FC2ブログ

役所の「掟」が改革を阻む

役所の掟が改革を阻む 週刊現代14年7月19日号
役所の掟が改革を阻む セミの亡骸が目につきだした。




 役所の「掟」が改革を阻む


 世界は激変しているのに、日本はなかなか変われない。その原因のひとつに岩盤ともいうべき役所の「掟」がある。その一端をうかがわせるコラムが週刊現代7月19日号「ドクターZは知っている」欄に載っていた。抜粋してご紹介します。


 
 公取委が指摘
 保育所運営で「社福優遇」


 保育所の運営について、原則としては運営主体の形態による差別はない。しかし、株式会社の参入が事実上妨げられ、実態として社会福祉法人が優遇されているとして、公正取引委員会が問題を指摘した。

 社会福祉法人については、制度的優遇を受けながらも内部留保をため込んでいるなどの問題点が指摘されている。

 法人には2種類、各省横断的な「横断法人」と各省縦割りの「縦割法人」がある。株式会社は前者であり、医療法人、学校法人、農業法人、特殊法人、独立法人などは後者にあたる。

 横断法人の場合、法人格は一般法で与えられるので各省の縄張りはないが、縦割法人は法人格を各省が与えるためその縄張りがはっきりしている

 社会福祉法人は後者の縦割法人保育所老人ホームを経営するために設立される法人であるため、厚生労働省の縄張りとなる。

 縦割法人を守るために、縦割法人を優遇し、横断法人を差別するのは、各省の「掟」である。

 農業の分野でも、最近まで株式会社参入はできなかった。ようやく少しずつ広がっているが、「時既に遅し」の感がある。

 教育の分野も同じで、株式会社参入はなかなかできず、最近ぽつぽつと例が出ているが少数。文科省は株式会社を認めたくないようだ。

 医療では、戦前は株式会社の病院が普通であったが、戦後、株式会社から医療法人への転換が強力な行政指導で行われた。

 このように株式会社を嫌うロジックとして、各省官僚は、「営利目的の株式会社では儲け第一主義なので××にはふさわしくない」と異口同音に言う。「××」には各省の話を入れるだけ。


 各省の縄張りである縦割法人を優遇してきた名残は、いまだに色濃い

 例えば、株式会社と社会福祉法人では、前者には法人税がかかるが、後者は非営利という形式で基本的に法人税がかからない。また、経営の透明度でいえば、社会福祉法人は株式会社より劣るために、経営を私物化している理事長がいるところも少なくない。

 また、公取委の調べでは、補助金を交付する市町村の23%が法人の種類により補助率や交付条件に差をつけているという。その結果、社会福祉法人を株式会社より優遇する事例がほとんどとなっている。

 こうした優遇措置の結果、特別養護老人ホームで内部留保が2兆円にものぼった

 なぜ、社会福祉法人が優遇されているかと言えば、各省の縄張り意識があり、その先には、関係団体への天下りが見え隠れしている。官僚の「性(さが)」としか表現しようがない世界が、戦後脈々と作られてきた。


...................................................................................................................


(感想・意見など)

 社会福祉法人を取り巻くデタラメぶりについては、最近、朝日新聞がいいキャンペーンを展開している。過去32年間に及ぶデタラメ・捏造・虚偽「従軍慰安婦」報道に対するせめてもの償いのつもりか?現在の日韓関係悪化の原因の過半は朝日にある

 報道機関は事実を報道してくれたらいい国や社会をこの方向に導こうなどと間違っても考えないこと。事実、過去、朝日はほとんど間違ってばかりだったではないか。朝日がキバるとロクなことがない


以上

プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

最新記事
カレンダー
07 | 2014/08 | 09
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新トラックバック
リンク
カウンター