『暴走する中国経済』

『暴走する中国経済』 (ビジネス社) 1620円
『暴走する中国経済』 日刊工業14年12月15日
『暴走する中国経済』 日経14年11月18日
『暴走する中国経済』 四国13年6月18日 
『暴走する中国経済』 日経13年6月22日
『暴走する中国経済』 産経12年10月27日
『暴走する中国経済』 産経13年8月15日
『暴走する中国経済』
 朝日13年9月5日、讀賣13年9月11日
 韓国全大統領152億円、盧元大統領240億円追徴。
『暴走する中国経済』 産経14年12月17日
『暴走する中国経済』 産経13年7月4日
『暴走する中国経済』 讀賣13年1月4日





 『暴走する中国経済』


 日刊工業新聞12月15日号「著者登場」欄に富士通総研主席研究員の柯 隆か・りゅう)さんが紹介されていた。『暴走する中国経済』(ビジネス社)の著者である。

 プロフィルは、94年名大院経済修士修了、長銀総合研究所入社、94年富士通総研入社。中国・南京市出身、51歳。

 抜粋してご紹介します。


 日中の認識の違いを理解

 ―執筆のきっかけは。

 「本屋に並んだ中国関連の書籍は『崩壊』や『脅威』といった極端な主張をするものが多い。冷静かつ客観的にチャイナリスクを語りたいと思った。リスクの中でも①マクロ経済の減速②共産党一党独裁③ホットマネーの国外逃避による金融危機の発生リスクに触れ、丁寧に書き込んだつもりだ」

 ―シャドーバンクの仕組みも分かりやすく描いています。

 「実際に数百万円をシャドーバンクに預けてみた。返金されないのではないかとハラハラしたが、5%の利子が付いて期日通りに元金が戻ってきた。この経験を通じてシャドーバンクが機能していることを学んだほか、知人でシャドーバンクの経営をしている者に話を聞くなどして理解を深めた」

 ―11月に2年半ぶりの日中首脳会談が実現しました。今後の日中関係の見通しは。

 「安倍晋三総理は『関係改善の第一歩』といているが、私は改善に向かっていないと思う。日中両国は互いの位置付け(ポジショニング)にズレがある。日本は、まさか中国が自国よりも経済規模が2倍になるとは想像していなかった。中国も、日本が集団的自衛権の行使容認に動くとは考えていなかった。互いに相手を軽く見ている」 

 「一方、これが米国と中国の関係だと話は別だ。米国は中国をきちんと分析できている。人権ではクギを刺すが、相手を怒らせるような失言は絶対にしない」

 ―日中はどうして認識のズレが生じてしまうのでしょうか。

 「日本の7-9月期の国内総生産(GDP)速報値が出た後、中国から複数の問い合わせがあった。『なぜ内閣府は首相の意向に沿って数値を高めに改ざんしなかったのか』と聞かれた。中国人は首相に力があれば、改ざんは簡単だと考える」 

 「一方、日本人は改ざんしようと思う発想が理解できないと考えるだろう。日本人と中国人は物事の捉え方が真逆だ。本来ならこうした認識の違いを理解し、政府へ助言できるシンクタンクが必要だが、日本は米国に比べてその機能がない。それが課題だ」  (大城麻木乃さん)


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 (感想・意見など) 


 日本人と中国人、コリア人とは全く異なる。いい悪い、好き嫌いではない。中国人自身でさえ困っている。

 1958年から1960年にかけて毛沢東が主導した愚かな「大躍進政策」で数千万人が餓死した。餓死者が相次いでいるにもかかわらず、各地の責任者は「大増産に成功した」と報告した。失敗したと報告したら何をされるか分かったものではない。

 中国で最も清廉だと慕われた朱鎔基首相は、「すべてがウソだ。ウソでないのは詐欺師だけ」と言った。

 現在の李克強首相は、中国のGDP統計を全く信用していないことで有名である。李克強指数と言われる「電力消費量」「鉄道輸送量」「銀行融資」の3つの指標により経済状況を分析しているという。

 元外交官の宮家(みやけ)邦彦さんは、『語られざる中国の結末』(PHP新書)の中で次のように言っている。 

 「中国では経済を含む森羅万象が政治的意味をもち、『政経分離』が不可能である。…政治(人治)が経済を定義する成功するビジネスマンは全員、基本的に『政商』であり、政治的感覚のない経済人は競争に勝てない」 

 中国では、政治権力とつながることでしか、富を得ることができない韓国もよく似ている。


 一方、幕末に日本を訪れた外国人は以下のように言っている。

 「彼らが認める唯一のもの。大君から大名、乞食から日雇いに至るまで共通な唯一のもの、それは法である」 (デンマーク人:E・スエンソン『江戸幕末滞在記』)

 「法は比類のないほど細分化されており、例のないほど一分の隙もない。皇帝も、日雇い人足も、誰でも法の支配に服している」 (ドイツ人:F・A・リュードルフ『グレタ号日本通商記』)

 日本は、明治になってから欧米に習って法治国家になったのではない。ずっとそれ以前からである。


 
 日本人と中国人、コリア人とはこれほど異なる。まずそれを認め、そこから出発すべきである。


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 早速昨日、いつもの宮脇書店に、柯 隆さんのこの本の取り寄せを依頼した。


以上

             

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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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