XaaS(ザース)の衝撃①

日経産業新聞2019年4月1日

日経産業新聞2019年4月1日
世界中のいろいろな企業・組織・団体がXaaS(ザース)に関わる。トヨタといえどもワンオブゼムに過ぎない。
しかも、恐らく趨勢はここ3年くらいで決まる。

ニューズウィーク日本版2019年4月2日号

日経新聞2019年4月3日
トヨタは仲間をつくるべく、HV(ハイブリッド)に関する特許約2万3千件を無償開放する。

富士経済による予測。
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朝日新聞2019年3月30日
佐川氏かどうかは分からないが、公文書改竄の責任者は刑務所に入れるべきである。重罪。

朝日新聞2019年4月4日
塚田一郎国土交通副大臣はクビが当然。信じられないバカ発言。
日経産業新聞2019年4月1日の該当記事を抜粋してご紹介します。
XaaS(ザース)の衝撃①
トヨタ転身「移動」を売る
危機感バネに車メーカーの先へ
海外先行 生存競争スピード勝負
世界に百年に一度の大変革が訪れている。あらゆるもの(X)がサービスとしてネット経由で提供される「XaaS」が主流になり、消費者の関心が所有から利用にシフトする。移動手段(モビリティ=M)のサービス化(MaaS)もそのひとつだ。急速に拡大する市場にトヨタ自動車も参入した。なぜトヨタはMaaSを主戦場の1つに定めたのか。
「出張のときに使ってみたら便利だった」。会社員の男性。福岡市で話題の「マイルート」というスマホアプリ。出発地と目的地を指定すると鉄道やタクシー、レンタサイクルなど複数の移動手段を組み合わせてルートと到着時間を表示、予約や料金の支払もアプリでできる。
マイルートはトヨタが西日本鉄道と組んで実証実験を始めたアプリだ。福岡市のタウン情報の提供企業など約10社の企業や団体と提携した。
「人が移動したくないポイントを減らし、移動したくなる仕掛けをつくる。両輪で移動の総量を増やすサービスにしたい」(トヨタ未来プロジェクト室室長代理)。
マイルートのような複数の交通の予約、決済を統合したサービスはⅯaaSの源流だ。フィンランドのスタートアップ企業ⅯaaSグローバルが世界に先駆け16年にサービスを開始し、ⅯaaSという言葉とともに世界に広がった。
市場150兆円規模
「『自動車をつくる会社』から、移動に関わるあらゆるサービスを提供する『モビリティ・カンパニー』にモデルチェンジする」(18年 トヨタの豊田章男社長)。
Pwcコンサルテイングの予測では、ⅯaaSの市場規模は30年までに米欧中で約150兆円に拡大する見通し。車産業とITとの融合が進む中、米グーグルた米アップルなど異業種との競争も激しくなっている。
自動車業界のビジネスモデルが大きく変わる中、将来も車メーカーが主役でいられる保証はない――。こうした危機感がトヨタを動かしている。
つづく