戦後70年 大空襲

戦後70年 大空襲
 産経15年3月8日
戦後70年 大空襲
戦後70年 大空襲
 産経15年3月3日
戦後70年 大空襲
 産経15年1月12日




 戦後70年 大空襲


 私の母は、昭和20年に小豆島で小学校の教員をしていた。昭和20年春に父(私の祖父)が亡くなり、高松市の中心部で母(私の祖母)が独りで住んでいた。小豆島から対岸の岡山が米軍の空襲で燃え上がるのが見え、高松市の小学校への転任を願い出た。それは認められ、高松に2人で住んだ。7月4日の真夜中にB29爆撃機116機による空襲があり、2人で松島町の塩田に逃げた。市街地の8割が焼け、親戚の寺に身を寄せたという。

 母の友人の1人は、物干しにいたところ艦載機(グラマン)に機銃掃射され亡くなった。もう1人は、田んぼを歩いていたところ、艦載機に銃撃され逃げまどった。20歳そこそこの女性で、明らかに民間人である。全国にこういう話はゴマンとある。

 私の父は3度応召し、昭和20年には岩国の山をくりぬいた軍需工場で働いていた。8月6日に山の中にまで閃光が走った。やがて、広島に新型爆弾が落とされ全滅したという話が入り、広島に母(私の祖母)が住んでいたため翌日休暇をもらい、広島中を歩き回ったという。母(私の祖母)は無事であったが、そのせいか父は中年以降内臓を次々やられ、本人も大変であったが、家族も苦労した。


 東京大空襲では10万人以上が亡くなり、広島原爆では14万人長崎原爆では7万人以上が亡くなった。原爆でおよそ21万人、原爆以外で20万人以上、合計41万人以上が米軍の空襲によって亡くなった


 産経新聞15年1月12日政治部編集委員の阿比留 瑠比あびる・るい)さんのコラムを抜粋してご紹介します。


 米国の傲慢な歴史修正


 戦後70周年を迎える平成27(2015)年は、歴史認識をめぐる「歴史戦」の年になる。米紙ニューヨーク・タイムズなどは早速、日本の保守勢力に「歴史修正主義」のレッテルを貼ってきたが、戦勝国の立場にあぐらをかき、歴史を修正してきたのはどちらか――。

 約10万人が死亡した東京大空襲は、非戦闘員の殺傷を目的としており、もとより国際法違反である。米田健三・元内閣府副大臣の調査によると、東京大空襲の「作戦任務」の目標は、軍事施設ではなく「東京市街地」と明記されている。最初から一般住民を標的にしていたことは明らかなのだ。

 また、東京大空襲・戦災資料センターが東京都から寄贈された被害者の名簿3万人分のうち、年齢が分かる人について調べた結果がこの空襲の性質を表している。

 それによると、被害者の年齢層で最も多いのは0~9歳の20%で、次いで10~19歳の18%だった。実に40%近くが未成年だったのである。これは通常の戦争遂行行為ではなく、米軍による子供の大量虐殺(ジェノイサイド)にほかならない。

 しかも米国は戦後、こうした自らの罪を日本人の目から隠そうとした。明星大戦後教育史研究センターの勝岡寛次氏の著書「抹殺された大東亜戦争 米軍占領下の検閲が歪めたもの」(明成社)よると、連合軍総司令部(GHQ)は検閲で、例えば米軍の東京大空襲での国際法違反行為を指摘したこんな文章を削除した。

 「無辜の一般市民に対して行へる無差別的爆撃、都市村邑(そんゆう)の病院、学校、その他文化的保護建物の無斟酌の破壊、病院船に対する砲爆撃等、計へ来らば例を挙ぐるの煩に堪へぬほど多々あった」(信夫淳平氏「我国に於ける国際法の前途」)

 「米国は原子爆弾と中小都市焼爆で日本全土を荒廃し数百万人の非戦闘員を殺傷せしめた」(石原完爾氏・宗徳和氏対談「満洲事変の真相」)

 米国は、自分に都合の悪い歴史は堂々と修正し、歴史から抹殺しようとしてきたのである。当時、日本に対する空襲について「史上最も冷酷、野蛮な非戦闘員殺戮の一つ」(ボナー・フェラーズ准将)と自覚していたのは間違いない。

 焼夷弾を使用した夜間無差別爆撃に踏み切ったカーチス・ルメイ少将の下で、作戦計画作成に当たったロバート・マクナマラ元国防長官は記録映画「フォッグ・オブ・ウォー」(2003年公開)の中でこう赤裸々に証言している。

 「ルメイも私も戦争犯罪を行ったのだ。もし、負けていればだ」


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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