長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」

長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」
長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」
 長谷川さんは中国は7軍区に分裂すると言う。
長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」 (WAC)
長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」
 高松・紫雲山ハイキングコースの紅葉





 長谷川慶太郎さんの「中国崩壊」

 
 最近、長谷川慶太郎さんの本を2冊読んだ。『中国崩壊前夜』(東洋経済新報社)は14年5月発行、『2015年~世界の真実』(WAC)は14年7月発行の本である。内容はよく似ているが、読む値打は充分ある。

 長谷川さんは、ソ連崩壊の6年半前にそのことを予言した。ソ連崩壊の2年前にその植民地ともいうべき東ドイツが崩壊した。北朝鮮も東ドイツと同じ立場にあるという。

 中国はいま経済危機にある。中国にとって北朝鮮を抱えるメリットはほとんどない。北朝鮮には資源はほとんどない(その点ウイグルやチベットと異なる。この2国には大弾圧を加えて離すまいとしている)。逆に、中国は北朝鮮に「3つの50万トン」(石炭、原油、穀物)を無償援助していたほどである。北を見はなした方が中国は楽になる。いま北朝鮮が拉致問題などで日本にすり寄ってきている理由である。


 アメリカは、中国の自壊と内乱を想定し、着々と準備を整えているという。現在就役しているアメリカ海軍の原子力空母は6隻であるが、そのうちなんと3隻を東アジアに配備している。

 また、去年、アメリカはオスプレイを沖縄に強引に配備したが、これも中国崩壊を見据えた措置だという。オスプレイは足の長い飛行機で、中国が崩壊した時、中国全土に散らばっているアメリカ人の救出に使う予定だという。また、四川省に中国の核兵器の貯蔵施設と製造施設があるが、共産党が統治能力を失って国内が混乱したとき、海兵隊員と専門家を乗せて四川省まで行き、核兵器を処分するつもりだという。

 また、アメリカ国務省はアメリカ企業が中国に進出するときこうアドバイスするという。「中国に進出するのは差支えない。その際に大事なことはアメリカ人の駐在員をできるだけ置かないこと。アメリカに留学した経験を持つ中国人を雇えばいい」と。現実にいま、中国在住のアメリカ人は1万人程度に減っているという。対して日本人は14万人

 現在、日本政府が集団的自衛権の解釈を変更しようとしているのは、中国の崩壊を念頭に置いて、在留邦人の救出を想定しているからであるという。


 長谷川さんは中国は7軍区に分裂すると考えている。その際、短期的には大きなショックに見舞われる。日本の中国への投資はすべて失われる。約9兆円だという。小さくはないが、どうということはない。

 問題は中国にいる日本人。1万9千社、届け出ていない人も含めれば17万人になるという。長谷川さんのアドバイスは、住んでいるところに近い大都市を発着する国際航空会社のオープンチケットを買っておくこと

 中国へ出たいという日本の経営者に対しては、「アメリカに子会社をつくり、アメリカの子会社の名前で出ること。そうすればアメリカ政府がカバーしてくれる。日本の名前で出たら外務省はカバーしてくれない。中国に進出しないことが1番の対策。進出するのであれば可能な限り日本人を出さないこと」という。下手をすると、満蒙引揚げ時の悲劇の二の舞を演じかねない。


 また、『中国崩壊前夜』の最後に長谷川さんは言っているが、「中国の混乱と内戦には一切かかわってはいけない」。私も、先の大戦や中国史、コリア史を勉強して強く思うのは、島国で育った日本人が大陸に深くかかわるべきではないということ。大陸は底なし沼のようなもの。日本人は、その謀略性、残虐性、苛酷さ、自己本位性に絶対かなわない

 そのほかにも有益な情報が満載。ぜひお読み下さい。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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