朝日新聞の2度目の転機

朝日新聞の2度目の転機 産経14年11月23日 
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朝日新聞の2度目の転機

 (今日、インフルエンザの予防注射をしました)



 
 産経新聞11月23日「から(韓)くに便り」欄にお馴染みソウル駐在客員論説委員の黒田 勝弘さんが朝日新聞に関するコラムを書いている。抜粋してご紹介します。


 朝日新聞の2度目の転機

 韓国が以前、今の朴槿恵(パク・クネ)大統領の父の朴正熙(パク・チョンヒ)政権のころ、日本のマスコミは韓国から「韓国を独裁政権と批判しながらなぜ北朝鮮の独裁は批判しないのか」とよく非難された

 当時、日本では北朝鮮支持の朝鮮総連や韓国の反政府・野党勢力の主張が幅を利かし、その影響を強く受けていたからだ。

 背景には、過去の軍国主義日本を否定し、ソ連や中国などの社会主義や共産主義を新しい時代の理想とする戦後的な雰囲気があった。韓国・朝鮮に対しては昔、日本が支配したことを「申し訳なかった」とする〝贖罪意識〟が強かった。

 とくに北朝鮮に対しては「社会主義幻想と対外的贖罪意識」が重なり、腫れ物にさわるような尊敬と同情みたいな不思議な感じがあった。

 筆者も歴史的贖罪感から韓国・朝鮮に関心を持ちはじめた1人だから、これは実感でもある。

 そんな中で〝反共産主義〟の論調で知られた産経新聞はほぼ唯一、反共と経済発展でがんばる韓国を支持し北朝鮮には厳しかった。これに対し過去の日本に対する否定や「社会主義幻想と贖罪意識」が強かった朝日新聞は北朝鮮への同情と支持を惜しまなかった


 朝日は長い間、親・北朝鮮とみられてきただが、それが日本人拉致問題の表面化で大きく変化する。「北朝鮮がそんなことをするはずがない」という姿勢だった朝日も、拉致事件が事実として確認されることで北朝鮮報道を軌道修正せざるをえなかった

 それまでの朝日は、北朝鮮からの亡命者証言や脱北者が伝える北朝鮮の実態、さらには韓国の情報機関の北朝鮮情報などにはきわめて冷淡で、大きく報道することはなかった。

 大韓航空機爆破など北朝鮮のテロに対しても「北の犯行とされる」などと、微妙に断定を避けたあいまいな書き方が多かった。北朝鮮への遠慮・配慮からである。

 しかし拉致事件をきっかけに朝日は〝北朝鮮幻想〟から目覚めた。慰安婦問題での検証、訂正、おわびのような明確な態度変化の表明はなかったが、その後の北朝鮮報道はより客観的で厳しいものになった。脱北者の証言などもよく紹介されるようになった。


 今回の慰安婦誤報問題は朝日にとってそれに次ぐ第2の転換点だと思う。誤報の最大の原因は韓国・北朝鮮に対する過剰な贖罪意識である。被害者の主張はすべて正しく正義であり、加害者日本の主張は虚偽で悪であるという観点から、被害証言に過剰に肩入れした結果である。

 したがって第2の転換には「過剰な贖罪意識からの脱皮」が不可欠になる

 ただこの過剰な贖罪意識は歴史における日本悪者論というか過剰な日本否定論につながっている。したがって問題は韓国・朝鮮との関係を超えて日本の歴史をどう評価するかという話になってくる。いわゆる(朝日新聞の)〝反日的〟といわれる歴史認識だが、朝日新聞がその転換点にまで踏み出せるかどうか


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(感想・意見など)

 私は、1970年頃以降の歴史は分かる。確かに、朝日新聞、共同通信、岩波書店、NHKの一部、「進歩的文化人」などは黒田さんのいう通りであった。大学は8割そのような人が占めていた。社会党(今の社民党)などもまさにその通りであった。

 先日、土井たか子(おたかさん)が亡くなり、新聞・TVなどは憲法9条の守護神の如く悼むが、北朝鮮による日本人拉致問題を表面化しないよう抑え込もうともした。福島瑞穂などの一党も、慰安婦問題でありもしない慰安婦証言をでっちあげた。村山富市首相も、阪神淡路大震災の際、自衛隊の出動命令を逡巡した。それがなければ数十人の人が助かったと私は思っている。彼は一国を率いる指導者としての自覚のないまま、数十人を見殺しにした。


 黒田さんは、〝朝日新聞の2度目の転機〟を言うが、それは敗戦以降のことである。戦前、満洲事変以降、朝日は「軍国日本の魁(さきがけ)」となった。それにより新聞の売り上が3倍になったという。それいけどんどんである。ところが、敗戦後、180度手のひらを返した「社会主義幻想と贖罪意識」の塊かたまり)となった「だから日本はダメなんだ教」の総本山。極端から極端へ。朝日は間違ってばかり。


 私は自分のことをリベラル7:保守3くらいだと思っている。朝日新聞のことを〝リベラル〟という人がいるが、不思議でならない。リベラルの名折れである。とにかく、自分の主張に合うように事実をつまみ食いするのは止めてほしい。事実と価値判断を峻別して、事実の前に謙虚であってほしい価値判断は私がする。事実のみを伝えてほしい


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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