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カルロス・ゴーンは下司(げす)である

カルロス・ゴーンは下司(げす)である
 カルロス・ゴーン氏
カルロス・ゴーンは下司(げす)である
 朝日新聞18年12月22日
 「特別背任容疑」が本命でしょう。半世紀以上の「日産ウオッチャー」である私から言わせると、これまでも書いてきたように、ゴーン氏はカリスマでも何でもない。それでも初期5年間の功績は認める。あとは、私利私欲のかたまり下司(*)!!

カルロス・ゴーンは下司(げす)である
 毎日新聞18年12月20日

 資金操作 「もう耐えられない」

 「もう耐えられない」
 マレー系英国人で英国人弁護士資格を持つ専務執行役員は今年5月、日本人幹部にそう打ち明けた。幹部が「全部話してくれ」と問い返すと、「……会長の資金操作があまりにもひどい」

 一旦重い口を開くと、そこからは日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)の巨額な報酬隠しや私的流用、自らの関与を告白し始めた。この告白が、半年後、ゴーン前会長の逮捕につながることになった。

カルロス・ゴーンは下司(げす)である
 毎日新聞18年12月20日

 グレッグ・ケリー前代表取締役にしても、日本にはほとんど不在で、日産の役員でも彼がどこで何をしているのか知らなかったという。その部下のマレー系英国人の専務執行役員は、「社内から『こんなに出世するとは思いもしなかった』と陰口をたたかれるほど重用されたのも、前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)とともに不正に関与してきたからだとみられる」。

 これは私の推測であるが、ゴーングレッグ・ケリー容疑者は頭のてっぺんから足の爪先までの悪党である。その部下の専務執行役員秘書室幹部は巻き込まれたものと思われる。良心的な人でも、徐々に徐々に巻き込まれて気づくと足抜けできなくなっているから注意が必要。このような悪党の部下になった人は気の毒である。上司は選べない。

 降格あるいは退職を強要される覚悟で今の仕事を外れるか、このマレー系英国人専務のように告発するか、アメリカのマティス国防長官のように辞表を叩きつけるしかない(現にゴーン氏に異を唱えた人たちは飛ばされたらしい)。それでも、北朝鮮のように高射機関砲で射殺され、死体を火炎放射器で焼かれるようなことはない。

 ケリー容疑者、マレー系英国人専務、秘書室幹部、その他ゴーン氏の私利私欲のために働いてきた人たちの人件費も日産持ちである。幹部なので年間数億円は超える。完全に会社を食い物にしている。ゴーン氏の罪は深い

カルロス・ゴーンは下司(げす)である
 週刊朝日18年12月28日号は「猫特集」。
 表紙が「猫」とか「ジャニーズ」とかだと雑誌がよく売れるらしい。この「ベーコン」は可愛いが、中身で勝負してほしい。

 編集部の要望にもかかわらず、田原総一朗さんが蹴飛ばしたのは痛快!みんながみんなひれ伏す姿はゾツとする。




 カルロス・ゴーンは下司(げす)である


 私がブログを始めた動機のひとつは、日本の司法制度や公務員制度に対する怒りがあった。

 初期のブログを見てもらえばそれが分かる。例えば、2011年3月3日のブログは「裁判がおかしい!!」、同3月4日は「司法がおかしい!!」。2010年10月30日は「高知白バイ事件」である。最近では2018年12月1日の「弁護士を信用するな!」がある(公務員制度については2011年2月11日「鹿児島県阿久根市(あくねし)問題から」が嚆矢(こうし))。

 法学は学生時代に少しかじった程度だが、普通の人と比べて、日本の司法に対して厳しい見方をしているといえると思う。

 それでも、元検事で、弁護士の郷原信郎(ごうはら・のぶお)さんのような見方には与(くみ)しない。

 元讀賣新聞経済部記者、元中央公論新社社長、元讀賣大阪本社社長の中村 仁(ひとし)さんの見方が素直に一番しっくりくる。

 私は今でも日本の司法には批判的であるが、それはそれとして、巨悪は眠らせるべきではない。パリ、オランダ、ブラジル、レバノン、アメリカ、サウジアラビアなど多国籍に渡る今回のようなケースは、グローバル時代の試金石である。大変ではあろうが、検察には頑張ってもらいたい。


