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「諸国民の公正と信義」を信頼できない!

「諸国民の公正と信義」を信頼できない!
 産経新聞18年1月9日
「諸国民の公正と信義」を信頼できない!
 産経新聞17年3月10日
 ロシアの周辺諸国侵略で、2015年リトアニアが、2018年スウェーデンが徴兵制を復活。フランスやその他の国にも徴兵制復活の動きがある。
「諸国民の公正と信義」を信頼できない!
 『報道特注(本)』(育鵬社) 1404円
「諸国民の公正と信義」を信頼できない!
 旧香川県立中央病院は16億円余をかけて解体中。もうスカスカになってしまった(後方は県庁本館、数百メートル離れている)。
 家族に病人が多かったためこの病院には大変お世話になった。地下駐車場に車を入れて(これが大変、小一時間待ったこともある)、何十回通ったことか。
「諸国民の公正と信義」を信頼できない!
 今夜の庭。雪が少し積もっている。





 「諸国民の公正と信義」を信頼できない!


 日本の周辺諸国の動きを見ていると、普通の人なら、日本国憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」などできないことが分かる中国しかり、ロシアしかり、北朝鮮しかり。力の空白地帯を見つけると、ためらうことなく簒奪(さんだつ)する。それが世界の現実である。

 それを防ごうと思えばある程度の武力、諜報力は必須である。

 産経新聞18年1月9日「正論」欄にロシア政治の専門家、木村 汎(ひろし)北海道大学名誉教授のコラムを抜粋してご紹介します。


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 ロシアの「発言力」を封じ込めよ


 昨年の国際場裏で、最も大きな影響力を発揮した国は―。北朝鮮、米国と並んでロシアと答えて構わないだろう。ロシアは、国民総生産(GDP)でいうと世界で第12位以下である。単なる「地域的大国」(オバマ前大統領)にすぎないはずの存在が、なぜ国際政治で大きな発言力を持ちうるのか。


 3つの優位性がぐらつき始めた

 ロシアは、他国に比べ次の3つの点で優位な立場に立つ

 第1は、国連安保理の常任理事国として拒否権を行使できることだ。とはいえ昨年来、中国がロシアと必ずしも足並みを揃えず、ロシアが拒否権を発動しても、中国が棄権したり賛成に回ったりするケースが起こり始めた。

 第2は、ロシアがヨーロッパとアジアの両方に跨(また)がる大陸国家であること。そのためにロシアは両地域で生起する全ての事柄に関わる権利を持つと主張する。現に、北朝鮮の核保有をめぐる「6者協議」に参加していた。ところが、ヨーロッパや特にアジア諸国側はロシアを必ずしも、自分たちの正式メンバーとは認めていない。

 第3は、ロシアが世界有数の資源大国である点だ。しかし近年、米国はシェール・オイルやガスの開発に成功し、世界一の資源大国の地位に躍り出た。2014年7月以来の国際的な原油価格の暴落や、G7がロシアに科している経済制裁によって、資源依存型のロシア経済は苦境に陥っている。これらの理由で、ロシアはエネルギー資源を政治的、外交的な手段として有効に使えなくなりつつある。


 プーチン大統領が試みる〝反撃〟

 以上、指摘した3つのロシアの幸運をフルに利用することに加えて、プーチン現大統領はさらに次のような人為的な努力によって、ロシアの対外的発言力を増大させようと試みる

 1つ目は、自らの長期政権がもたらす優位性の活用だ。プーチン氏は2000年から18年近くにもわたってロシア最高指導者のポストを占めている。

 その間に、ブッシュ、オバマ、ブレア、シュレーダー、サルコジ、ベルルスコーニといった米欧の指導者たち、そして森喜朗氏から野田佳彦氏に至る7人もの日本首相は、国際政治の舞台から去っていった。結果として、主要国のベテラン指導者として残っているのは、事実上プーチン氏だけ。

 2つ目は、プーチン大統領がロシア国内で準独裁体制を敷いていることである。己の思うがままに外交政策を採用し、即時に実行可能である。
 
 プーチノクラシー(プーチン統治)下では、言論、出版などの民主主義的な諸権利が制限され、3大テレビは全て国有化されているので、国民、知識人、メディアからの批判を気にしなくてすむ。三権分立も機能せず、議会は翼賛機関と化しており、プーチン大統領が下す政策を自動的に承認する。

 3つ目は、プーチン大統領の天才的とさえ評すべき外交能力だ。例えば潜在的な敵国が露呈する僅かな間隙や力の空白を目ざとく見つけるや否や、直ちにそれに付け込み、ロシアの勢力範囲を拡張させることに躊躇(ちゅうちょ)しないジュージア(旧グルジア)から南オセチアとアブハジア、ウクライナからクリミアを事実上、簒奪した電撃作戦。シリアへの空爆や北朝鮮への接近はその好例である。

 しかもプーチン氏は、一旦入手した領土、拡張した権益は決して手放そうとしない。


 G7はトリックに乗せられるな

 今年3月18日のロシア大統領選では、現職プーチン氏の4選はほぼ百パーセント確実である。では4期目のプーチン大統領も、第3期同様の対外的成功を入手しうるのだろうか。数多くの要因にかかっているが、G7の対応次第である。

 とすればG7はプーチン流外交の特徴を学習し直し、彼が用いる戦術やトリックに乗せられないようにすることが肝要になる。次いで「自国第一主義」を標榜するあまり、G7の結束が後回しになる傾向を自戒することだ。そうして初めて、G7はプーチン流の電撃的分断作戦から危険を回避し、ロシアに国力以上の得点を稼がせないようにできるだろう。


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(感想・意見など)

 経済力から言えば、ロシアは韓国以下のGDP世界12位以下、北朝鮮は日本の中小の一県分に過ぎない。それが世界をかき回している。そのエネルギーをなぜ国民生活の向上に使わないのか不思議で仕方がない(ロシアは人口は韓国の約3倍なので、1人当たりDGPは韓国の約3分の1)

 日本では、四半世紀(25年)前まで、朝日新聞をはじめとする新聞・テレビなど、岩波書店をはじめとする出版界、学界、論壇、法曹界などの主流はマルクス主義で、親ソ連、親中国、親北朝鮮であった。今なおその尻尾をつけている人が多いヨーロッパでは、共産主義者は絶滅危惧種


 『報道特注(本)』(育鵬社)という生田輿克(いくた・よしかつ:築地マグロ仲卸商)、和田政宗(元NHKアナウンサー、参議院議員)、足立康史(あだち・やすし:元通産官僚、衆議院議員)氏3人の対談本がある。その一節を抜粋してご紹介します。

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足立 日英議連っていうのがあって、イギリスの議会に行って、議員同士で昼食会したんです。そこで1人ずつしゃべっていったんですけど、大平さんっていう(日本)共産党の人が「私は憲法改正反対なんです」ってぶったわけですよ。

 イギリスの議員がね、「いや~今日は良いものを見た」って言ったの。まず、「生きている共産党を初めて見た」。「理論としては共産党というのは知っている。でも、歩いている共産党は初めて見た」って言ってね。ヨーロッパって、それくらい共産党がないんです。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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