘じ、徹底した隊員の能力向上と組織の立て直しに取り組むよう求めたい。

 より深刻なのは、司法も認めたように、海自が関連資料を隠蔽しようとしたことだ。控訴審では、一審で国側の指定代理人だった3等海佐が、海自の不正を内部告発海自が破棄したと主張した関連文書の存在が発覚し、予見の可能性について否定した一審の判断が覆された。

 いじめは極めて生々しい。自殺した乗組員が遺書で指摘した先輩の元2等海曹=懲戒免職=が、エアガンで撃つといった暴行のほか、恐喝していたことも判明。こうした内容は、乗組員のアンケートや同僚への聞き取りメモなどから明らかになった。

 本来なら、組織として自ら公表し、改善につなげるのが筋。しかし、不都合な事実を隠そうとする体質は裁判を通じても改善されたとは言い難い。海自は判決を真摯に受け止めた上で、貴重な人材を失う事態を防げなかったことを猛省すべきだ。

 残念なのは、海自が根本的に襟をただす姿勢が、いまだに感じられないことだ。

 あろうことか海自は、正義感から内部告発した3佐に対して、文書を勝手にコピーして持ち出したとして懲戒処分する手続きを行っていたという。どこに正義があろう。

 世論の批判を受けてか処分は取りやめたものの、告発への「報復」ともいえる保身体質は深刻だ。3佐がよりどころにした公益通報制度は、国民の生命や財産を守る内部告発を支援する制度だ。組織は告発者が不利益を被らないよう保護するのが当然である。

 海自がまずなすべきは、組織の行方を懸念した勇気ある3佐の行動へ、むしろ謝意を示すことではないか。彼は法廷で「自衛隊が国民にうそをついてはいけないという信念で告発した」と語った。

 海自はこの声にこそ、耳を傾けねばならない。それが、国民の信頼を取り戻すための最初の一歩となろう。


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(感想・意見など)

 東日本大震災における自衛隊の活躍以降、国民の自衛隊に対する意識は劇的に変わった。例えば自衛隊の広報誌「MAMOR」(マモル)は民間のプロが編集していることもあり、一般の人にも好評である。コミック・アニメの「艦隊これくしょん」、艦娘(かんむす)のヒットなど、一昔前には考えられなかった。自衛隊発足以降、最高の評価である。
 
 折から、中国は傍若無人に版図を拡げつつある。北朝鮮は核開発、ミサイル発射で瀬戸際外交を繰り広げている。韓国は「反日無罪」で日本が相手だと何をしても許されると思っている。ロシアは武力でウクライナの東半分を自陣営に引き込もうとしている。世界のいたるところで、きな臭くなっている。自分から手を出さなければ平和が保たれるとは言い難い情勢である。はりねずみに徹する必要がある。自衛隊の存在は重要である。 

 しかるに、この度の「海自いじめ訴訟」における海自の姿勢は旧軍を思わせるものである。不幸な事件ではあったが、唯一の救いは海自の不正を内部告発した勇気ある3等海佐の存在である。

 海自は猛省し、資料隠蔽を主導した者や、内部告発した3等海佐を懲戒処分しようとした者の処分を行い、一皮むけた「国民とともにある自衛隊」になってもらいたい隠蔽や正しい行為を行った者を抹殺するかの行為は組織を腐らせるだけ。海自にとってもかえって有害である。



以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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