腐った林檎をあぶり出せ


腐った林檎をあぶり出せ
9月5日愛媛新聞に異様な記事が載っていた。抜粋してご紹介します。
「女性教職員はスカートで研修を」
県内校長発言と抗議 県教組
愛媛県教職員組合は4日までに、県内の公立学校の校長が教職員に対し「女性は研修会にスカートで参加するよう指導があった」と発言したとして、人権侵害に抗議する申し入れ書を県教育委員会などに緊急送付した。
県教組によると、校長は「女性の教職員は県教委や教育事務所、市町教委が行う研修会にはスカートで参加するよう行政から指導があった」などと発言したとしている。
また「(校長など)管理職が集まる公的な場で(行政による)指導があったと聞いている」とし、行政サイドの問題だと主張。
県教委のほか20市町教委に3日夜、申し入れ書を送付した。
................................................................................................................
(感想・意見など)
先日、静岡県の川勝平太知事は、学力上位校長名などを公表するとして話題になった。この件は賛否が分かれることで、知事は自分の責任で公表すべきとしたのだから、まだ分かる。川勝知事は、早稲田大学教授、静岡文化芸術大学の学長などを歴任し、教育界のぬるま湯ぶりを熟知している。
また中嶋嶺雄さんは、東京外語大教授、欧米の大学の客員教授、東京外語大学長などを歴任し、日本の大学運営に強い危機意識を持っていた。改革しようとしてもぬるま湯の教授会に阻まれ続けた。しかし最期には、秋田県の国際教養大学の初代学長・理事長に就いて、極めて短期間に一流の大学に仕立てあげた。
私は愛媛県の松山市に長く住んだ。松山で驚いたことは、あるとき中学校の門柱に大きな立て看板が掲げられ、「少年式会場」と書かれていたことである。後日聞くと、昔の元服にあたるとのこと。独特である。
「女性教職員はスカートを」という発言が本当だとすると、その人の脳みそは腐っている。発言者は、愛媛県教育界の幹部であると思われる。発言者を特定し、どういう考えがあってそのような指示をしたのかを説明させるべきである。川勝知事や中嶋元学長のような高邁な理想があるとは思えない。腐った1個の林檎を放置すると周りの林檎まで腐ってしまう。発言者を特定し、発表すべきである。
以上