FC2ブログ

ったく関西は!

ったく関西は! 讀賣14年4月18日
ったく関西は!産経14年4月18日
ったく関西は! 県立図書館のハナミズキ
ったく関西は! 県立図書館・文書館





  ったく関西は!


 讀賣新聞4月17日記事によると、ある大阪市立中学校では、教務主任や学年主任などを教員の選挙で選出し、校長が任命するとした校内規定があるという。教員らで「選挙管理委員会」を設置し、選挙に関する一切の事務を行うとも明記校長は選挙結果通りに任命してきたという。学級担任についても、教員でつくる「調整委員会」の同意が必要と定められている。

 同じ記事で、神戸市立高校でも同様の事例があるという。

 4月18日の讀賣新聞、産経新聞では、大阪府立高の約6割にあたる107校神戸市立の4高校滋賀県立高校3校、滋賀県立養護学校6校でも同様の事例があるという。文科省は全国調査をするという。人事権のない校長などお飾りに過ぎない。実権は教員集団が持っていることになる。


 それを読んで、「また、関西か!」と思った。なんか既視感がある。過去のブログを調べてみたら、2年前のブログ「大阪市政 2つの伏魔殿」(12年4月27日)に行きついた。再録します。


.......................................................................


週刊ダイヤモンド12年4月7日号の記事をご紹介します。


(タイトル)
 市政改革の二つの標的
橋下市長が大ナタ振るう伏魔殿
労働組合と地域団体の闇



(前文)

 橋下市長の市政改革は多岐にわたる。だが、詰まるところ二つのターゲットに行き着く。労働組合と、補助金の受け皿となる地域団体だ。これは集票マシンと化し、市政の伏魔殿となっている。


(本文抜粋)

 「組合が今も人事権を握っています。異動や昇格を決めています
 こう明かすのは、大阪市環境局に勤務するAさん。ごみ収集に当たる技能職員で、労働組合員でもある。

 大阪市政の刷新を進める橋下徹市長が、労働組合と激しいバトルを展開している。「公務員たたき」「労組敵視」と批判する識者も少なくない。

 だが、Aさんの話を聞くと、異常な労使関係を放置してきたことこそが批判されるべきと痛感する。

 大阪市の職員数は約3万8000人。このうち行政職が約1万人で、残りはバスや地下鉄、ごみ収集といった現業部門で働く技能職。採用の仕方も異なり、労働組合もそれぞれ別だ。

 環境局にはデスクワークを担当する行政職が524人おり、収集現場に出る技能職は2689人。行政職は4年ほどで他部局などへ異動するが、技能職は局内異動が原則行政職と技能職は互いに交じり合わず、局内は二重構造となっている。

 環境局の技能職員らで組織する労働組合が「大阪市従業員労働組合」(市従)で、加入率は99.7%。技能職は4つに区分されており、下から作業員、作業主任、監理主任、統括主任となっている。4人に1人が主任以上で、管理職ではないものの以前は手当が支給されていた。実際にごみ収集に出るのは作業主任以下の約2500人。監理主任以上はめったに現場に出ない。

 労働組合の支部や分会の役員は監理主任クラスに多く、この監理主任が作業員の人事評価者となっている。1次評価だが、現場に出ない(知らない)所長が2次評価者なので、実質的に監理主任の評価で決まる。とりもなおさず、組合役員の評価で決まるということだ。

 Aさんが若かったころ、職場にほとんど顔を出さず、組合活動に明け暮れていた役員が多かったという。出勤簿の監理がずさんで、管理職も黙認していた。勤務時間中に組合活動をするいわゆる「ヤミ専従」。

 では、彼らは一体何をしていたのだろうか。組合活動だけではなく、市長選や市議選、国政選挙などで支援する候補を懸命に応援していた。


 現場職員の声を封じ込める堅固なる労働組合

 組合役員が全く仕事をしなくても、もともと職場の人員に余裕があり、日常業務に支障は全くない現場に出ない監理主任がゴロゴロいるし、ごみ収集車の運転手も運転しかしない。

 数年前にヤミ専従が問題になったため、現在は改善されたが、Aさんはどうにも納得できないことがある。当時、ヤミ専従に関わった組合役員の多くがその後、昇格している点だ。組合役員と監理主任といった2枚のカードを持ち、末端の作業員・組合員を支配していると嘆く。


 Aさんが給料から天引きされる組合費は約1万円本当は組合から抜けたいのだが、やめられない。離脱したら、福利厚生が受けられなくなるのではとの不安、遠くに異動させられる恐れを抱いているからだ。それで、昨年の市長選のときは組合から配布された紹介カードに市内在住の友人知人の名前を書き込み、黙って提出したという。

