テレ朝記者セクハラ事件、まず事実を!
テレ朝記者セクハラ事件、まず事実を!
私は大学は社会学部にいった。その他、社会人になったら「法律の基礎」と「経済学」は必要だろうと考えて、こちらはコツコツ独学した。
そんな法律に素人の私が考えても、このたびの野党や一部メディアの動きはどう考えてもおかしい。
テレビ朝日が女性記者の訴えを聞かなかったのがまずおかしいが、最大の問題は、肝心の録音内容全体を知らずにワアワア騒いでいること。野党などは無期限の審議拒否まで言い出している。アホか!福田前事務次官は、一貫して「全体を聞いてもらえばセクハラでないことは分かる」と主張している。
私も新潮社が公開している録音データを聞いてゾッとしたが、聞くところによると、これはかなり編集されている。編集でどうにでもなる。いわばニセモノ。オリジナルの音源を全体を通して聞いている人はいるのか?一方が編集した音源で事の正否を判断するわけにはいかない。当たり前のことである。

国会議員はルールメーカー。この中には慰安婦問題を捏造し世界中に嘘を広め回った、弁護士でもある社民党の福島瑞穂議員もいる。宮崎議員の不倫を糾弾しながら、自らもW不倫をし、病気の妻から夫を寝取った検事出身の山尾志桜里議員(立憲民主党?)もいるはず(2人のこどもが心配)。舞台女優にセクハラし週刊新潮に書かれ、支援者の女性にセクハラし週刊文春に書かれた初鹿(はつしか)明博議員(?党、変わりまくって分からへん)もいるかもしれない。その他にもいろいろいる。
「疑わしきは被告人の利益に」は裁判の鉄則。ルールメーカーであり、弁護士、検事出身者などがゴロゴロいる国会議員に説くのは釈迦に説法。日頃「人権、人権」と言っている人たちが、万一「冤罪」ということを考えないのか?政治的な目的達成のためには「冤罪」もやむ得えないとでも思っているのだろうか?野党は国民を馬鹿にしている。アホにしか見えへんで!

尖閣諸島沖中国漁船衝突事件。菅内閣は、中国人船長の超法規的釈放を那覇地検の判断と嘘を発表。映像も全面公開を拒否。一色海上保安官が映像を流出させるまで国民は事実を知らされなかった。国民は覚えているよ。

週刊新潮18年4月26日号

しんぶん赤旗18年4月25日
「麻生氏は『事務方のトップが自身のセクハラ疑惑で辞任することになったのは、はなはだ遺憾』とセクハラによる引責だとしながら、福田氏の処分については『セクハラ疑惑の週刊誌報道だけで、セクハラがあったとして認定して処分するのはいかがなものか』…」と被害女性を侮辱する発言をしました」
麻生氏の発言は当然。週刊誌報道や編集された録音データのみで政府がセクハラ認定するわけにいかないのは当然。共産党も分かっていて、安倍内閣打倒という政治的目的の為にこのように書いていると思われる。

朝日新聞18年4月25日
政府の決定は妥当。一次資料の検証が第一。

15年3月27日テレビ朝日・報道ステーション 「I am not ABE」
私はこの時、たまたま報ステをながら見していてゾッとした。それ以前は古賀茂明さんの本なども読んでいたが、これ以降読む気がしなくなった。古賀さんの人格に疑問符がついた。
このすぐ後、古賀さんと一緒に番組を降ろされたプロデューサーが今回の女性記者Sさんの上司のMさん。Mさんの夫は朝日新聞の元政治部長Tさん。SさんMさん、その夫のTさん共に強烈な反安倍だという。「はめられた」という話が出てくる所以である。

朝日新聞18年3月11日書評
『老いぼれ記者魂 青山学院春木教授事件四十五年目の結末』
毎日新聞の記者であった著者の早瀬 圭一さんには心残りな事件があった。1973年月に青山学院大学の法学部教授の春木猛が教え子の女子学生を3度にわたって暴行した容疑で逮捕され、78年に懲役3年の実刑が確定した事件である。私は当時大学生であり、この事件をよく覚えている。春木教授は、紳士を絵にかいたような人であった。
事件の背景に地上げの帝王と春木に敵対する法学部教授の謀議があったらしい。著者は名簿屋を訪ねて元女子学生の電話番号を突き止め、44年後直接対話した。元女子学生(現在は60代半ばのはず)から真相は語られなかったが、女子学生は海外留学という目的のために金が必要だったらしい。春木教授は3人にはめられたのか?冤罪の疑いが極めて濃い事件。
ある人が混んだ電車に乗っていて、身に覚えがないのに、若い女性に「この人痴漢です!」と騒がれた。「僕は見た」という若い男性の目撃者も現れた。警察がいろいろ調べて、2人がつるんでいることが分かった。いわゆる美人局(つつもたせ)の一種だった。こういうこともある。

高松のサンフラワー通り。ハナミズキとツツジが咲いている。右側はスターバックス。

たまに行く喫茶店、珈蔵(かくら)の庭。
私の前の会社に趣味の合わない一派がいた。ために私は必要以上に関わらず、敬して遠ざけていた。ドンは確か湘南ボーイで一見親分肌のようであったが、意外と小心者で、評判を気にするようなところもあった。
彼らは猥談が好きで、男子校的なノリのいたずら好きであった。例えばこういうことをする。宴会で宴もたけなわのころ一派(5・6人)で写真を撮ろうということになって、前後2列になり、前の者の頭に後ろの者が浴衣(ゆかた)の間からいちもつを出して乗せ、「ちょんまげ!」とふざける。相手によってはセクハラともいえるが、パワハラとも言える。面白いと感じる人もいるかもしれない。
福田次官も、「うんこ」だとか「屁(へ)をこきたいんですが」とかも言っている。S記者はそれに対して「屁は、じゃあ向こうむいて、こいてもらえれば」と返している。
言葉遊び、おふざけ、はぐらかし、一種のコミュニケーションのつもりだったかもしれない(昔、中年の俳優が若い女性と浮気して、異文化コミュニケーションといい訳していたことがあった)。それにしても趣味の悪い、鬱陶しいオヤジー。
まず、オリジナルの音源を全体を通して聞くことから始めなければならない。一次資料をキチンと検証しよう!
別件であるが、働き方改革が言われていることでもあり、記者の「夜討ち朝駆け」はやめよう!お互いのためである。1日か2日早いだけで特ダネとは言わない。内容が伴わなければ。特ダネはそうそうあるものではない。まずは、事実をキチンと伝えてほしい。「新聞に大義は不要。事実がすべてだ」(長谷川煕さん)。
以上