アパレルはグローバルとICT化がカギ②

アパレルはグローバルとICT化がカギ②
 日経新聞17年3月17日
アパレルはグローバルとITC化がカギ
 私仕様の服が作れるようになると、通販が爆発的に伸びると思われる。その時、リアル店舗はどうなるのか?
アパレルはグローバルとICT化がカギ②
 いたるところでハクモクレンが咲いている。





 アパレルはグローバルとICT化がカギ②


 ファーストリテイリング新しい「服づくり」に乗りだした。これが成功すると服の買い方がこれまでと全く違ってくると思われる。日経新聞3月17日の記事を抜粋してご紹介します。


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 ファストリ、有明オフィス始動
 顧客データ 全社で共有
 私仕様の服、10日で届く


 ユニクロを運営するファーストリテイリングの「服づくり」の抜本改革が始動した。同一商品を大量生産して低価格で提供するというこれまでのやり方を見直し、「消費者個人の好みに合わせたサイズやデザインの服を10日で届ける」という試みだ。狙いは需要の読み違いによる在庫の圧縮と顧客の開拓


 「我々が取り組んでいるのは、全社の改革運動だ」。16日、東京・有明にあるユニクロ有明オフィス。ファストリは生産から物流、開発、働き方まで含めたすべてをつくりかえる取り組みの総称「有明プロジェクト」の説明会を開いた。

 2月に稼働した1フロアぶち抜きの1万6500平方㍍の新オフィスには商品企画やマーケティング、生産、物流などの本社機能を担う約1千人のスタッフが移転。縦割りの組織を「シームレス」にすることでコミュニケーションを密にし、意思決定の時間も短縮する。

 組織改革とともにファストリは企画から生産、物流まですべての情報をIT(情報技術)で一元化。商品企画に取り組み始めた段階で工場が生産の準備に入るなど、従来のリレー方式を改め時間を短縮する。「生産に7日、配送に3日で10日間で注文から届ける仕組みを構築する」(柳井氏)

 実現できれば期中の生産が増え、売れ筋に絞った増産など需要の読み違いを減らすことができる。「つくったモノを売るという所から、消費者が求めているモノだけをつくる」(田中大執行役員)という変革に挑戦する。

 ファストリはこれまで半年から1年前に自らデザインを決めて素材を調達、海外の契約工場で縫製して、自前の店舗で売る製造小売り(SAP)でのし上がってきた。しかしそれでも「1年前の企画の商品が並んでいる」(柳井氏)のが現状だ。


 さらに、「個」への対応もにらむ。これまで肩幅の広さや腕の長さなどで通常サイズが合わない人は、諦めて着る選択肢しかなかった。顧客は店舗やネットを通じて、サイズや色、デザインなどを伝えれば、同様に10日で自宅に届く。ユニクロの店舗で買うのと同程度の価格・料金でサービスを受け付ける見通しだ。


 今やライバルは「ZARA」などを展開するインディテックス(スペイン)やヘネス・アンド・マウリッツ(H&M、スウェーデン)にとどまらない。米国市場では店舗を持たないアマゾン・ドット・コムがネット通販を通じて衣類販売の大手の一角を占めるまでになってきた。


 「個」のニーズまで対応しようとすれば、IT装備をしても生産や物流、販売などそれぞれの現場の負荷が高まる懸念もある。柳井氏が打ち上げる「革命」が成長の壁にぶつかったファストリの再躍進につながるのか。ファストリの挑戦は続く。  (岩戸寿さん)


以上



プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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