『岡田英弘(ひでひろ)著作集』

岡田英弘(ひでひろ)著作集
 ⅡとⅢ(藤原書店)@5千円強
岡田英弘(ひでひろ)著作集
 左:ちくま文庫、右:文春新書
『岡田英弘(ひでひろ)著作集』
 モンゴル帝国の発展と分裂
 シナの元朝はモンゴル帝国の一部に過ぎなかった。
岡田英弘(ひでひろ)著作集
 今、庭にたくさん咲いている花。名前は知らない。





 『岡田英弘(ひでひろ)著作集』


 岡田先生の著作を読んでみようと、バラバラに『読む年表 中国の歴史』(WAC)、『日本史の誕生』(ちくま文庫)、『歴史とはなにか』(文春新書)と1冊ずつ買ったが、方針を変えることにした。『岡田英弘著作集』を一旦ざっと読んでみることにした。

 著作集のⅥ「東アジア史の実像」は先日購入した。消費税込み5940円。550ページほどある。香川県立図書館に行ってみた。図書館にはⅠ「歴史とは何か」~Ⅴ「現代中国の見方」まである。ただし、Ⅰは誰か借り出していたので予約し、Ⅱ「世界史とは何か」とⅢ「日本とは何か」を借りてきた。

 一旦ざっと読んで、気に入れば購入するつもりである。さーぁ読むぞッ!


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(追記)

 既に岡田史観を知っている人にはどうということはないだろうが、初めての人には衝撃的だと思われる。今まで習った歴史とは全く異なる。なぜか漢字学者の白川静(しずか)先生を連想した。その独創性を知ってもらうために、著作集Ⅱ「世界史とは何か」のカバーそで部分に書かれた文章を以下に引用する。


 中央ユーラシアとは何か?

 チンギス・ハーン(在位1206~1227)の孫の時代までに、モンゴル軍の行動範囲は、東北方ではサハリン、東方では日本の九州、東南方ではジャワ島、南方ではインダス河、西南方ではパレスティナ、西方ではポーランド、ハンガリー、アドリア海岸にまで及んだ。

 モンゴルの軍事力がユーラシア大陸の東西を結ぶ交通路の安全を保証したので、前例を見ない広域の経済圏が実現した。元朝は世界史上最初の不換紙幣を発行した。シナで11世紀に芽生えた世界最初の資本主義経済が、モンゴル帝国時代に入って西方に波及し、13世紀のヴェネツィアにヨーロッパ最初の銀行が誕生している。

 中央ユーラシアの諸種族は、繰り返す移動の波によって、周辺の文明の運命を決定し、続いてモンゴル帝国に結集して、最終的に現在の中国とロシアを生み出した。これに対してモンゴル帝国に統合されなかった日本では、14世紀に倭寇が発生し、西部ヨーロッパでは少し遅れて15世紀に大航海時代に入り、これが16世紀に合流した結果、生み出されたものが、現在の世界の三大資本主義経済、日本とアメリカとヨーロッパ共同体(EU)である。こうした現在の世界情勢を理解するには、中央ユーラシアの歴史からの視点が不可欠である。


以上


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teccyan88

Author:teccyan88
団塊の世代(♂)。うどん県高松市生まれ。大学は京都。20数年の会社員生活(四国各地・東京・広島・福岡勤務、主として経営管理・企画畑を歩む)の後、早期退職しUターン。専門学校(3年)ののち自営業。
趣味:読書、水泳、水中ウォーキング。
尊敬する人(敬称略):空海、緒方洪庵、勝海舟、大久保利通、司馬遼太郎、盛田昭夫、小倉昌男、佐々木常夫、西原理恵子ほか多数。

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