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会津vs長州

会津vs長州 週刊朝日14年7月4日号
会津vs長州
(スターバックス・高松サンフラワー通り店は開店40日くらいだが、駐車場を見る限りお客様の入りは平均7割くらいか。コメダ珈琲・今里店のほうが入りはいいように思う)


 
 会津vs長州


 週刊朝日7月4日号「孫が語る秘話と秘宝」欄は会津松平家第14代当主 松平 保久もりひさ)さん。会津と長州は因縁の仲である。
 
 週刊朝日を抜粋してご紹介します。


 長州からの申し出に、「ならぬことはならぬ」

 初代会津藩主の保科正行ほしな・まさゆき)は、3代将軍家光の腹違いの弟です。松平姓は、3代正容(まさかた)から名乗りました。

 正之は、家光にとても信頼されました。家光が臨終のときには枕元に呼ばれ、まだ11歳だった次の将軍家綱をたすけ、幕府の運営を頼む、と言われたそうです。だからでしょう、正之は、徳川幕府への忠誠心がとても強かった。

 晩年、その思いをまとめたものが、「会津家訓十五カ条」です。藩の家訓として残されました。

 第1条は「大君の儀、一心大切に忠勤に励み……」というもので、徳川将軍家への忠誠を誓ったものと言われています。この家訓が、幕末に9代容保かたもり)が京都守護職をうけることにつながっていきます。

 京都守護職というのは、いわば京都の警察機構のトップです。幕末の動乱期に反幕府勢力を取り締まる役というのは貧乏くじです。経済的にも出費が大変です。

 戊辰戦争のときに、容保は隠居して、水戸徳川家から養子縁組した喜徳(のぶのり)に家督を譲ります。会津藩は新政府軍と戦いません、という意思を示したのですが、許されなかった。

 新政府は、容保の斬首と領地没収という条件を出してきました。それはさすがに容保ものめないし、家臣の人たちも納得いかない。新政府は、会津が受け入れるわけがないのを知りつつ、そういう条件を突きつけて、討伐する口実にしたのだと思います。

 徳川慶喜が大政奉還を行い、江戸城が無血開城された時点で、倒幕の目的は達成されたと思うのですが、会津藩を徹底的にたたくことで、 日本全国に徳川将軍家の時代が終わって、明治の新しい時代が来たんだということを知らしめたのでしょう。なぜそこまで会津を追い詰めたのか、という思いはありますね。

 30年くらい前に、山口県の萩市から会津若松市へ友好都市になりませんかというお話がありましたが、会津若松市はお断りしています。

 今の長州や薩摩の方たちに恨みはないですけど、歴史のなかでそういう戦争があったということは事実です。双方それぞれに思いがあったでしょうし、それを正しく伝えることが大切なんじゃないでしょうか。

 たまには意地張って、ならぬことはならぬものです、と言うのもいいんじゃないでしょうか。


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(感想・意見など)

 会津藩は、尾張、紀伊、水戸の徳川御三家に継ぐ家柄である。幕末には、貧乏くじを承知の上で引いて、会津藩士・新撰組が長州、薩摩などの反幕府勢力を取り締まった

 新政府は、その恨みから、会津藩が恭順の意を示しているにもかかわらず、会津を追い詰め、会津戦争に持ち込んだ。新政府軍は会津藩士の戦死者の埋葬を禁じ、遺体を長期間にわたり放置した。会津の地(23万石)を明治政府の直轄地とし、下北半島の厳寒の荒れ地に転封させた(斗南藩(となみ)3万石)。


 30年くらい前のこと。私は萩市から会津若松市への友好都市申し入れ拒否のニュースを新聞かなにかで読んで知っていたのだろう。東京で社員研修があり、福島県から来た社員に理由を聞いた覚えがある。その答えは、「新政府軍の乱暴狼藉、略奪、強姦がひどかった。一般庶民にまで及んだ。お年寄りの中には、山口県民や鹿児島県民との結婚にはいまだに反対する人が多い」とのこと。

 今年は明治維新から145年くらい経過している。因縁がとけるには200年くらいかかりそうである(1世代30年として7世代くらいか)。


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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