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中国が軍拡を続ける根本原因

中国が軍拡を続ける理由
 週刊エコノミスト17年10月17日
中国が軍拡を続ける理由
 産経新聞17年9月24日
中国が軍拡を続ける理由
 日経新聞17年9月30日
中国が軍拡を続ける理由
 ニューズウィーク日本版15年11月10日
 中国は、関係諸国の反対を押し切って、南シナ海の岩礁を埋め立てて、どんどん軍事基地化している。
中国が軍拡を続ける理由
 朝日新聞17年9月10日
 中国船の、東シナ海の尖閣諸島侵入は常態化している。尖閣沖へ出漁する漁船には補助金が出る。
中国が軍拡を続ける理由
 ニューズウイーク日本版15年11月10日
 中国は、南シナ海、東シナ海に勝手に線を引いて、自国領だと主張している。
中国が軍拡を続ける理由
 四国新聞16年3月6日
 中国の軍事費は凄まじい勢いで伸び続けている。
中国が軍拡を続ける理由
 昨日(10月29日)台風22号最接近時の香川県立図書館。右手の紅葉はハナミズキ。
中国が軍拡を続ける理由
 同。





  中国が軍拡を続ける根本原因


 中国の軍拡が止まらない。北朝鮮の核も怖いが、本命は中国である。その中国を考えるうえで必読ともいえる本が出た。『中国はなぜ軍拡を続けるのか』 阿南友亮(あなみ・ともすけ)さん著(新潮選書、1620円)である。

 阿南さんは、小学生のときから外交官である父親に連れられて中国各地を旅した。また、大学生時代に中国研究を志し、単身奥地に分け入り、全省を踏破したという。

 週刊エコノミスト10月17日号「Book Review」欄の明治大学教授・加藤 徹(とおる)さんの書評を抜粋してご紹介します。


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 中国はどこまで軍拡を続けるのか。中国軍の本当の実力は。日本が「誠実な対応」を続けて中国との経済的相互依存を深めれば、中国共産党は反日路線をやめるのか。阿南友亮『中国はなぜ軍拡を続けるのか』は中国問題を考えるうえで必読の一冊である。


 中国は特異な国だ。人民解放軍は「国軍」ではなく、中国共産党の「世界最大の私設軍隊」「人民を弾圧する『人民の軍隊』」である。1989年の天安門事件はその一例だ。

 著者は「解放軍の軍備増強と中国の不安定な内部事情との間には相関関係がある」と指摘する。中国では、共産党の政策に不満を持つ民衆のデモや暴動、テロなど「郡体性事件」が急増している(注:年間20万件とか)

 人民の不満を減らして社会を安定させるには、汚職をなくし、民主化を進め、社会保障制度を充実させるのが筋だ。が、中国共産党はそうせず、解放軍という暴力装置で秩序を維持している。

 なぜ中国は政軍複合体制の国になったのか。著者は近現代史をさかのぼり、その経緯を明らかにする。「銃口から政権は生まれる」と言った毛沢東。軍の近代化を進めた彭徳懐(ほうとくかい)。毛沢東暗殺をくわだて失敗した林彪(りんぴょう)。解放軍を投入して民主化運動を圧殺した鄧小平(とうしょうへい)。カリスマ性がないため軍に資金を投入して歓心を買った江沢民(こうたくみん)。国内の不満をそらすため「中華民族の復興」を掲げて軍拡を推進した胡錦涛(こきんとう)。そして現在の習近平

 軍拡の真因は外国の脅威ではない党内の政権闘争、民衆の不満、経済成長の終わりなど、中国が実は「脆弱(ぜいじゃく)な超大国」であることが、軍拡の根本原因なのである。

 中国はステルス戦闘機や空母を開発し、強引な海洋進出を進めている。が、政治委員制度など構造的な問題もあり、解放軍には米軍と戦って勝つ実力はない、と筆者は分析する。

 中国共産党の軍拡と反日路線はセットである。残念ながら、今後も当面は変わらない。


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(感想・意見など)

 中国は、人口で日本の約10倍。日本で年間2万件の騒擾(そうじょう)事件が起きることを想像してもらいたい。実際、歴史的にもそうして王朝が倒されてきた。だから、法輪功など神経質なほど弾圧した。

 鄧小平の「改革・開放」以来、経済的には発展したが、格差は絶望的なほど拡大している。裕福な層はほぼ例外なく共産党・人民解放軍と結託した者たちである。汚職が蔓延している。外敵(仮想敵)をでっち上げて、人民の意識をそらし、国内を何とか収めようとするのは、事の良しあしは別にして、理解できる。

 問題は内政にある。だから、日本が「誠実な対応」を続けて中国との経済的相互依存を深めても、中国共産党が反日路線をやめる可能性は低いと言わざるを得ない。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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