高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤

高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ 高知14年12月17日
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ (講談社)
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高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤ 週刊現代14年12月6日
高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤
 週刊ポスト、週刊現代 選挙予測大外れ!!




 
 高知県警の犯罪(?)…高知白バイ事件⑤


 私がかねてから強い関心を寄せてきた「高知白バイ事件」の高知地裁に対する再審請求が棄却された高知新聞12月17日の記事を抜粋してご紹介します。


 白バイ事故 再審棄却
 高知地裁 「証拠捏造は不可能」
 元運転手請求

 2006年3月、高知市春野町の国道56号でスクールバスと白バイが衝突し、白バイ隊員=当時(26)=が死亡した事故で、高知地裁は16日、業務上過失致死罪で禁固1年4月の実刑判決を受けた元バス運転手、片岡晴彦さん(60)の再審請求を棄却した。

 武田義徳裁判長は、片岡さん側が「警察官に現場で捏造された」と主張していたバスのスリップ痕について「衆人環視の下で捏造するのは不可能」と指摘。

 ネガフィルムの捏造に関する主張も退け、「(片岡さんが)バスを発進、進行させ、白バイに衝突させたという確定判決の事実認定に、合理的な疑いが生じないことは明らかだ」と認定した。

 再審請求で片岡さん側は、県警が撮影した事故現場の写真に関し、「スリップの痕跡は液体などにより人為的に偽造したと疑わざるを得ない」とする学識経験者の鑑定書などを提出。高知地検は「(スリップ痕の)周りに液体の痕跡はない」とする警察庁科学研究所(科警研)の技官らによる意見書などを提出していた。


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(感想・意見・私の見立てなど)

 この件についてはブログに何回も書いてきた。2011年10月30日の「高知白バイ事件①」の一部を以下に再録します。


 5・6年前まで、地方では、峠など信号があまりない広い道で、白バイがスピード違反の車を追いかけるでもなく、時速100㌔くらいで走っている姿を見かけることは珍しくもなかった。一種の訓練。実際、私も流れに乗って70㌔くらいで走っている時、ヒューンと白バイに追い抜かれたことが何回かある(60㌔制限の道でも70㌔で捕まることはなかった)。何もないならそれでよし。しかし、一旦事故となったら誰かの責任問題となる。

 確か亡くなった26歳の巡査長は、高知県警が白バイの日本一になった時の一員。遵法運転していたら、バスを発見してから、余裕をもって停止できたはず。多くの目撃者証言の通り、法律違反(暴走)をしたのは白バイである。軽トラックを60㌔程度で走らせていた男性の証言もある。「私の横をヒュンと追い抜いていった」。

 衝突したスクールバスには22人の仁淀(によど)中学生と3人の教師が乗っていたが、その多くが、衝突時バスは動いていなかったと証言している。「バスが停まっていたら、突然横から白いものが飛び込んできてぶつかった」。バスの後ろで自家用車で停まっていた仁淀中学校の校長も、同様な証言をしている。(その多くが裁判の結果に納得せず、運転手を支援する会に参加し、活動している)。

 事故の後、30人を超える警察官が集まってきた。普通の事故であれば、ありえない。その時に、バスの運転手を立ち会わせて、現場確認を行っていない。また、9ヵ月も経ってから起訴している。

 実は、この事件の少し前に、警察庁から公道での白バイ・パトカーなどの高速走行訓練の禁止通達が出ていたという。また、高知県警は、警察の裏金問題を各方面から厳しく追及されていた時期でもある。署長をしたら家が建つと言われていた。これ以上の失点は許されない

 白バイの巡査長に非があると認めると、巡査長の遺族は、公務上の公道での高速走行訓練中の事故であると提訴する可能性がある。
 警官に非があると認めると単なる死亡退職扱いとなり、公務災害となると二階級特進や退職金等々の扱いに天と地の差がでてくる。
 また、巡査長の直接の上司、機動隊長、交通部長、本部長などの責任が問われることになる。

 巡査長の暴走(高速走行)は交通機動隊の組織的な行為(公務)であり、命じた上司や先輩や仲間には罪悪感もある。遺族に出来るだけのことをしてやりたいとの集合的無意識も働く。

 
 そこで、責任はすべてバスの運転手(スケープゴート)にあったことにして、巡査長を殉職扱いにし、警部補に二階級特進、割増退職金、弔慰金などで遺族をなだめることにした。民事では、仁淀町が遺族に1億円を支払うことで和解。

 そのため、県警が証拠を捏造、事故の詳細を見届けることができない位置にいたにもかかわらず、先輩白バイ隊員に巡査長に有利なように偽証をさせた

 それに高知地検がのり、高知地裁(片多康)、高松高裁(柴田秀樹)、最高裁(津野修)のヒラメ裁判官がのった。

 高知地検の副検事が、目撃者の仁淀中学生の証言を捏造・偽造(言っていないこと、言ったことと違うことを書類にされた。自分のサインでない、など)したとの報道もある。

 裁判所は、弁護側の提出した証拠・証人を採用せず、明らかに警察・検察寄りの訴訟指揮をし、最初から結論ありきの裁判にみえる。

 弁護団、交通事故鑑定人による検証実験では、警察・検察の主張に反する結果が得られた。
・ブレーキ痕(警察・検察の証拠写真はタイヤ溝のない1㍍以上ののっぺりした痕→数十㌢のタイヤ溝のある痕ができた)
・ブレーキ時のショック(警察・検察の主張通りに運転すると相当のショックがあるが、当時バスに乗っていた誰もがそのようなショックを感じていなかったことが確認された)など。

 この件に限らず、おかしな裁判が多すぎる官尊民卑。日本では刑事裁判の有罪率は99.9%。無罪判決が多かったり、じっくり時間をかけて取り組む裁判官は、昇進・昇給・赴任地(ドサ回り)などで不利な扱いを受ける。そのためヒラメ裁判官冤罪裁判官が量産される。

 検察官については、厚労省の村木さん事件で有名になったが、私はすでに検察官による証拠の改竄、捏造、検察に不利な証拠隠し、裏金などについては学習ずみであったので、特には驚かなかった。十分あり得る話である。

 高知白バイ事件は、そもそも白バイが暴走しなかったらあり得なかった事件。普通の人が乗っていたバイクであれば、単なるバイクの暴走で片づけられた事件。よく似た事件に、愛媛白バイ事件がある(インターネットで「高知白バイ事件」「愛媛白バイ事件」で検索してみて下さい)。相手が警察であるためにややこしくなった

 われわれが税金で養っている官がかばい合い、民に責任をなすりつけた事件である

 もしわが身に起こったら、警察・検察・裁判所が中立的な存在だとは間違っても考えないこと!!自分で証拠写真を何十枚も撮り、可能ならば録音・録画し、複数の目撃者を捜して住所・氏名・電話番号などを教えてもらって控え、できれば第三者にも証拠写真を撮ってもらおう。


以上


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プロフィール

teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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