 そんなAさんは橋下市長が打ち出した職員の新評価システム導入について不安視することがある。誰が評価するかだ。「今の人たちに評価されるのでは、たまらない」という。
 
 大阪市の7つの職員組合の連合体が「大阪市労働組合連合会」(市労連)だ。強い組織力と集金力を誇る市労連は、市長選に大きな影響力を持つ1963年から負け知らずで、支援候補を市長に押し上げていた市当局とも蜜月関係を構築し、両者は互いにもたれ合っていった

 常勝の市労連が市長与党の座から転げ落ちたのが、2005年。ヤミ専従などの職員不祥事が噴出し、当時の市長が市政改革に乗り出したことで、労使が決別。久びさの労使激突の市長選となった。敗れた市労連は07年に平松邦夫氏を擁立して雪辱。体制維持を目指したが、橋下氏に敗れ、大ナタを振るわれる身となった


 橋下市長による市政改革の柱の1つが、24区役所の権限強化。住民に身近な区役所の機能を高め、まちづくりの先頭に立つことを求めている。そのための人材を公募し、8月には公募区長が誕生する予定だ。真の住民自治を実現させる要と位置付けている。

 
 「これまで何回も不正や不祥事が噴出したが、きちんと処理されなかった。今度こそ大阪市をきれいにしてもらいたい

 こう語るのは、大阪市の市民団体「見張り番」の松浦米子さん。89年からオンブズマン活動を続ける松浦さんは、これまでのでたらめな市政運営が、税金の無駄づかいと行政サービス悪化をもたらしたと怒る。そんな松浦さんが疑問視するのが、市から補助金などを受ける地域団体のあり方だ。カネの入りと出があまりに複雑で、透明性に欠けるという指摘だ。

 庶民の街・大阪は、地域団体の活動が活発なところである。活動の中心となっているのが町内会(地域振興会)。20世帯の班から振興町会、連合振興会、区地域振興会、市全体の地域振興会とピラミッド型組織となっている。

 大阪市は以前から地域団体に補助金を交付する事業を実施してきた。2011年度予算では約19億3000万円。補助事業は局ごとに行われ、担当部局は9局、事業数は24。メニューは細分化され、複雑化している。局間の連携や調整がなされず、バラバラに事業が行われている。たこつぼ・縦割り行政の弊害といえる。
 

 地域団体への補助事業 複雑怪奇なカネの流れ 
 
 問題はそれだけではない。補助事業の受け皿となる地域団体である。地域振興会が中心となっているが、補助事業ごとに団体の看板を掲げねばならない同じ人がいくつもの団体を組織し、代表を兼ねる現象が生まれている。
 

 中には、住民が補助事業を始めた市の担当部局から受け皿の設置を求められ、団体を旗揚げするケースさえある官製の地域団体である。行政側の事業ありき予算消化ありきの発想による、本末転倒の現象だ。これが高じて地域団体が選挙運動に利用されるようになっていった集票マシンである。

 市役所出身の候補が当選してきた市長選では、まるで市の別働隊のようになって集票活動に奔走してきた労働組合と車の両輪のようになった

 こうした補助事業の細分化と、受け皿となる地域団体の複雑化が補助金の使途をわかりにくくし、市の担当部局のチェックの甘さも加わり、不正使用や不適切使用を呼び込むことになった。また、特定の人に権限が集中し、地域ボスとなるケースも少なくない。

 橋下市長は大阪市のこれまでの施策・事業をゼロベースで見直しており、地域への補助金もその対象となっている。現在、検討が重ねられているが、「バラバラに交付されている地域への補助金を一括助成金にする」(市協働まちづくり室)方向だという。

 府市による二重・二元行政の弊害を打破する策が、大阪都構想だ。同様の弊害が大阪市の地域内に広がっている元凶は巨大市役所の縦割り行政。その象徴の一つが地域団体への補助事業で、市政改革の本質に関わるものといえる。


..............................................................................


(感想・意見など)

 朝日新聞毎日新聞などは、今までの腐りきった市政・府政を良しとしているらしい。橋下市長や松井知事、維新の会に問題はあるとしても、彼らが改革しようとすると必要以上に叩くのはそのせいである。

 上記記事にもあるように、公務員は、民間に比べ、人に余裕があるし、人件費も高い。特に、現業職の人件費は民間の5割増から2倍近い。50歳台以上の官民格差はすさまじいものがある。彼らの互助意識も強固である。

 ジンケンの朝日をかなぐり捨てて、週刊朝日橋下市長の父親が部落出身であることを理由にした「ハシシタ」(橋の下に住んでいた部落民を想起させる)バッシングは、何とか橋下市長を引きずり降ろしたい朝日の意思の表れである。

 現象に惑わされてはいけない。本質を見失わないようにしよう。


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

最新記事
カレンダー
03 | 2014/04 | 05
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター