世の中スパイがうじゃうじゃ(再掲)

朝日13年12月10日

毎日13年11月13日

「正論」13年11月号

「諜報」がよく分かる

産経13年12月15日

四国新聞17年6月23日
核物資を保管する防護区域に頻繁に立ち入る「常時立ち入り者」が対象。
私は当然のことと思うが、共同通信の広江滋規記者は批判的に書いている。ことほどさように、日本はズルズル。北朝鮮系の人も自由に出入りしているという。

毎日新聞17年6月26日 西原(さいばら)理恵子さんの卒母(そつはは)に伴い、16年続いた「毎日かあさん」は本日にて終了。
私は昔、仲畑流万能川柳に「かあさんと万柳(まんりゅう)でもつ新聞社」と投稿し、不採用となった。毎日新聞は大丈夫か?
テロ等準備罪(「共謀罪」とも)が長年日本の争点となっている。戦後日本はスパイ天国と言われてきた。諸外国では常識のまともな諜報機関、防諜機関もない。もしあれば、北朝鮮による百人以上とも言われる日本人拉致はなかっただろうし、オウム事件も小火(ぼや)のうちに消せたかもしれない。産業スパイも野放しである。憲法9条と同じく、戦前の過剰な反省ゆえかもしれない。要するにバランスの問題。
13年12月16日のブログを再掲します。
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世の中スパイがうじゃうじゃ(再掲)
朝日新聞や毎日新聞が、海上自衛隊の隊員を選別する時や防衛産業の従業員採用にあたって、思想・信条調査や身元調査を行なっていると問題視している。
毎日の青島顕記者は、「憲法が保障する思想・信条の自由に抵触する可能性がある」と書いている。
しかし、残念ながら、世の中そんなきれいごとでは済まない。現実に身の回りにスパイがうじゃうじゃいる。
自衛隊員・軍人、外交官、高級官僚などは、国家の最高機密に携わる可能性がある。軍人なら、核のボタン、ミサイルの発射ボタンを押す可能性がある。おかしな人間を配置すれば、世界大戦をも引きおこしかねない。厳選するのは当然である。
産業スパイもうじゃうじゃいる。例えば、韓国現代財閥の創業者鄭 周永(チョン・ジュヨン)は、それまで1万5千トン級の船しか造ったことがないのに30万トン級の船を受注。日本のある造船所にスパイを潜り込ませ設計図から道具までコンテナ2台分を盗んだ。それを基に大型船を造れるようになった。
三菱重工 小牧工場では、自衛隊機が度々破壊された。07年にはF―2戦闘機が墜落している。従業員の中に左翼過激派がいると思われる。
1998年革マル派のアジトが摘発された。浦安では、無線機12台、再生機11台、録音機20台、カセットテープ5千本、多数の資料などが発見された。警察無線を盗聴していたと言われている。練馬区のアジトからは、偽造警察手帳、公安調査官証票、14000本の鍵、400本の印鑑、大量の工具などが押収された。ほとんどありとあらゆる犯罪が可能なものがそろっていた。
初代内閣安全保障室長の佐々 淳行(さっさ・あつゆき)さんは、元陸軍大本営参謀で伊藤忠商事元会長の瀬島龍三(せじま・りゅうぞう)氏はソ連のスリーパー(忍者でいう草)だったと断言している。確かに、瀬島氏には戦中・戦後を通じておかしなことが多い。
岡部 伸(おかべ・のぶる)さんの『消えたヤルタ密約緊急電』は諜報を学ぶのに大変いい本である。1945年2月11日、英米ソ三巨頭はヤルタで密約を取り交わした―ドイツを降伏させた後、3カ月後にソ連は対日参戦する。この密約をスウェーデンにいた駐在武官・小野寺 信(まこと)少将は2月中旬に入手。すぐに暗号化して日本の大本営参謀本部宛て打電した。
日本の運命を左右する重要な電報を握り潰したのが瀬島隆三中佐だと言われている。もし作為がなくこの情報に基づいて早期降伏していれば、沖縄戦、原爆投下、シベリア抑留、満蒙・朝鮮などの引揚者の悲劇、北方領土問題などの一部もしくは全部を避けられた可能性が高い。百万人前後の日本人の悲劇が避けられた。
その他にも、当時の日本の権力中枢、特に陸軍内では、親ソ・容共意識が高かったことも書かれている。
アメリカも例外ではなく、当時のルーズベルト政権に2百人を超すソ連のスパイや工作員が浸透していたという。中でも日米開戦に追い込んだ最後通牒「ハル・ノート」を作成したホワイトがソ連コミンテルンのスパイであったことは全世界を驚愕させた。日本は「ハル・ノート」に絶望し真珠湾攻撃に踏み切った。これでソ連は対独戦の背後を日本に突かれる恐れはなくなった。ソ連の思う壺。
日本よりもはるかに防諜・管理体制が整備されていたイギリスやドイツでもソ連を利するスパイ行為があったことが判明しているという。ソ連・コミンテルン恐るべし!
1928(昭和3)年6月の「張作霖(ちょうさくりん)爆殺事件」は関東軍高級参謀の河本大作大佐が犯人というのが定説であった。しかし、最近になってソ連諜報機関犯人説が有力になりつつある。いろいろな証拠とともに、張作霖の死により日本は何も得をしていない、満州に野望を抱くソ連が邪魔になる張作霖を除いた、という。
現在の韓国でも、国会議員、司法関係者、公務員、教師、テレビ・新聞記者、労働組合などありとあらゆる職種に親北朝鮮・容共派が浸透していて政権転覆を狙っている。 それが朴槿恵(パク・クネ)大統領の日本に対する奇矯な言動の理由の一つだという。
朝日、毎日新聞などの主張は、1939年に独ソ不可侵条約が締結され「欧州情勢は複雑怪奇」と述べ内閣総辞職した平沼騏一郎以来何も進歩がない。多元方程式が解けない。いや、解こうという意志さえない。いつまでも幼いままである。
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(感想・意見など)
その後、韓国は朴政権が倒され、従北派の文在寅(ムン・ジェイン)政権になった。最近文政権が打ち出した各種方針は、まさに従北派の面目躍如である。本当にどうしようもない国である。
日本もひとのことは言えない。朝鮮総連系の朝鮮大学ほか北朝鮮系の学校に日本の税金をつぎ込み続けている。税金でスパイを養成しているようなものである。また、北朝鮮系の優秀な学生・院生が、東大、京大などの原子力やロケット関係の研究室に自由に出入りしているという話もある。日本に向けて放たれる核ミサイルに日本の技術が使われている可能性が高い。かねてから日本製の部品が使われているのは周知の事実である。
いまのままではマズイことは事実である。
以上