北朝鮮の崩壊は時間の問題

北朝鮮の崩壊は時間の問題 四国14年12月8日
北朝鮮の崩壊は時間の問題
北朝鮮の崩壊は時間の問題 (WAC)
北朝鮮の崩壊は時間の問題 (講談社)
北朝鮮の崩壊は時間の問題 本津川・カモが増えている。




 
 北朝鮮の崩壊は時間の問題


 私は、5年以内に中国の今の体制が崩壊する可能性は3割程度だと思っているが、北朝鮮は8割くらいだと思っている。1つには、日本が万景峰(マンギョンボン)号の入港を禁止したり、密輸船の取り締まりを厳しくしたりして、日本からの資金と物資の流れを閉じていること(サラ金業界に対する締め付けもその一環ではないかと思っている)。もうひとつは、中国が北朝鮮を切り捨てにかかっていると思われることである。北朝鮮崩壊は、日本に大きな影響を与える可能性が高い。


 国際エコノミスト長谷川慶太郎さんの『中国崩壊前夜』と『2015年~世界の真実』から関連部分を以下に抜粋してご紹介します。

 
 北朝鮮に対して最も影響力を有するのは中国だ。「3つの50万トン」という言葉があるが、中国は北朝鮮に石炭、原油、穀物を各50万トンずつ無償で提供するという援助契約をしている。

 なぜ、中国は北朝鮮を切り捨てるのか。それは中国の経済危機が大きく関わっている。シャドーバンキングの破綻、理財商品のデフォルト(債務不履行)、金融危機、企業倒産の増大、失業者の増大…。環境悪化の深刻さもある。北朝鮮を支援する余裕などない

 興味深いのは鴨緑江を往き来する鉄道車両とトラックの数が減っていることだ。

 北朝鮮は、新疆ウイグルやチベットなどのように、豊富な資源があるわけでもない。実際、北朝鮮を手放せば中国は随分と楽になる。北東アジアにおいて国際的な緊張緩和が大きく進むというメリットもある


 2014年2月、米国のケリー国務長官が中国と韓国の2カ国を訪問したが、それは北朝鮮問題への対応を協議するためである。ケリー長官は、習近平に対しては「北朝鮮を投げ出さないでほしい」と説得し、朴槿恵に対しては「北朝鮮問題では日本との協力が不可欠になる。これ以上反日を続けることはやめなさい」とたしなめるために両国を急ぎ訪問した。

 ケリーが中国に「北朝鮮の現状維持」を強く望んだ意味は、アメリカは、朝鮮半島の情勢が急変することを歓迎しないということである。アメリカがもっとも危惧しているのが、軍の反乱やテロである。

 2014年3月に行われた日米韓首脳会議でのオバマ大統領の主眼は、北朝鮮崩壊に備えて日本が韓国に支援の態勢をとらなければ、韓国もやっていけないことを十分理解させることだった。


 2014年3月にハーグで核安全保障サミットが開かれたあと、朴槿恵はドイツを訪問してメルケル首相と会った朴槿恵はメルケルに「東西ドイツの統一に西ドイツはいくら金がかかりましたか」と尋ねている。これにメルケルは「20年で4兆ユーロ(1ユーロ=150円換算で600兆円)かかりました」と答え、「貴国が北朝鮮を吸収するには、ご自分の力だけでできると考えてはいけません。金がかかります。それを支援してくれるのは日本しかないですよ」とアドバイスした。これはぐうの音も出ないどころの騒ぎではない。


 日本では、李明博前大統領の竹島上陸や天皇への謝罪要求発言などがあって以来、一気に「嫌韓」を支持する声が大きくなっている。朴槿恵現大統領が「つげ口外交」をくり返していることもあって、「嫌韓」にいっそう拍車がかかっている。

 韓国には根強い左翼勢力があって、反日が表だって幅をきかせている。それゆえ、世論からの支持を得ようと思えば、どうしても「反日」を掲げるしか手はないのである(引用者注:各界各層に北朝鮮のスパイいわゆる草が1万人はいると言われている)。


 現在の韓国経済は、数年前の勢いがまったく感じられなくなっている中国が北朝鮮を放棄するような事態になれば、韓国経済は壊滅的な打撃を被る。困窮した北朝鮮国民の多くが、38度線を越えて韓国へとなだれ込んでくる

 韓国では、そのような事態に備えた「70日計画」というものを策定しているが、すべての道路は閉鎖され、人や物の往来は厳しく制限・管理される。まともな経済活動など行えるはずがない。韓国から資金がいっせいに引き揚げられ、ウォンは大暴落する

 1997年11月のウォン暴落の際には、日本の救済によって韓国は立ち直ることができた。当時、韓国は金大中が大統領で、日本は小渕恵三総理だった。小渕総理のところへ金大中大統領から「日本の助けが欲しい」という電話が来た「外貨が不足しているので、日本が持っている外貨準備のうちから100億㌦を至急韓国銀行に預託してもらいたい」と懇願された

 次の日、金大中大統領からの電話に「わかった。今回は協力しましょう」と回答し、「それで、いつから必要なのか」と尋ねたところ、「今日だ。いますぐにお願いしたい」とのことだった。日本が約束した100億㌦で、韓国経済は本当に救われた。それがなければ、韓国の貿易は決済できない状態に陥った。

 97年の危機は、IMF支援などというよりも、日本が助けたようなものである。それから1ヵ月以上おくれてIMFが出てきて救済という形を整えただけなのである。それまでのつなぎ期間は、すべて日本が支えてあげた。


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 (感想・意見など)

 97年のウォン暴落を日本が助けた話などは、日韓両国民に知らせるべきである何事も、事実から出発すべきである。余計な配慮はかえって事実を見えにくくし、事態をこじらせるだけである。

 そのほかにも日本は陰徳を積んでいる。元駐韓国大使・小倉和夫さんの書いた『秘録・日韓1兆円資金』の関連部分をご紹介します。


 1981年。韓国で発足したばかりの全斗煥政権が唐突に日本に対し巨額の経済協力を要請してきた

 「韓国は、自由陣営の要として、国家予算の35%を国防予算に費やしている。これは、韓国のためばかりでなく、自由陣営の国々、なかんずく日本のためになっている。韓国は、朴正熙大統領亡き後、大きな転換期にあって、種々の困難に直面している。ついては…防衛、経済協力をお願いしたい。年間20億㌦、向こう5年間、合計100億㌦(当時のレートで2兆2千億円)の資金を韓国へ提供願いたい

 無茶苦茶な要求であるが、その後すったもんだの交渉の末、訳の分からぬ1兆円を援助することになった。

 この事実も日韓のほとんどの人は知らない知らないまま多くの韓国人は「反日」を叫んでいる。いま、北朝鮮は日本にすり寄ってきている韓国の朴槿恵大統領も一時よりおとなしくなっている。韓国がどういう状況にあるか分かってきたのだろう。

 
 中国が北朝鮮を見限った際、どういう事態になるか?2千万人を超える餓死寸前の人たちが38度線や鴨緑江を超えて流民化する船に乗って日本や中国や台湾や香港、ロシアあたりに流れてくる。金正恩はスイスに亡命する。北朝鮮軍の暴発は主として米軍が抑えるだろう。ウォンは大暴落し、外資は韓国から一気に引き上げ、韓国経済は崩壊するその時、日本はどう対応する?


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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