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いずこも同じ…冤罪多発

いずこも同じ…冤罪多発 朝日14年4月17日
いずこも同じ…冤罪多発 四国14年4月23日
いずこも同じ…冤罪多発 朝日14年4月23日
いずこも同じ…冤罪多発 ハナミズキが満開
いずこも同じ…冤罪多発




 いずこも同じ…冤罪多発

 四国新聞4月23日の記事から。大阪府警は、恐喝容疑で逮捕した20代の女性が無関係とわかり、6時間後に釈放したという。大阪府警では、昨年7月以降、10カ月足らずで、今回も含めて9件の誤認逮捕が明らかになっている。明らかになっていない誤認逮捕もあるに違いない。

 日本の場合、刑事事件で起訴されると99%以上有罪になる裁判所が警察・検察寄り)。さらに恐ろしいのは、身に覚えがないのでやっていないと言い張ると、長期間拘留され、更に反省がないとして罪が重くなることである。証拠のほとんどは警察・検察が握っているが、警察・検察は被告人に有利な証拠は表に出さないことが多い警察・検察によって証拠が捏造されることもある。


 朝日新聞14年4月17日「私の視点」欄に米バージニア大学教授のブランドン・L・ギャレットさんが冤罪事件について寄稿している。ご紹介します。


 袴田事件再審決定
 取り調べ改革で虚偽自白防げ


 事件の発生から50年近くも収容されていた袴田巌さんが新たなDNA鑑定の後に再審開始を認められて釈放されたというニュースは、米国でも大きく報道された。

 この事件では自白調書の大半が違法な取り調べによるものと確定判決で認定されており、「虚偽自白」の問題も問われている。


 私は著書で、DNA鑑定によって雪冤(せつえん)を果たした米国の最初の250件の事件を検証し、40件で虚偽自白があったことを明らかにした。そのうち7人に死刑判決が言い渡されていたが、最も著名な死刑再審事件がバージニア州のアール・ワシントンJr.事件だ。

 ワシントン氏は境界上の知的障害を持った男性であり、死刑執行の9日前に救い出された。唯一の証拠は自白だった。捜査官は、殺人犯が現場に残した血の付いたシャツの特徴をワシントン氏が供述したと言ったが、取り調べの録音・録画はされていなかった

 1984年の公判で、検察官は「犯行を行った人でなければ、こんな供述をすることができるでしょうか」と主張した。殺人犯でしか知りえない事実を自白したというのだ。陪審員たちは即座に死刑判決を言い渡した

 93年、ワシントン氏はDNA鑑定によって無実を勝ち取ったが、州知事は釈放を認めなかった。その自白のせいである。

 その7年後、DNA鑑定によって第三者が真犯人であることが分かり、ワシントン氏はようやく釈放された。捜査官たちがワシントン氏に事件の詳細を教え込み、虚偽の自白をさせた疑いが濃厚だ。


 被疑者が正確な情報について供述したのかどうかは、取り調べの録音・録画がなければ事後的には分からない。録音・録画をすれば捜査官が権限を乱用していないことも明らかになる。被疑者が時には数週間も拘留されてしまう日本ではより重要な問題である。

 米国ではいま、750以上の自治体警察が取り調べの録音・録画を行っており、捜査側もおおむね好意的である。信用性のある有罪証拠も提供してくれるからだ。

 取り調べの手続きは国ごとに違うが、捜査官が取り調べ室で自白を追求し、自白が裁判で強力な証拠になるのはどこの国でも同じだ。

 現在議論を続けている日本の法制審議会特別部会は、捜査機関による取り調べを全面的に可視化するという有用かつ安価な方法には消極的であると聞く。

 だが、DNA鑑定を実施して冤罪を確かめることができる事件はごく少数である。だからこそ日本でも虚偽自白防止のため、早急に取り調べの改革を行う必要があるのではなかろうか。


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(感想・意見など)

 やはり、①取り調べの全面可視化(録音・録画)、②証拠の全面開示、③「人質司法」の解消は必須である。


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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