日本の将来は悲観的…リー・クアンユー氏のご託宣

リー・クアンユー氏のご託宣
 ①四国新聞15年3月24日
リー・クアンユー氏のご託宣
 ②日本の人口推移グラフ
リー・クアンユー氏のご託宣



 
 日本の将来は悲観的…リー・クアンユー氏のご託宣


 シンガポールイギリスの植民地であった。1942年には日本が支配し軍政を敷いた(昭南島)。その時リー・クアンユー氏は18歳。日本統治下の3年半で彼は政治を学んだ。

 1963年マレーシア連邦発足に伴い、連邦の州首相に就任したが、マレー系優遇政策を進める政権との対立が深まり、65年8月連邦を追われる形で中華系を中心にシンガポール共和国として独立。

 何もない東京23区程度の広さの場所に都市国家をつくった。そのとき手本となったのは日本である。反共親米の外交路線を取りながら、民主主義や人権のような欧米的な価値観よりも、「社会の安定」や「経済成長」を重視した独自の「アジア的価値観」にもとづき、強権的に「開発独裁」をすすめていった。

 いまやシンガポールは、国民1人当たりの国内総生産では5万5千㌦と日本(4万㌦)を大きく上回る、世界屈指の富裕国に成長している。人口500数十万人だけに小回りが効く。

 その国父ともいうべきリー・クアンユー氏は先日91歳で亡くなったが、「人口統計は人々の運命を左右する」が持論であった。晩年は、出生率の低下に悩むシンガポールの人口問題の深刻さを国民に説いた。その際は、必ず反面教師として日本の「失敗」を引き合いに出した

 最近の著書では、日本には最先端技術があり教育水準も高いが、人口問題はそれを「やがて帳消しにしてしまうだろう」と予測日本の将来について「悲観的だ」とご託宣


 人口予測は、政治や経済の予測と比べて著しく精度が高い②の写真を見ていただきたい。いまのままだと、このグラフの通りになる。「老年人口」はあまり減らない。「生産年齢人口」と「年少人口」は急激に減っていく。今後、衰退の一途である。

 今後できるだけ早く、よほど思い切った「戦力の集中投入」をしない限り、リー・クアンユー氏のご託宣通り、日本の将来は「悲観的」なことは明白


 日本は25年前の「1.57ショック」以降、「戦力の逐次投入」で失敗ばかりしている。2度と同じ過ちを繰り返すべきではない!!!


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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