太陽の家

太陽の家
 産経15年10月24日
太陽の家
 いつもの場所にポニー2頭と山羊が1頭いた。山羊は初めて。
 この場所は坪単価30数万円はするはず。1反300坪として約1億円。贅沢!





 太陽の家


 産経新聞10月24日特別記者 佐野慎輔さんの記事を抜粋してご紹介します。


 共生社会って何だろう…
 太陽の家なんか、なくなれ


 JR日豊線・亀川駅西口を出て5分、住宅地の先に「太陽の家」はあった。

 事務局や在籍者住居のある本館、共同出資会社や協力企業の工場・事務所、職能訓練も兼ねた作業所やカフェ、体育館やプールなどのスポーツ施設にスーパーマーケットや銀行まで、約2万6千平方㍍(約7870坪)の敷地はひとつの町だ。

 1965年10月、別府市内竈うちかまど)の地に障害をもつ15人が働く「家」は生まれた。木工、義肢装具、洋裁に車椅子、竹工。地元企業からの仕事を請け負った。

 創設者の医師、中村裕ゆたか)は「障害者には保護より機会を」と断じ、障害者が「有給就職し納税者となる」社会を夢見た。夢の実現に私財をなげうち、関係各所に熱く働きかけた。

 「太陽の家」と命名した作家の水上勉は、脊椎に障害をもって生まれた次女の治療を受けた縁で生涯、中村を支援し続けた。評論家の秋山ちえ子は「応援団」を自任、井深大(ソニー)や本田宗一郎(ホンダ)、立石一真(オムロン)ら大物経営者を中村に紹介している。
 彼らの存在が後の共同出資企業に結実する。


 いまやコンピューターソフト開発やデータ処理など時代とともに成長、別府だけで障害者498人、計792人が働く。県内の大分市日出町ひじまち)、杵築市きつきし)に加え、京都愛知にも事業本部を設けた。障害者1075人、合わせて1877人規模だ。

 別府は地域と施設が深く結びつく。プールは地元の小学生でにぎわい、カフェは憩いの場だ。公衆浴場「太陽の湯」でも交流が見られ、納涼大会には地域がこぞって参加、在宅介護の相談なども受ける。

 直営スーパー・サンストアや大分銀行太陽の家支店は通路を広く、カウンターを低くした。段差もない。車椅子への配慮だが、地元の高齢者にも評判がいい。

 ここは共生社会のショールーム中村は生前、こう話したという。
 「最後には太陽の家なんかなくなってしまえということを目標にしている」


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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