アメリカの転職事情

アメリカの転職事情 四国15年2月27日
アメリカの転職事情 サンデー毎日15年3月1日号(橋本政明さん)
 深谷ネギを食べるニホンザル。風邪を引きにくくなるという。





 アメリカの転職事情


 四国新聞2月27日号「おしゃべり地球カフェ」欄は、東かがわ市出身で米・アトランタ在住の苫澤 久美子さん。ご紹介します。


 平均4年半の経験を積む


 今年1月、私は転職をしました。そこで、アメリカの転職事情を紹介したいと思います。

 アメリカでは平均勤続年数は4年半と言われています。ひとつの会社内で役職が順当に上がっていき、給与が勤続年数や年齢に応じて上がるのを待つのではなく、経験を積んで、その経験をもとに給与が良くて役職も上の会社に転職をする人が多いようです。

 もしくは、マネージャーへ昇進するのを待って、昇進した途端に条件の良い新しい職場に移ることも、珍しい話ではありません。アメリカでは能力と経験に応じて給与が決まるので、勤続年数や年齢は重要ではないと考えられています。

 アメリカでは転職先が決まると、社員は辞める2週間前に会社へ辞表を出すのが一般的です。2週間前なのは、アメリカの給与が2週間ごとに支払われることと関係があるように思います。

 2週間前に辞表を出しても会社が受理しないのでは?と思われるかもしれませんが、アメリカでは会社は雇用人をいつでも解雇できる代わりに、社員はいつでも会社を辞められます。これを「At Will employment(アット ウィル エンプロイメント)」と呼びます。

 会社が給与や待遇を良くして社員を引き止めることもありますが、あくまで辞める社員の意思と転職先の都合などが優先され、現職場とは話し合いで円満に退職日や引き継ぎ事項を決めることが一般的なようです。

 余談ですが、アメリカでは寿退社という概念はないようです。さらに、出産を控えていても出産1週間前まで働いている人も少なくなく、私の会社では産休のため仕事を休職したその日の夜に出産した方もいました。

 ともあれ、転職や退職の理由はどうであろうと、円満に退社して次の会社で心機一転頑張ろうと誓うのは万国共通かと思います。


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(感想・意見など)

 アメリカは、日本から見たら、極端と言えば極端である。しかし、何事にもメリットもあればデメリットもある。欧米の年金支給開始年齢は67~68歳が一般的。日本は65歳になったが、今後徐々に70歳に近づくと思われる。そうなると、これだけ変化の激しい時代に、50年間前後働かなければならなくなる。

 終身雇用ということで、一つの会社に50年間もの雇用を義務づけることは無茶である。非正規職が増える一つの理由ともなっている。若い人たちがわりを食っている。格差がどんどん拡大している。もっと柔軟にして、金銭補償を条件に、解雇しやすくすべきである。国は、再訓練にもっと力を入れる必要がある。個人には、それなりの覚悟がいる。


以上



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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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