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「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後

 「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 毎日新聞18年11月10日

 会食の場で取引先による女性行員への「不適切な行為」(18年2月)を制止しなかったとして百十四銀行の渡邉智樹会長が突如辞任した件にはビックリした。あわせて、高松商工会議所・会頭、四国電力・社外取締役なども辞任。

 「セクハラの範疇を超えた行為を制止しなかった」のは勿論、「場を和らげるため」に取引とは全く関係のない女子社員をコンパニオン代わりに駆り出すこと自体不適切な行為。

 しかし、誰もが思うのは「誰がそんなことをしたんや?」

 私の知るかぎり、新聞では毎日新聞が最も詳しかった。それでも取引先名は書いていない

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 ZAITEN18年12月号表紙
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 ZAITEN18年12月号
 雑誌でがんばったのが「ZAITEN」(財界展望)。「羽織ゴロ」かと思っていたが、気骨をみせた。
 
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 選択18年12月号

 「選択」もがんばった。この種の雑誌は、自分が所属している社の媒体では書けない記者が副業的に書くことがある。

 「地元財界筋で密かに囁かれている件の取引先の名前が、合田(ごうだ)工務店――だ。高松市に本社を置く県内最大手のゼネコンで、百十四銀行がメーンバンク。東京にも『本店』を持ち、このところマンション建設などで実績を伸ばしている」

 「18年3月期の単体売上高は492億円強、営業利益は47.8億円」

 「率いているのは森田紘一社長。1944年生まれの74歳で、もう32年もトップに君臨している。県建設業協会の会長もつとめる業界の名士」

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 かがわ経済レポート18年12月15日号

 「高松商工会議所は…11月中旬に任期途中で会頭を辞任した渡邊智樹(百十四銀行相談役)の後の会頭に四国旅客鉄道(株)(JR四国)取締役会長の泉雅文氏が選任された」

 「先般、前会頭である渡邊氏と前副会頭の森田紘一氏((株)合田工務店代表取締役社長)がそろって辞任

 「渡邊氏は辞任の理由について、会食の場で取引先から女性行員に不適切な行為があったが、それを止めることができなかったためとしており、森田氏は『一身上の都合による』としている」

百十四銀行女子行員セクハラ事件
 百十四(ひゃくじゅうし)銀行・本店(中央公園から撮影)
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 合田工務店・高松本社(手前は中央通りのクスノキ)
百十四銀行女子行員セクハラ事件
 合田工務店建設現場

......................................以上は、2019年2月4日ブログ「百十四銀行女子行員セクハラ事件」から

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 四国新聞2019年3月27日

 四国新聞の記事。地元の新聞だと地元有力企業の差し障りのあることはなかなか書けない。この記事は百十四銀行が発表した内容のみ。それ以上でもそれ以下でもない。

 事情を知っている人のみ、「あぁ、あの件はこういう形で決着させたのか」と思うだけで、事情を知らないほとんどの人はスルーする。地元紙の宿痾(しゅくあ)

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 毎日新聞2019年3月28日

 毎日新聞の岩崎邦宏記者は、「渡辺氏は昨年10月、取引先との会食に出席した女性行員が取引先から不適切な行為を受けたのを制止できなかったとして代表取締役会長を退任。同11月に相談役に就いた」までは書いた。

「百十四銀行女子行員セクハラ事件」その後
 朝日新聞2019年4月2日

 朝日新聞の森下裕介記者は、「同行では昨年10月、取引先との会合に同席させた女性行員への不適切な行為を止められなかったとして、当時の渡辺会長が辞職し、同11月に相談役に就任していた」「また、総務部内にあったコンプライアンス法務室をコンプライアンス統括部に格上げした」と書いた。


 さすがに、「誰がそんなことをしたのか」までは書いていない。そこは雑誌の領分か?


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(感想・意見など)

 以前書いた、浪人時代、1年間アルバイトで地方新聞社で働いて、当時の編集局次長から「大学を終えて就職するときは訪ねてきて下さい」と言われたが、その道を選ばなかったのは、こういうことがあるからである(当時、何人かの記者からも聞いた)。

 2011年9月11日のブログ「地方紙を疑う」もみてください。同じようなもっと大きな問題です。


 それにしても、百十四銀行の渡邊元会長にしろ不適切な行為をした取引先の人物にしろ、30年~40年かけて今の地位に就いたはず。その間、いろいろなことがあったはずである。九仞(きゅうじん)の功を一簣(いっき)に欠くとはこのようなことを言うのであろううか(高い山を築くのに最後のもっこ一杯の土が足りないため完成しないこと。簣=もっこ…長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまうことのたとえ)。


以上


プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子、足立康史、竜崎伸也ほか多数。

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