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総選挙がカオス化したわけ!?

総選挙がカオス化したわけ!?
 週刊プレイボーイ17年10月23日号「池田和隆の政界斬鉄剣 !!!」
 労働組合の実態をこれほど分かりやすく紹介した例は珍しい。
総選挙がカオス化したわけ!?
 同。現在の神津里季生(こうづ・りきお)連合会長は、「ほぼ保守」の「基幹労連」新日鐵出身。
総選挙がカオス化したわけ!?
 産経新聞17年9月26日
 「民進党にはガバナンス(統治)が欠落していると指摘されます。対照的に自民党には鵺(ぬえ)みたいなところがあって、議論が紛糾する課題であっても最後には一つにまとまるという政党文化を持っている。『ふまじめにまとまるのはどうか』という見方もできますが、『きまじめでバラバラ』よりは信用できるというのが大方の国民の見方ではないでしょうか」
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 先日読んだ上田秀人さんの時代小説は珍しく面白くなかったが、この2冊は太鼓判が押せる。
総選挙がカオス化したわけ!?
 キンモクセイの花が散りだした。
総選挙がカオス化したわけ!?
 アサガオ(朝から夕方まで咲いているのでヒルガオ?)は中秋というのにまだまだ隆々としている。





 総選挙がカオス化したわけ!?


 民進党が熔けてなくなってしまった。この動きを解説しているテレビ、新聞、雑誌などを読んでもいまひとつ腑に落ちなかった。パズルの肝心なピースが欠けている気がして仕方がなかった。週刊プレイボーイ10月23日号池田和隆さんのコラムを読んでその理由らしきものが分かったように思う。池田さんは、故松岡利勝農水大臣の秘書官を16年間務めた人である。
 抜粋してご紹介します。


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 知られざる労働組合の実態を知れば 
 総選挙がカオス化した理由がわかる!!

 民進党が〝熔けて〟なくなったことで、混迷を極めている総選挙の行方。この政局の真の主役は、民進党を支えてきた労働組合組織「連合」だと池田氏は言う。どーいうこと!?


 「連合」といっても中身は左右バラバラ

 池田「そもそも前原代表には、民進党を解党する動機がないんです。彼は、離党ドミノが止まらない党を立て直すため、蓮舫氏に代わり、自ら名乗り出て新代表に就任した。その張本人が、自ら進んで党を売り渡す交渉をする理由などあるはずがないのです」

 ――てことは、誰が党を売り渡したの?

 池田民進党最大の支持母体である、連合です。彼らは、民進党が不甲斐なさすぎて心底あきれていた。民進党を見限って政界再編に期待していたのは、有権者だけでなく連合も同じだったのです」

 池田「まず、連合を構成する各労働組合について解説します。図で示したように、実は現代の労組は、保守寄りからガチの極左(きょくさ)まで幅広いんです。影響力が大きいのは組合員数が多い労組になりますから、必然的に大企業系が中心になる。つまり、一部上場企業の正社員が中心なわけで、昔と違い、みんな現状に満足しているんです。だから保守的な労組も増えました」

 ――なるほどー。でも、保守思想に変化したのなら、民進党じゃなくて最初から自民党を支持すればいいのに。

 池田「一般組合員の立場からすればそうでしょう。でも、労組活動を熱心にやっているコアな人たちと上層部は、今もガチガチの左派なんです。普通の組合員たちは、お付き合いで組合に加入して、渋々組合費を徴収され、時にはデモに参加させられるわけです。でもその行為が、極左思想の上層部に資金力と動員力を与え、政治的な影響力を持たせる結果につながっているのです」

 ――そういうことだったのか!


 公務員労組「自治労」の激ヤバな実態とは?

 ――続いて、極左に分類される「全日本自治団体労働組合」(自治労)と「日本教職員組合」(日教組)の話に移ろう。公務員は安定した立場なのに、なんで反国家的な思想の極左になっちゃうの?

 池田「ほぼ地方公務員で構成される自治労は、連合内で最大となる約80万人の組合員数を誇る組織です。公立学校の教職員を主体に構成された日教組は約24万人。両者ともかなりの影響力を持っています。確かに大多数の人たちは、生活の安定に魅力を感じて公務員になっている。極左思想を持っているのはコアな組合員だけです。ただ、地方公務員の実総数は全国で300万人以上なので、たとえ一部でも約81万人という膨大な数になるのです」

 ――その81万人は極左思想に染まっているの?

 池田「そうでもありません。組合費を徴収されているだけで、具体的な活動には消極的な人もいる。デモなど、動員がかかった際に仕事を休んでまで参加するほどの熱心な組合員は約20万人ほどです」

 ――それでも20万人かあ!

 池田「そう、一部とはいえ大きな影響力がある。彼らの活動が、最近で言えば民主党の足を引っ張り、凋落(ちょうらく)させるきっかけをつくるのです」

 ――支持する政党を凋落させるってどういうこと!?

 池田「例えば安保法制への反対運動です。国会前などで大きなデモが続きましたよね?まさにあれを動員・指揮したのが自治労です。デモ隊の前方に「SEALDs(シールズ)などの学生団体を配置して若者がカメラに映るようにしていましたが、80%以上を占めていたのは中高年ばかり。彼らの多くは、デモのために仕事を休んで全国から駆け付けた地方公務員たちだったのです」

 ――マジかぁ!!

 池田「尖閣諸島をめぐる中国との問題や北朝鮮の挑発行動など、そんな状況のなか、安保法制そのものを否定してしまっては国民からの支持を得られないのは明白です。だから民主党執行部は、安倍政権が〝強引な憲法解釈〟で集団的自衛権の行使を可能にしようとする〝手法〟を批判したかったのです。正面から憲法改正の議論をしろとね。しかし憲法改正の議論さえ問題外だと考える自治労は、その動員力を駆使して〝安保反対〟のデモを盛り上げた。それに民主党の左派議員たちも乗っかった。あのときを境に民主党の支持率は一気に凋落したのです。多くの国民が『周辺国が騒がしい今の状況下では、彼らに政権を任せられないな』と考えたからです。

 ――保守思想の小池さんとは最初からうまくいくわけがなかったんだね。

 池田「だから連合は組織全体で希望の党を支援することを土壇場で諦め、各労組ごとにバラバラの状態で選挙応援をすることにしたのです。連合は、小池さんに乗っかれば政権に近づけるかもしれないという権力欲に負けて民進党を見放し、小池さんが思いどおりにコントロールできない人だと判断するや、一転して手を引いたわけです。本当に無責任。選挙の直前に野党第一党が熔けてなくなるという前代未聞の大混乱を引き起こした連合は、国民に対して責任を取ることもなく、再び選挙後に暗躍することでしょう」


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(感想・意見など)

  池田「一般組合員の立場からすればそうでしょう。でも、労組活動を熱心にやっているコアな人たちと上層部は、今もガチガチの左派なんです。普通の組合員たちは、お付き合いで組合に加入して、渋々組合費を徴収され、時にはデモに参加させられるわけです。でもその行為が、極左思想の上層部に資金力と動員力を与え、政治的な影響力を持たせる結果につながっているのです」

 池田さんのこの解説にうなった。例えば、日本弁護士連合会(日弁連:にちべんれん)などを見ていてもまさにそう。職業柄弁もたち、会費が高く、その潤沢な資金もあり、一部の熱心な左派の活動家に大きな政治的影響力を与えている。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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