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「 国芳一門浮世絵草紙 」★★★★☆

「 国芳一門浮世絵草紙 」★★★★☆ 河治 和香(かわじ・わか)さん(小学館文庫)
「 国芳一門浮世絵草紙 」★★★★☆ 歌川国芳の『金魚づくし 玉や玉や』をカレンダーにしたもの




 「 国芳一門浮世絵草紙 」★★★★☆

 
 昨日は8月1日。旧暦の8月1日(新暦の8月末~秋分のころ)を八朔はっさく:八月朔日)という。

 江戸時代の江戸では、徳川家康が初めて江戸に入府したのが8月1日とされ、大名や旗本は白帷子(かたびら)に身を包んで江戸城に参上し、将軍にお祝いを述べた。吉原では、遊女たちが白無垢姿で客を迎えた。

 PCが故障しここ3週間ほど、佐伯泰秀やすひで)、上田秀人、佐藤雅美まさよし)、風野真知雄かぜの・まちお)、辻堂魁つじどう・かい)、河治和香かわじ・わか)さんなどの時代小説を数十冊読んだ。

 頭の中は半分江戸時代。讃岐産ではあるが、半分江戸っ子気分。

 「 国芳一門浮世絵草紙くによしいちもんうきよえそうし)」の作者河治 和香さんは、東京生まれ。しかも葛飾区柴又生まれ。生粋の江戸っ子。頭の中は、ほとんど170年から180年前の江戸時代のままに違いない。

 時代は天保のご改革のころ。質素倹約の水野忠邦ただくに)、妖怪とおそれられた鳥居耀蔵ようぞう)、遠山の金さんこと遠山左衛門尉景元さえもんのじょうかげもと)などが活躍した時代である。
 
 主人公は浮世絵師歌川国芳くによし)とその娘でおきゃんな登鯉とり)。脇役として、国芳の弟子の梅屋、芳宗、芳鶴、芳虎、芳艶、芳兼、芳藤、芳玉など。

 ライバルは歌川国貞(のち三代目豊国)一門。歌川広重葛飾北斎とその娘お栄えい)など錚々たるメンバーも登場する。

 粋といなせと洒落とぐだぐだの江戸庶民の物語である。面白かったので4巻目と5巻目を宮脇書店に注文した。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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