 中村仁さんのブログをそのまま転載いたします。


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 問うべきはゴーンの経営モラルの全体像
  2018年12月22日 06:00 中村 仁
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 虚偽記載から特別背任罪

 日産自動車の前会長のゴーン被告が「保釈へ」の寸前、一転して特別背任の疑いで再逮捕という急展開を見せました。メディアに登場して、「虚偽記載という形式犯では、有罪に持ち込むのは無理」、「東京地裁の拘留延長の却下もその流れか」と強調していた論者たちは、どんな心境でしょうか。

 事件の核心は、一貫してゴーンの経営モラルの欠如のはずなのに、「虚偽記載の違法性は低い」とみた論者が多かったのか、地検特捜部の捜査手法が批判されたり、西川社長がゴーンに抵抗しなかった責任を問う声や、ルノー対日産の企業対決のほうがクローズアップされたりしてきました。


 事件に核心に迫れる特別背任

 虚偽記載の違法性の有無よりも、ビッグビジネスのトップとしての経営モラルのなさこそ問題にされるべきだと、私は思ってきました。私的な損失を日産につけかえて損害を与えた「会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕」のほうが罪は重く、ゴーン事件の核心に迫れるはずです。他にも簿外の子会社を使った高級住宅の購入会社経費の私的流用も問われ、全体像が明らかにされていくでしょう。

 不思議なことに、「日産の利益全体からみると、虚偽記載された報酬額、不正流用された資金や経費は大した金額ではなく、違法性を問うのは難しい」と、ゴーンを擁護するようなコメントが弁護士や検察OBから次々に流されました。「日産を救った恩人であるのに、微罪で逮捕するのか」と、ピント外れの指摘も聞かされてきました。

 西川広史社長に対し、「ゴーンにきちんと意見を申さず、言いなりになってきたことには重大な責任がある」との批判も聞かれます。会社を私物化し、独裁的な人事権を持ち、社外から英雄視されているカリスマ的な経営者に直言したどうなるか。左遷され、もっと服従する人物が起用されるばかりか、独裁的会長は証拠隠滅に手を染めたことでしょう。


 第三者委員会では限界

 会社に第三者委員会を作って真相解明に乗り出そうとしても、握りつぶされていたに違いない。司法取引で検察を中に引き込まなければ、事件の解明は無理だったでしょう。あくまでも事件の主役はゴーンであり、西川社長らはわき役もいいところでしょう。

 特別背任容疑は、08年のリーマンショック(国際金融危機、株価暴落)で受けた18億円の個人的な損失を日産に移し替えようとして、日産に損害を与えたこととされます。ゴーンによる不透明な会計操作(虚偽記載)の発端は、ひょっとしてリーマンショックであるかもしれません。後払いで受け取るはずの91億円の報酬も、取締役会の正式な手順を踏まず隠したことで、もらい損ねる可能性が高い。

 リーマンショック時の損失補填も問題でも、不思議な言説が飛び交いました。「時効(7年)になっているから事件化できまい」、「08年の円高(1㌦=87円)はその後の円安(最近は110円程度)で逆に為替差益が出て、損失は消えているはず」などです。事実関係は今後の捜査で解明されるでしょう。

 私が最も重視するのは、ゴーンの経営モラルのなさです。これまで伝えられた情報の多くが事実とすれば、日仏連合の世界的な自動車メーカーのトップにまで登りつめた成功者が法の精神を無視した振る舞いを続けた。前代未聞です。

 「社外取締役が機能しなかったゴーンに異を唱える人物もいなかった。ただし、会社全体で不正に走った東芝と違い、個人が私利私欲で暴走したケースだ」とみる小林喜光・経済同友会代表幹事の指摘は正しいと思います。

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 現在言われているのが、私的な投資で生じた損失を日産に付け替えて損害を与えた、日産との間で退任後に役員報酬を受け取るという文書を交わしていた(役員報酬の虚偽記載…金商法違反容疑)、会社の金で世界各地に高級住宅を購入させた、業務実態のない姉に年約10万ドルの支出をしていた、会社の金で娘が通う海外の大学へ寄付した、ベルサイユ宮殿での結婚式(再婚)などの費用を会社に出させた、などなどやりたい放題。

 また、それらを覆い隠すために、ケリー前代表取締役、その部下のマレー系英国人の専務執行役員、秘書室幹部などを昇進させ、私利私欲目的の為に利用した、などが挙げられる。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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